Tag Archive for 加藤宏隆

東西で夏の“オペラ競演”

 7月18日から22日まで東京・上野の東京文化会館では、東京二期会がウェーバーの歌劇《魔弾の射手》を上演しているが、ほぼ同時期となる7月20日から29日まで、兵庫・西宮の兵庫県立芸術文化センターでも同作品が上演されている。  東京二期会はハンブルク州立歌劇場との共同制作で、鬼才ペーター・コンヴィチュニーの演出によるもの…

嘉目真木子(ソプラノ)

若きディーヴァが《金閣寺》と《魔弾の射手》でみせる新境地  佐藤しのぶ、佐々木典子ら、東京二期会に連綿と続く名歌手の系譜に加わるであろう期待のソプラノ、嘉目真木子。いま最も輝いているオペラ歌手の一人だ。小さいときから歌が好きで、小学2年生でオペラに目覚めたというから驚きだ。 「最初の出会いは大分県民オペラ協会の《魔笛》…

曽我大介(指揮) ルーマニア・ブラショフ・フィルハーモニー交響楽団

四半世紀ぶりにルーマニアの名門楽団が再来日!  約140年という長い歴史と独特の豊饒なサウンドを併せ持ち、リヒャルト・シュトラウスら数々の名匠が指揮台に立ってきた東欧の名門オーケストラ、ルーマニア・ブラショフ・フィルハーモニー交響楽団が来日。彼らとゆかりが深い曽我大介のタクトのもと、ベートーヴェンやモーツァルト、ドヴォ…

日生劇場がオペラ《ルサルカ》関連イベントを無料開催

 今年11月、日生劇場で山田和樹指揮、宮城聰演出によるNISSAYOPERA2017オペラ《ルサルカ》が上演される。  本公演に先がけ、同劇場では関連コンサートとレクチャーを行う。  第1弾は6月14日(水)、「オペラ・オードブル・コンサートvol.5月に寄せる歌」と題し、オペラ公演でルサルカ役を歌う田崎尚美らによる無…

川瀬賢太郎(指揮)

東京では初の古典的オペラに挑む若きマエストロ  20代から類い稀な活躍を続ける川瀬賢太郎は、今年11月、日生劇場でモーツァルトの《後宮からの逃走》を指揮する。彼は、2012年に細川俊夫の《班女》広島公演でオペラデビュー後、細川の《大鴉》をアムステルダム、東京、広島で、細川の《リアの物語》とモーツァルトの《フィガロの結婚…

宮本亜門版《魔笛》が開幕〜東京二期会&リンツ州立劇場共同制作

 本日から東京文化会館で上演される東京二期会とリンツ州立劇場の共同制作、オペラ《魔笛》。  主人公のひとりである王子タミーノが「魔法の笛」の力を借りて、いくつもの試練を乗り越えるというストーリーは、どこかRPG(ロールプレイングゲーム)を想わせるところがあります。  それならば、いっその事、RPGとして演出してしまおう…

宮本亜門(演出)

《魔笛》には何よりもモーツァルトの人類への愛情を感じます  ミュージカルを始め、オペラ、演劇、歌舞伎と国内外で幅広いジャンルの作品を手掛け、日本を代表する舞台演出家のひとりである宮本亜門。東京二期会ともこれまで4作品でコラボを重ね、いずれも高い評価を集めてきた。  「ダ・ポンテ三部作」に続いてモーツァルトでは4作目とな…

グラミー賞オペラ《アイナダマール》が日本初演、日生劇場で15,16日

日生劇場で毎年開催されている『NISSAY OPERA(ニッセイオペラ)』。今年はアルゼンチンの作曲家ゴリホフの《アイナダマール》を日本初演する。15、16日の本公演に先立ち、12日から14日までの3日間、「ニッセイ名作鑑賞教室」として、中学・高校生向けに同演目が上演されている。うち13日の公演では、15日のキャスト(…

東京二期会《ドン・カルロ》ゲネプロ・レポートvol.2

 2月19日・20日・22日・23日に上演される、東京二期会《ドン・カルロ》のゲネラルプローベ(GP・最終総稽古)が15日と16日に行われました。  《ドン・カルロ》は、ヴェルディの円熟期である52歳の時の作品で、最高傑作のひとつとされる大作です。壮大な歴史が描かれながら、登場人物の複雑な人間関係によるドラマが展開され…

東京二期会《ドン・カルロ》ゲネプロ・レポートvol.1

 2月19日・20日・22日・23日に上演される、東京二期会《ドン・カルロ》のゲネラルプローベ(GP・最終総稽古)が15日と16日に行われました。  《ドン・カルロ》は、ヴェルディの円熟期である52歳の時の作品で、最高傑作のひとつとされる大作です。壮大な歴史が描かれながら、登場人物の複雑な人間関係によるドラマが展開され…