Tag Archive for 波多野睦美

いずみホール・オペラ2019《ピグマリオン》

フランス・バロックの洗練とかぐわしさが現代人の感性を刺激する  バロック音楽の先入観を覆す、斬新な和声やリズム、鮮烈な舞台を体感したい。18世紀フランスで独自の成熟を遂げた、母国語と舞踊を重視する総合芸術「オペラ・バレ」。その大成者ラモーの傑作《ピグマリオン》が、世界的バロック・ヴァイオリン奏者にして、指揮者としても活…

2019年11月発売のおすすめチケット情報

■11/9(土)発売 オペラ夏の祭典2019-20 Japan↔Tokyo↔World ワーグナー:オペラ《ニュルンベルクのマイスタージンガー》 2020.6/14(日)14:00、6/17(水)12:00 東京文化会館 イェンス=ダニエル・ヘルツォーク(演出) マティス・ナイトハルト(美術…

波多野睦美 歌曲の変容シリーズ 第13回 3人の作曲家 × 3人の演者〜モーツァルト・ベートーヴェン・シューベルト〜

女性3人が創り出す予測不能の美学  2005年にスタートした、メゾソプラノ波多野睦美の「歌曲の変容シリーズ」(王子ホール)は、さまざまな切り口のテーマで歌の諸相を映し出し、その本質を探り当てて見せてくれるような好企画。その第13回となる11月の公演は、「3人の作曲家 × 3人の演者〜モーツァルト・ベートーヴェン・シュー…

新しい耳 テッセラの秋・第25回音楽祭

インティメイトな空間で新鮮な音楽と触れ合う  東京・三軒茶屋、その駅前のビルにある「サロン・テッセラ」は、小さいながらも6メートルの高さのある空間が広がり、クラシックのコンサート、特に室内楽に最適の響きを持つ。ここで11月1〜3日に開催されるのが「新しい耳 テッセラの秋音楽祭」だ。ピアニストの廻由美子が主宰する音楽祭で…

2019年8月発売のおすすめチケット情報

■8/2(金)発売 古楽最前線!躍動するバロック2019 脈打つ人の心—中後期バロック Vol.3 いずみホール・オペラ2019 《ピグマリオン》 2019.12/14(土)14:00 いずみホール 寺神戸 亮(指揮・ヴァイオリン/プロデューサー) 岩田達宗(演出) 小㞍健太(振付) レ・ボレアード ピグマリオン:クレ…

【CD】ヘンデル:メサイア 1741年初稿(全曲)/ヘンデル・フェスティバル・ジャパン

「メサイア」は1741年に完成、翌年ダブリンで初演。作曲者は再演のたび、出演者や上演空間の音響に合わせて、楽曲の入れ替えやオーケストレーションの変更、移調を行い、存命中に少なくとも8つの版を残した。ヘンデル研究の第一人者、三澤寿喜の指揮による当盤は、あえて演奏機会の少ない初演版で収録。木管楽器を用いず、器楽・声楽合わせ…

第16回ヘンデル・フェスティバル・ジャパン ヘンデル オラトリオ「ソロモン」

壮麗な合唱と管弦楽で描く賢王の栄華  大作曲家の新たな魅力への扉がまた一枚、開かれる。「メサイア」だけでは語り尽くせぬ、ヘンデルの作品の多様性を紹介することを目的に、2002年にスタートしたヘンデル・フェスティバル・ジャパン(HFJ)。16回目は、美しいアリアと壮麗な二重合唱が散りばめられ、絢爛豪華な雰囲気に満ちたオラ…

波多野睦美(メゾソプラノ)

 ギターの夏祭りが今年もやってくる。荘村清志と福田進一の大御所二人が牽引する「Hakuju ギター・フェスタ」は今年で13回目。文字どおりギター三昧の3日間なのだが、ギタリストやギター・ファンのためだけではなく、広く音楽ファンを楽しませてくれる多彩な構成も魅力だ。今回はメゾソプラノの波多野睦美が第二夜(9/1)に招かれ…

【CD】風ぐるま2《鳥のカタコト 島のコトカタ》/波多野睦美&栃尾克樹&高橋悠治

 声と言葉を操る波多野の表現が深く美しい。詩人・時里が台本を書き下ろした「納戸の夢〜」の創作にあたって、波多野は高橋に「レチタティーヴォ(しゃべり)とアリア(歌)の間で、声が行き来するような曲を」と依頼したという。波多野は上演形態から「モノオペラ」と称しているが、高橋と時里は、おそらくは音と言葉の関係をオペラに対置して…

第15回 ヘンデル・フェスティバル・ジャパン オラトリオ「テオドーラ」(演奏会形式)

聴きどころ満載、ヘンデル円熟期の“自信作”  大作曲家ヘンデルの多彩な作品を紹介することを目的に、2003年にスタートした「ヘンデル・フェスティバル・ジャパン(HFJ)」。15回目は、作曲者自身が「ほかのどの作品よりも、優れている」と評したオラトリオの傑作「テオドーラ」(全3部)を、HFJ実行委員長でヘンデル研究の第一…