Tag Archive for 飯森範親

大阪4オケの2019年度シーズン 共同記者発表会

 11月13日、在阪4オーケストラが、次年度シーズンプログラムの発表を、大阪で初の“共同記者会見”という形により行った。大阪交響楽団からは来期より正指揮者を務める太田弦、大阪フィルハーモニー交響楽団音楽監督 尾高忠明、関西フィルハーモニー管弦楽団音楽監督 オーギュスタン・デュメイ、日本センチュリー交響楽団首席指揮者 飯…

【CD】華麗なる舞曲 /飯森範親&東京佼成ウインドオーケストラ

 2012年の『火の鳥』以来となる飯森&佼成ウインドの2作目のCD。前作で濃密な名演を聴かせた飯森は、今回も同楽団との相性の良さを示す快演を展開している。まずは「華麗なる舞曲」が圧巻。冒頭から驚異的スピードと圧倒的妙技に度肝を抜かれ、めくるめく展開に耳を奪われる。クレストンのサクソフォン協奏曲では、田中靖人の明瞭かつ豊…

阪 哲朗が山響常任指揮者に就任

 山形交響楽団は、2019年4月より阪哲朗が常任指揮者に就任すると発表した。  阪は、京都市出身。京都市立芸術大学、ウィーン国立音楽大学に学び、1995年ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。ヨーロッパに拠点を置き、ベルリン・コーミッシェ・オーパー専属指揮者、アイゼナハ歌劇場音楽総監督、レーゲンスブルク歌劇場音楽総監督…

CD『西村朗 四神/インデアミューレ+いずみシンフォニエッタ大阪』

 「四神」は音域の違う4種のオーボエ属楽器を楽章ごとに吹き分けるという、奇想天外のアイディアが聴かれる。四季と結びついた禍々しい神獣を、ヴェテランのオーボエ奏者トーマス・インデアミューレがグリッサンドや微分音程も駆使して描き分ける。「沈黙の秋」では、どこか物悲しい表情を湛えたオーボエがピアノ(岡田博美)と対峙しながら、…

東京交響楽団2019-20ラインナップ 決定

 東京交響楽団が2019年度の主催公演ラインナップを発表した。就任6年目のシーズンを迎える音楽監督ジョナサン・ノットは定期演奏会4公演、川崎定期演奏会2公演、東京オペラシティシリーズ2公演のほか、特別演奏会(『第九』公演)や「名曲全集」など計7演目12公演を指揮する。  今回もノットは面目躍如たる近現代と古典の両方をミ…

【SACD】ハイドン:交響曲集 Vol.4 /飯森範親&日本センチュリー響

 飯森範親&日本センチュリー響のハイドン第4弾。初期の交響曲集の中で、エステルハージ宮廷の副楽長就任を記念した第7番「昼」が素敵だ。楽団の優秀なソリストを使っての協奏的な作品に、センチュリーの実力が存分に発揮される。荒井英治のヴァイオリンは至る所で清潔な輝きを放ち、メヌエットのユーモラスなコントラバスや終楽章のキレのい…

【SACD】ショパン:ピアノ協奏曲第1番、演奏会用アレグロ/江崎昌子&飯森範親&日本センチュリー響

 ショパン独奏作品全曲録音で優れた成果を残している江崎昌子がいよいよ協奏曲第1番をリリース。昨年の日本センチュリー響の定期のライヴで、会場での感動が蘇る。ソロの冒頭からリズムの切れ味が良く、響きに深みがあり、心のこもった歌がとても美しい。早いパッセージでも繊細に表情づけられる一方、飯森範親指揮のオケの豊かなトゥッティと…

飯森範親(指揮) 東京交響楽団

反ナチ・オペラ《白いバラ》、ついに本邦初演!  第二次世界大戦が激しさを増すさなか、ヒトラーのお膝元、ドイツ・ミュンヘンで反ナチ活動を行った学生たちがいた。ゲシュタポに捕らえられた彼らは騒乱の罪で即座に処刑されるが、その活動は戦後、「白いバラ」抵抗運動として広く知られていく。  ことの顛末は書籍や映画など様々に語られて…

【SACD】ハイドン:交響曲集 Vol.3/飯森範親&日本センチュリー響

 飯森範親&日本センチュリー響によるハイドン第3弾。交響曲第99番はハイドンが弟子のベートーヴェンに筆写させた自信作。傑作に相応しい充実した演奏で、トゥッティのエネルギーの爆発は目を見張るばかりだ。序奏の半音階進行が全曲の各所に現れる緻密な構成も解りやすく聴かせる。緩徐楽章の木管の絡みも美しく、終楽章の対位法楽句やウィ…

第56回 大阪国際フェスティバル2018 大阪4大オーケストラの響演

“名物コンサート”にシェフたちが熱く意気込む  大阪国際フェスティバルの名物企画「大阪4大オーケストラの響演」が4月21日に開催される。昨年行われた会見でのコメントを引用しつつコンサートについてご紹介したい。  トップは大阪フィルハーモニー交響楽団とこの4月に音楽監督に就任する尾高忠明でエルガー「南国にて」。尾高はこの…