Tag Archive for 佐藤正浩

粟國 淳(演出)

「存在の耐えられない苦しさ」こそヴィオレッタの悲劇の核心  イタリアの精神を知り尽くした粟國淳だから、《ラ・トラヴィアータ(椿姫)》はすでに何度も手がけているかと思えば、意外にも、「装置も衣裳もゼロから作るのは初めてなんです」という返答であった。だが、それは創造にとっては好都合な状況だと言えそうだ。 「藤原歌劇団は《ラ…

小山由美 メゾソプラノ リサイタル

世界で活躍するメゾが歌う20世紀の傑作歌曲  ドイツ・シュトゥットガルト在住、ヨーロッパや日本国内の第一線で活躍するメゾソプラノ小山由美が、Hakuju Hallでリサイタルを開催する。小山は2016年に同ホールの「ワンダフル one アワー」シリーズに登場、「悪女」をテーマにイタリア、フランス、ロシアのオペラにおける…

佐藤正浩(指揮)& 鷲尾麻衣(ソプラノ)

ビゼーのエキゾチックな傑作オペラにチャレンジ!  《カルメン》で名高いビゼーは、異国情緒の表現も得意な天才作曲家。パリで初めて上演した《真珠とり》も、インド洋の大自然と男の篤い友情を描いた名作オペラであり、近年ではテノールのアリア〈耳に残るは君の歌声〉が映画で使われ話題を呼んだ。  今回は来年2月に東京芸術劇場のコンサ…

小山由美(メゾソプラノ)

“悪女のアリア”で酔わせます  自然に響くしなやかな声。バイロイト音楽祭はじめヨーロッパの歌劇場で豊富な実績を持つメゾソプラノ小山由美の、オペラ・アリアによるリサイタルは「悪女」がテーマ。 「メゾって、悪女かズボン役。どちらかですよね。ソプラノが歌うような夢見る純粋な乙女の役はほとんどないです。だから私のイメージも完全…

東京芸術劇場コンサートオペラ vol.3 サン=サーンス《サムソンとデリラ》(演奏会形式)

理想的なキャスティングで贈るフランス・オペラの傑作  バルトーク《青ひげ公の城》、ヴェルディ《ドン・カルロス》(フランス語 全5幕版・日本初演)に続く、『東京芸術劇場コンサートオペラ』第3弾は、サン=サーンスの《サムソンとデリラ》(演奏会形式)。フランスを代表する名作オペラの一つだ。ヘブライ人の怪力の英雄サムソンはペリ…

指揮者の井上道義さん、がんを克服、11日の鎌倉で活動再開へ!

 咽頭がん治療のため、4月半ばから演奏活動を休止していた指揮者の井上道義さん(67・オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督、大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者)が10月11日(土)からの演奏活動復帰を前に2日、東京芸術劇場で記者会見を行った。  会見場所はコンサートホールのステージ上。天井からは、病床のマエストロに…