ダンツァ

谷桃子バレエ団『谷桃子追悼公演』

美しきバレエ人生へ捧ぐオマージュ  戦後の日本バレエ史とともに生き、2015年4月に旅立った谷桃子。谷が生涯をかけて愛し育てあげてきた掌中の珠、谷桃子バレエ団が、この秋『谷桃子追悼公演』を行う。  バレエ団は1949年設立され、50年代には2大レパートリーとなる『白鳥の湖』、『ジゼル』を上演、土台がつくられた。その後も…

京都バレエ団『ドン・キホーテ』

ブノワ賞を受賞した話題のオニール・八菜が登場!  長年、パリ・オペラ座と交流を続けている有馬龍子記念 京都バレエ団が、今年もパリから豪華なメンバーを招き公演を行う。演出・振付は昨年の『ロミオとジュリエット』でも、オペラ座のエスプリを感じさせる振付で好評を博したファブリス・ブルジョワ。  そして、今回の大きな注目は、先日…

『ヨセフと不思議なテクニカラー・ドリームコート』

話題の振付家が巨匠のデビュー作を新演出!  1967年、まだ10代の作曲家志望の学生が、小学校の音楽の先生から学芸会で発表するための楽曲を依頼され、先輩に作詞を頼んで15分の小品を完成させた。この「学生」が、アンドリュー・ロイド=ウェバー(『キャッツ』『オペラ座の怪人』『エビータ*』)、「先輩」がティム・ライス(『ジー…

笠井 叡 × 山田せつ子 新作ダンス公演『燃え上がる耳』

ダンス界の先端を行く“師弟”のクリエイション  押しも押されもせぬ大御所にして、意気盛んに独舞や群舞作品を世に問う笠井叡。笠井が創立した舞踏研究所「天使館」の初期のメンバーで、独立後は国内外で活動し、ダンスカンパニー「枇杷系」を主宰する山田せつ子。長年第一線を疾走する師弟が初夏の京都で共演する。  構成・振付も担当する…

あいちトリエンナーレ2016 パフォーミングアーツ

 3年に一度愛知県で開催される現代アートの祭典〈あいちトリエンナーレ〉。パフォーミングアーツ部門13演目には話題のダンス公演が並んでいる。祭典のテーマである「人間の旅」に因んだ作品が多いので、旅をしているような気分が満喫できるのではなかろうか。  まず開幕を飾るのは、8月にブラジルから初来日するダニ・リマ(8/11〜1…

束芋(現代美術家)× 森下真樹(振付家、ダンサー)

 ダンスの森下真樹と現代美術家の束芋は、一見畑違いの取り合わせだ。しかし数年前に偶然パーティーで出会い、生年月日・出生地・血液型・3人姉妹等々の共通点があることを知るや意気投合。2013年には『錆からでた実』を上演し「ダンスと映像の画期的なコラボレーション作品」と高い評価を得た。翌年には京都で再演されたが、今回は束芋が…

Danza2016年7月号

【今月の表紙】 牧阿佐美バレヱ団『飛鳥』(新制作・世界初演) 8/27(土)18:00、8/28(日)14:00 新国立劇場 オペラパレス 今年創立60周年をむかえた牧阿佐美バレヱ団。日本バレエ界を牽引する牧阿佐美が「バレエ人生の集大成」として、母であり、バレエ界の草分けの一人、橘秋子の代表作『飛鳥物語』(1957年初…

ダレン・ジョンストン『ZERO POINT』(世界初演)

東洋の思想と先鋭的テクノロジーが生み出す新しいアート  国際的なビッグ・プロジェクトが6月末、高知で世界初演を迎える。高知県立美術館(日本)×バービカンセンター(イギリス)×パース国際芸術祭(オーストラリア)による日英豪国際共同製作『ZERO POINT』は「ダンス/音楽/美術/テクノロジーが融解する瞑想の舞台空間」を…

英国ロイヤル・バレエ団『ロミオとジュリエット』『ジゼル』

旬のプリンシパルたちで魅せる物語バレエの真髄  2016年上半期バレエ・シーンのハイライトとなるであろう英国ロイヤル・バレエ団の来日公演が、目前に迫ってきた。  英国ロイヤルは、慎み深く、気品ある“ロイヤル・スタイル”と演劇的な物語バレエの伝統を大切に保持してきたカンパニーとして知られるが、近年は気鋭の振付家たちに作品…

スヴェトラーナ・ザハーロワ & ワディム・レーピン

まさに“夢の共演”が実現!  世界バレエ界の女王スヴェトラーナ・ザハーロワとヴァイオリンの王者ワディム・レーピン。天才の名をほしいままに活躍する2人はプライベートでもカップルで、彼らが同じ舞台で共演するという夢のような企画がいよいよ日本でも実現する。公演は、東京と前橋がトランス=シベリア芸術祭の一環で、名古屋が昨年亡く…