7/29(金)読売日本交響楽団

(c)読響

 2024年末をもって引退すると発表した井上道義。えっ、本当に?と耳を疑ってしまうが、本人がはっきり明言しているのだから、カウントダウンは始まっている。一回一回の公演が特別な体験となる。19年のサマーミューザでは読響とのブルックナー交響曲第8番が好評を博したが、今回は同じコンビで未完の傑作である交響曲第9番を。最近、各地のオーケストラで作曲家最後の交響曲を盛んにとりあげているマエストロだが、ここでもブルックナーの到達点というべき作品がとりあげられる。ハイドン「告別」との組合せも興味深い。最後に楽員がひとりまたひとりと舞台を去る趣向があるが、さてどんな演出が用意されるのだろうか。
文:飯尾洋一

【Information】

読売日本交響楽団
告別と絶筆。一期一会のシンフォニー

2022.7/29(金)19:00 ミューザ川崎シンフォニーホール
(18:00開場/18:20~18:40 井上道義によるプレトーク)

指揮:井上道義

プログラム
ハイドン:交響曲第45番「告別」
ブルックナー:交響曲第9番(ノヴァーク版)

●ホール座席券

S席A席B席
一般5,000円4,000円3,000円
友の会4,500円3,600円2,700円

U25(小学生以上25歳以下):各席半額
※U25割引はミューザ川崎シンフォニーホールおよびチケットぴあで購入できます。
※未就学のお子さまはご入場いただけません。

●オンライン鑑賞券

一般  1,500円
友の会 1,350円

ライブ+アーカイブ配信
※ライブ配信は開場時間より開始
※アーカイブ配信は翌々日正午より開始

*詳細は下記ウェブサイトでご確認ください。
問:ミューザ川崎シンフォニーホール044-520-0200

https://www.kawasaki-sym-hall.jp/festa/calendar/detail.php?id=3163

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