Tag Archive for 二期会合唱団

【ゲネプロレポート】東京二期会《サムソンとデリラ》

 東京二期会が2021年に放つオペラ第1弾は、サン=サーンスの《サムソンとデリラ》。当初20年4月に上演を予定していたが、コロナ禍の影響で21年1月に延期となっていた公演だ。奇しくも今年はサン=サーンスの没後100年。その記念公演でもある。 公演に先立ち1月5日に行われた福井敬、池田香織組の最終総稽古を取材した。 (2…

【ゲネプロレポート】東京二期会《メリー・ウィドー》新制作

 11月25日、東京二期会のオペレッタ《メリー・ウィドー》が開幕した。オペレッタ公演は東京二期会の「柱」のひとつであり、《メリー・ウィドー》は《こうもり》に次いで上演回数が多い人気演目だが、今回は令和の時代にふさわしい新制作の舞台だ。11月26日、28日に出演する宮本益光&腰越満美組の最終総稽古(ゲネラル・プローベ)を…

【ゲネプロレポート】グランドオペラ共同制作《トゥーランドット》

「オペラが帰ってきた!」ことを実感できる絢爛たる舞台、声、ダンス  プッチーニの絶筆となったオペラ《トゥーランドット》。アリア〈誰も寝てはならぬ〉の存在と相まって知名度の高い人気作だが、なかなか複雑な作品である。女奴隷のリューが主人のカラフを守るために自害する場面までを作曲してプッチーニが急死してしまい、残りはアルファ…

福井 敬(テノール)

困難に立ち向かう王子カラフの勇気と愛を歌う  新型コロナウイルス感染症のためにしばらく沈黙していた日本のオペラ界だが、徐々に公演を再開しつつある。今年のグランドオペラ共同制作は、神奈川・大分・山形でプッチーニ畢生の傑作《トゥーランドット》を上演すると発表された。王子カラフを歌うのは、日本のトップ・テノール福井敬である。…

2020年3月発売のおすすめチケット情報

■3/7(土)発売 第22回 別府アルゲリッチ音楽祭 音楽とSDGs 〜未来と出会うために 2020.5/9(土)〜5/28(木) [別府]しいきアルゲリッチハウス、ビーコンプラザ [大分]iichiko総合文化センター、平和市民公園能楽堂 [東京]東京オペラシティ コンサートホール 主な出演者 マルタ・アルゲリッチ …

【GPレポート】グランドオペラ共同制作《カルメン》が開幕!

 神奈川県民ホールを皮切りに、愛知県芸術劇場、札幌文化芸術劇場 hitaruで上演されるグランドオペラ共同制作《カルメン》。舞台をアメリカのショービジネスの世界に置き換えたプロダクション。  本公演を前に18日に行われたアグンダ・クラエワ組のゲネプロ(最終総稽古)を取材した。 (2019.10/17 神奈川県民ホール …

【GPレポート】グランドオペラ共同制作《カルメン》加藤のぞみ組

 明日10月19日、神奈川県民ホール・オペラ・シリーズ2019《カルメン》が開幕する。国内3劇場・4団体のグランドオペラ共同制作。演出は田尾下哲。  《カルメン》と言えば、深紅のドレス、赤い薔薇、闘牛士・・・そのような強烈なイメージを解き放つ新たなカルメン像を問いかける、チャレンジングな舞台だ。  本公演を前に17日に…

加藤のぞみ(メゾソプラノ)

スペインを拠点に活躍する期待のメゾが満を持して望む「一番歌いたかった役」  目力が強い。ドン・ホセを射落としたカルメンのそれと重なって見える。加藤のぞみの、いま活躍するオペラの本場での訴求力や、意志の強さの表れに違いないが、漂う色香と相まって、自ずと《カルメン》への期待にもつながる。  スペインやイタリアでの活躍は聞い…

東西で夏の“オペラ競演”

 7月18日から22日まで東京・上野の東京文化会館では、東京二期会がウェーバーの歌劇《魔弾の射手》を上演しているが、ほぼ同時期となる7月20日から29日まで、兵庫・西宮の兵庫県立芸術文化センターでも同作品が上演されている。  東京二期会はハンブルク州立歌劇場との共同制作で、鬼才ペーター・コンヴィチュニーの演出によるもの…

嘉目真木子(ソプラノ)

若きディーヴァが《金閣寺》と《魔弾の射手》でみせる新境地  佐藤しのぶ、佐々木典子ら、東京二期会に連綿と続く名歌手の系譜に加わるであろう期待のソプラノ、嘉目真木子。いま最も輝いているオペラ歌手の一人だ。小さいときから歌が好きで、小学2年生でオペラに目覚めたというから驚きだ。 「最初の出会いは大分県民オペラ協会の《魔笛》…