Tag Archive for 萩原潤

【ゲネプロレポート】グランドオペラ共同制作《トゥーランドット》

「オペラが帰ってきた!」ことを実感できる絢爛たる舞台、声、ダンス  プッチーニの絶筆となったオペラ《トゥーランドット》。アリア〈誰も寝てはならぬ〉の存在と相まって知名度の高い人気作だが、なかなか複雑な作品である。女奴隷のリューが主人のカラフを守るために自害する場面までを作曲してプッチーニが急死してしまい、残りはアルファ…

福井 敬(テノール)

困難に立ち向かう王子カラフの勇気と愛を歌う  新型コロナウイルス感染症のためにしばらく沈黙していた日本のオペラ界だが、徐々に公演を再開しつつある。今年のグランドオペラ共同制作は、神奈川・大分・山形でプッチーニ畢生の傑作《トゥーランドット》を上演すると発表された。王子カラフを歌うのは、日本のトップ・テノール福井敬である。…

2018年12月発売のおすすめチケット情報

■12/1(土)発売 ピエール=ロラン・エマール ピアノ・リサイタル ヴァリエーションズ! 2019.3/21(木・祝)15:00 紀尾井ホール ジョージ・ベンジャミン:シャドウラインズ ─ 6つのカノン風前奏曲(2001) アントン・ウェーベルン:変奏曲 op.27 オリヴァー・ナッセン:変奏曲 op.24(1989…

紀尾井ホール室内管弦楽団によるアンサンブルコンサート3 ブルックナー:交響曲第7番 室内楽版

 アントン・バラホフスキー(ヴァイオリン)らバイエルン放送響の名手たちが紀尾井ホール室内管弦楽団(KCO)のメンバーと組んで、マーラーの「さすらう若人の歌」とブルックナーの交響曲第7番の室内楽版を取り上げる。シェーンベルクとその弟子たちによる編曲版だ。シェーンベルクは1918年に発足させた「私的演奏協会」で、大規模な管…

紀尾井ホール 2018年度後半の主催コンサート

ブルックナー、マーラーや室内楽など多彩な演目が続々と登場  室内楽やリサイタルに最適な音響空間を誇る紀尾井ホール。今年度後半も意欲的な公演が続く。  まず注目したいのは11月8日の「竹澤恭子 ヴァイオリン・リサイタル」。デビュー30周年を迎えた実力者が、10年ぶりに紀尾井ホールに登場する。プログラムはベートーヴェンのヴ…

黒田 博(バリトン)

モーツァルトのオペラは自分を取り戻せる場所ですね  ワーグナーの《マイスタージンガー》の凛々しいハンス・ザックスから、ヴェルディの《オテロ》の“色悪”ヤーゴまで、濃色の美声と際立つ容姿で様々な男性像を光らせてきたバリトン、黒田博。東京二期会を牽引する大物スターながら、舞台姿も素顔もひときわ若々しい彼が、来る7月、モーツ…

まもなく開幕、ヤナーチェクのオペラ《イェヌーファ》〜新国立劇場が初めて上演

 欧米の歌劇場ではすでに定番演目となって久しいヤナーチェクのオペラが、ようやく新国立歌劇場で上演される。2012年にベルリンで好評を博したクリストフ・ロイの演出が初演時の主要キャストもほぼそのままに引き継がれると知り、早速GP(ゲネプロ・最終総稽古)に駆けつけた。以下、作品紹介も兼ねて、その印象をお伝えしよう。 (取材…

【動画】新国立劇場《イェヌーファ》ゲネプロから

 2月28日(日)開幕する、新国立劇場の新制作オペラ、ヤナーチェク《イェヌーファ》。去る25日に行われたGP(ゲネプロ・最終総稽古)から、一部を動画でご紹介します。 (2016.2.25 新国立劇場オペラパレス Movie:J.Otsuka/TokyoMDE ) ※公開ゲネプロのため、記録用スティール撮影のシャッター音…

●新国立劇場《イェヌーファ》稽古場レポートvol.3

 新国立劇場の新制作オペラ、ヤナーチェク《イェヌーファ》。稽古は順調に進み、明日のGP(ゲネプロ・最終総稽古)を経て、いよいよ28日開幕です。  こちらでは、去る18、21、22、23日に取材したKHP([Klavier Haupt Probe]ドイツ語でクラヴィーア・ハウプトプローベ。ピアノ伴奏による通し稽古。実際に…

新国立劇場《イェヌーファ》稽古場レポートvol.2

 2月28日に開幕する新国立劇場の新制作オペラ《イェヌーファ》。1月31日から日本人キャストとカヴァー歌手の稽古が始まっていますが、2月4日から指揮者のトマーシュ・ハヌスが、7日にはすでにベルリン・ドイツ・オペラでの同プロダクションに出演歴のあるハンナ・シュヴァルツ、ヴィル・ハルトマン、ジェニファー・ラーモアが参加して…