欧州の名門歌劇場で活躍し、現在はロンドンの大手音楽事務所Intermusicaとワールドワイド契約を結ぶソプラノ中村恵理さんを取材しました。テーマは11月、初登場となる浜離宮朝日ホールでのリサイタルについて。先日、新国立劇場の《椿姫》ヴィオレッタでも好評を博した中村さん。リサイタルでは「今向き合いたい作品」として、ベッリーニの歌曲やマスネ、プッチーニのアリアなどに挑みます。
録音の話になった時、「今後、ソロアルバムのレコーディングをする予定はありません。上手く歌うことにばかり集中してしまい、私の歌ではなくなってしまうから」と、ライブでの音楽にこだわる姿が印象的でした。
取材当日は曇り空。外気温30度、湿度は60%と蒸し暑い気候でしたが、真っ赤なワンピースを着た中村さんの満面の笑顔が、取材班を明るく爽やかな気持ちにさせてくれました。
インタビューは、ぶらあぼONLINEで公開予定。お楽しみに。
【Infomation】
中村恵理 ソプラノ・リサイタル
2024.11/5(火)19:00 浜離宮朝日ホール 7/6(土)発売
出演
中村恵理(ソプラノ)
木下志寿子(ピアノ)
工藤和真(テノール)
プログラム
ベッリーニ:6つのアリエッタ
トスティ:暁は光から
マスネ:歌劇《マノン》より
第2幕「さようなら、私たちの小さなテーブルよ」
第3幕 サン・シュルピス神学校の2重唱「君、いや貴女なのか!」(テノール客演:工藤和真)
プッチーニ:
歌劇《つばめ》より「ドレッタの美しい夢」
歌劇《マノン・レスコー》より「一人捨てられて」 他
問:朝日ホール・チケットセンター03-3267-9990
https://www.asahi-hall.jp/hamarikyu/