年明けにはウィーンの香りとロッシーニのユーモアを

C) Shumpei Ohsugi
アンサンブルを率いるのは元ウィーン・フィル・コンサートマスターのライナー・キュッヒル。長年にわたって務めたウィーン・フィルを退職後、このアンサンブルとしては初来日ということになる。といってもNHK交響楽団のゲスト・コンサートマスターとしても活躍するキュッヒルだけに、日本の聴衆にとってはますますなじみ深い存在となっているのではないだろうか。ホルンのヴォルフガング・トムベック、フルートのカール=ハインツ・シュッツ、クラリネットのペーター・シュミードル、チェロのロベルト・ナジ他の腕利きたちとともに、親密で味わい深いアンサンブルを披露してくれることだろう。
文:飯尾洋一
(ぶらあぼ2017年12月号から)
2018.1/6(土)14:00 サントリーホール
問:カジモト・イープラス0570-06-9960
http://www.kajimotomusic.com/