Tag Archive for 福間洸太朗

【CD】France Romance/福間洸太朗

 福間洸太朗が、自身のピアノ人生における重要な出来事とゆかりのフランス音楽を集めたアルバム。自ら編曲を手がけた「ラ・ヴァルス」や「ジュ・トゥ・ヴ」は、品の良さが保たれつつ、ピアノならではのハーモニーの厚みと色彩が楽しめる。福間も協力して楽譜が出版されたワイセンベルク「シャルル・トレネによる6つの歌の編曲」は、親しみやす…

浮ヶ谷孝夫(指揮) ブランデンブルグ国立管弦楽団フランクフルト

ドイツ伝統の響き、そして王道を行くプログラム  この春、ドイツのブランデンブルグ国立管弦楽団フランクフルトが来日ツアーを行う。同オーケストラの来日は2005年以来、久しぶりとなる(旧称はフランクフルト国立管弦楽団)。ドイツにはフランクフルトという街がふたつあるが、こちらはポーランド国境に面するフランクフルト・アン・デア…

福間洸太朗(ピアノ)

旬のピアニストが原点に立返り名曲で紡ぐ“二都物語”  趣向を凝らした演目で、聴き手に新たなる発見を届けてくれる福間洸太朗。2019年春、ウィーンとパリをテーマに、サントリーホール大ホールでリサイタルを行う。 「14歳で初めて海外に行き、ウィーンを訪れました。街が大好きな音楽で溢れていることに幸せを感じ、音楽の道への想い…

【CD】大澤壽人の芸術/山田和樹&日本フィル

 本CDで注目すべきはこのライヴ収録時が世界初演であったコントラバス協奏曲と交響曲第1番である。前者は調号を持たない西欧前衛的な作風と—四分音すら用いられている—日本的な情緒が融合した極めて個性的な楽曲でコントラバスには高度な技巧が求められる。対する交響曲第1番はフランクを思わせるような循環形式が用いられ、オーケストラ…

ららら♪クラシック コンサート Vol.2 「ショパン名曲特集」

番組に登場した名曲を俊英ピアニストたちによる演奏で  NHKのEテレで2012年から放映されている『ららら♪クラシック』。俳優の高橋克典が司会を担当、クラシック音楽の魅力や秘密を分かり易く紹介して、ファンを増やしている。そんな人気番組で紹介した傑作を、楽しいトークを交えつつ、生演奏でじっくり楽しんでもらおうとスタートし…

井上道義が語る、バーンスタイン

 横浜みなとみらいホールの開館20周年を記念して、井上道義指揮「バーンスタイン生誕100周年記念演奏会」がひらかれる。20世紀後半を代表する指揮者の一人として一世を風靡したレナード・バーンスタイン(1918〜1990)が、作曲家としてどれだけ多彩で魅力的な作品を残したかを知るコンサートとなるに違いない。 (取材・文 山…

横浜みなとみらいホール開館20周年 井上道義(指揮) 神奈川フィルハーモニー管弦楽団 バーンスタイン生誕100周年記念演奏会

“作曲家”バーンスタインの偉業に光を当てる  生誕100年を迎えたレナード・バーンスタインだが、作曲家としての偉業に光が当てられ、多くのコンサートで作品が聴けるのはうれしいこと。首都圏であってもあまりコンサートでは聴けない作品を“発掘”できるのは、アニバーサリー・イヤーならではの喜びだ。  昨年、大阪でバーンスタインの…

ラ・フォル・ジュルネ TOKYO おすすめ コンサート

リスナーを“新しい世界”へと誘う魅力的な公演の数々  今回の音楽祭は例年にも増して多彩なプログラムが並んだ。有料公演の中から、注目公演を挙げてみよう。  まずはアンドレイ・ペトレンコ指揮のエカテリンブルク・フィルハーモニー合唱団。2月に開かれたナントでのラ・フォル・ジュルネを取材して一足先に聴いたが、ラフマニノフやペル…

サントリー芸術財団 サマーフェスティバル2017

日本の戦前〜戦後の音楽シーンを俯瞰する意欲的な企画  サントリー芸術財団の『サマーフェスティバル』、今夏の目玉は片山杜秀が監修する「ザ・プロデューサー・シリーズ」だ。博覧強記で知られる片山がとりわけこよなく愛してきたのが、日本の現代音楽。学生時代から足で稼いだ経験と知識は、忘れられた作品へとリスナーを導く数々の仕事へと…

福間洸太朗(ピアノ)

人々に幸運をもたらす「鳳凰」の飛翔をイメージしてプログラミングしました  文字どおり五大陸を股に掛け、各地の音楽祭やオーケストラから歓待される福間洸太朗。独自のアイディアとコンセプトでしっかりと組み上げる彼のソロ・リサイタルは、常にピアニストとしての信念に貫かれ、聴衆の感動を呼び起こす。今年のリサイタルのために構想した…