この日限りの特別オーケストラによる歓喜の歌

今回指揮を務めるのは山田和樹。世界中で活躍する山田の呼びかけで、彼が17年3月までミュージック・パートナーを務めていた仙台フィルハーモニー管弦楽団と、18年から首席客演指揮者を務める読売日本交響楽団、2つの楽団によるこの日限りのスペシャル合同オーケストラが実現。どんな化学反応を起こすのか楽しみ。山田が音楽監督を務める東京混声合唱団に武蔵野音楽大学合唱団が加わり、ソリストもバリトンの小森輝彦をはじめ名歌手が集う。本公演は小・中・高校生とその付き添いの保護者が主な対象となるが、大人のみの席もあり、要チェックの「第九」公演だ。
文:林 昌英
(ぶらあぼ2017年11月号より)
2017.12/27(水)18:30 東京オペラシティ コンサートホール
問:ソニー音楽財団(Sony Music Foundation)03-5227-5233
http://www.smf.or.jp/