Tag Archive for 嘉目真木子

【ゲネプロレポート】東京二期会《メリー・ウィドー》新制作

 11月25日、東京二期会のオペレッタ《メリー・ウィドー》が開幕した。オペレッタ公演は東京二期会の「柱」のひとつであり、《メリー・ウィドー》は《こうもり》に次いで上演回数が多い人気演目だが、今回は令和の時代にふさわしい新制作の舞台だ。11月26日、28日に出演する宮本益光&腰越満美組の最終総稽古(ゲネラル・プローベ)を…

演出家・田尾下 哲がオペラ《セヴィリアの理髪師の結婚》映像配信について語る(2)

 ロッシーニ《セヴィリアの理髪師》とモーツァルト《フィガロの結婚》を繋いでひとつの作品にする、という田尾下哲シアターカンパニーによる《セヴィリアの理髪師の結婚》。そもそも田尾下がこのアイディアを思いついたのには、どんな理由があったのだろうか。 「僕は師であるミヒャエル・ハンペから、オペラの演出をする際には必ず原作を研究…

演出家・田尾下 哲がオペラ《セヴィリアの理髪師の結婚》映像配信について語る(1)

 2016年に初演、翌17年に再演を行った田尾下哲シアターカンパニーによる《セヴィリアの理髪師の結婚》。ボーマルシェの連作小説に基づくロッシーニ《セヴィリアの理髪師》とモーツァルト《フィガロの結婚》をひとつなぎにしたオリジナルストーリーは大好評を博した。この4月には再々演が予定されていたのだが、新型コロナウイルス感染拡…

大友直人(指揮) 東京交響楽団

「源氏物語」とシベリウスが合流し広がる世界  映画で、ドラマで、教養番組で、CMで、私たちは千住明のあまたの音楽を耳にしてきた。映像の意図に的確な音を与え奥行をぐんと作り出す仕事には、場面に見合った表現をオーケストラで構築する才能、耳から心へとすっと届くしゃれた旋律を生み出す才能、言葉のもつ抑揚をメロディへと具現化する…

【GPレポート】グランドオペラ共同制作《カルメン》が開幕!

 神奈川県民ホールを皮切りに、愛知県芸術劇場、札幌文化芸術劇場 hitaruで上演されるグランドオペラ共同制作《カルメン》。舞台をアメリカのショービジネスの世界に置き換えたプロダクション。  本公演を前に18日に行われたアグンダ・クラエワ組のゲネプロ(最終総稽古)を取材した。 (2019.10/17 神奈川県民ホール …

加藤のぞみ(メゾソプラノ)

スペインを拠点に活躍する期待のメゾが満を持して望む「一番歌いたかった役」  目力が強い。ドン・ホセを射落としたカルメンのそれと重なって見える。加藤のぞみの、いま活躍するオペラの本場での訴求力や、意志の強さの表れに違いないが、漂う色香と相まって、自ずと《カルメン》への期待にもつながる。  スペインやイタリアでの活躍は聞い…

〈エスポワール シリーズ 12〉Vol.1― 日本歌曲 嘉目真木子(ソプラノ)

人気シリーズに歌手が初登場! 声の魅力で迫る  オープン2年目から始まった〈エスポワール シリーズ〉は、「若手の発掘・育成」というトッパンホールのコンセプトをもっともよく反映した企画である。今後の活躍が期待される若手演奏家とホールが、共同で企画して全3回のコンサートを行う。これまでに同シリーズに登場したアーティストには…

ファンタスティック・ガラコンサート 2018

フランス感満載のオペラとバレエで、粋に年忘れ  年末恒例、神奈川県民ホールで開催される「ファンタスティック・ガラコンサート」。今年で13回目を迎え、日本を代表する音楽家とバレエダンサーが共演する、華やかで贅沢なコンサートである。今年のテーマは、フランス。「日仏交流160周年」を記念して、フランスを舞台にした作品や同国の…

【ゲネプロレポート】NISSAY OPERA 2018《コジ・ファン・トゥッテ》

 2012年《フィガロの結婚》、15年《ドン・ジョヴァンニ》で話題を呼んだ広上淳一(指揮)と菅尾友(演出)のコンビが、みたび日生劇場に登場、11月9日に《コジ・ファン・トゥッテ》が開幕した。  去る11月7日に行われた嘉目真木子組のゲネプロ(GP・最終総稽古)を取材した。 (2018.11/7 日生劇場 撮影:寺司正彦…

演出家・菅尾友が語る、NISSAY OPERA 2018《コジ・ファン・トゥッテ》

 日生劇場で11月9日に開幕する、モーツァルトのオペラ《コジ・ファン・トゥッテ》(日生劇場開場55周年記念公演/NISSAY OPERA 2018 モーツァルト・シリーズ/ニッセイ名作シリーズ。一般公演は11月10日、11日)。2012年《フィガロの結婚》、15年《ドン・ジョヴァンニ》でも演出をてがけた菅尾友による「ダ…