Tag Archive for マレク・ヤノフスキ

東京・春・音楽祭2020の聴きどころ

《マクベス》《トリスタン》にベートーヴェン生誕250年記念公演と豪華ラインナップ  春の上野に欠かせない風物詩となった「東京・春・音楽祭」。2020年も趣向を凝らしたプログラムが組まれた。200公演以上のなかから、音楽祭のハイライトとなる公演をいくつかご紹介しよう。  まずは前回に続いて開催されるリッカルド・ムーティ「…

マレク・ヤノフスキ(指揮) ケルン放送交響楽団

ベートーヴェンへの刺激的なアプローチに期待  2020年のベートーヴェン・イヤーを前に、ドイツから一足早く使徒がやってくる。マレク・ヤノフスキとケルン放送響だ。  アンサンブルを精緻に鍛え上げ、引き締まった純度の高いサウンドを実現するヤノフスキの実力については、多言は要すまい。今や世界的な名声を博する長老である。ポーラ…

2019北九州国際音楽祭

東アジアへと繋がる多彩で雄大な一大イベント  1988年に長い歴史の幕を開けた「北九州国際音楽祭」は、30年以上という歴史の中でさまざまな演奏を人々に届け、文化を創生してきた一大イベント。今年も10月初旬から11月後半にかけ、北九州市の「響ホール」をメイン会場として市内のカフェや大学キャンパスなどで、数多くのコンサート…

マレク・ヤノフスキ(指揮) ベルリン放送交響楽団

今回はさらに“一歩踏み込んだ”選曲で  音楽本位で堅実にスコアに向かい、オーケストラから職人気質の芯の通った響きをつかみ出す——ヤノフスキはドイツではかねてから評価の高い指揮者だった。そのサウンドは細部まで彫琢されて引き締まり、流れに無駄がない。その上、音楽が自然に呼吸しているから、コンサートだけではなくオペラも振れる…

東京・春・音楽祭 ―東京のオペラの森2015―

 桜の花びらが飛び交う雅びの季節に、東京文化会館をはじめ上野の文化施設で横断的に催される東京・春・音楽祭。2014年で10年目を迎え、春の風物詩としてもすっかり定着した。博物館に来てコンサートを聴き、音楽を聴きに来て絵画に触れる。相乗効果で感興を深めた方も多いだろう。  2015年の音楽祭も魅力的な企画が満載だ。軸とな…

マレク・ヤノフスキ(指揮)

 ワーグナーのオペラ・楽劇を毎年1作ずつ演奏会形式で上演してきた東京・春・音楽祭。いよいよ2014年から畢生の大作『ニーベルングの指環』のツィクルスが始まる。指揮を担うマレク・ヤノフスキは、2010年から13年にかけて、手兵ベルリン放送交響楽団とワーグナーの主要10作品を本拠地ベルリンにて演奏会形式で上演し、大成功に導…

東京・春・音楽祭 2014

10年目を迎える上野の春、今回も魅力的な公演が目白押し  春の上野を華やかに彩る音楽祭として、すっかり定着した《東京・春・音楽祭》。2014年には第10回の節目の年を迎え、例年にも増して魅力的なラインナップが並ぶこととなった。開催期間は3月14日から、4月13日までの1ヵ月間。東京文化会館をはじめ、国立科学博物館や東京…