Tag Archive for 工藤重典

銀座ぶらっとコンサート #154 お昼の名曲サロン Vol.22

異色の編成が醸し出す美の系譜をたどる  銀座4丁目に位置する王子ホールで、平日昼下がりに「銀ぶらの途中に立ち寄れる気軽なコンサート」として、150回以上も回を重ねている「銀座ぶらっとコンサート」。その中でも、読響のソロ・ヴィオラ奏者であり、トップクラスの実力と人気を誇る鈴木康浩が、仲間たちとともにアンサンブルを楽しく聴…

【CD】音の旅〜夜明けのセレナーデ〜/工藤重典&福田進一

 ライナーによれば1979年からの共演歴を誇る工藤重典と福田進一によるフルートとギターのデュオ作品集、まさに練達の出来栄え。オリジナル曲とアレンジ曲をうまく織り交ぜてまったく退屈させないが、中でもヴィラ=ロボスの「ブラジル風バッハ 第5番」のアリアの哀切さに満ちた歌、対照的にショパンの「ロッシーニの主題による変奏曲」で…

工藤重典(フルート)& 福田進一(ギター)

初共演から41年――気心知れた二人が奏でる心地のよい音の旅  工藤重典と福田進一。フルートとギターの名手二人のデュオ・アルバム『音の旅~夜明けのセレナーデ〜』が10月にリリース。つねに楽しい二人に話を聞いた。 福田「今回のアルバムはごった煮(笑)。あまり冒険的なコンセプトはないです」 工藤「進ちゃんに任せたので、僕はよ…

【CD】さんごじゅの花 池辺晋一郎 室内楽作品集Ⅲ

 本年喜寿を迎えた池辺晋一郎はなおも盛んな創作活動を展開しているが、本アルバムは1980年代から2010年代に書かれた室内楽曲(ソロ曲もあり)を集成、かつ冒頭と末尾にはその編成に収まらない曲を縁取るように配置してシンメトリカルに構成。全8曲中殊に印象深いのは高度な技巧と池辺独特の歌謡性が結び付いた「ストラータⅡ」(フル…

第500回日経ミューズサロン 日経ミューズサロン第500回記念ガラ・コンサート

日本クラシック界のレジェンドたちが集う豪華な響宴  1971年にスタートし、国内外の一流アーティストを招き、豊かな室内楽の世界を堪能させてくれたコンサート・シリーズ「日経ミューズサロン」がこの9月11日に500回目となる記念の回を迎える。そこで企画されたのが、このコンサート・シリーズの草創期を飾ってくれた日本クラシック…

【CD】月光 ベートーヴェン・アンソロジー

 生誕250年という一大アニヴァーサリーを味わうには、こういう穏やかなアルバムもいい。マイスター・ミュージックによる名演奏家たちのベートーヴェン録音から、作品番号のない愛らしい初期作品から中期の傑作、後期の名品まで、工夫された選曲でアンソロジーが編まれた。2月に亡くなったサンティ指揮の交響曲の一部が聴けるのはうれしいし…

工藤重典(フルート)

イベールの名協奏曲をハイスペック録音でリリース  フルートの工藤重典がイベールの協奏曲を録音した。フルートの名協奏曲。これが初録音というのはやや意外な気も。 「何十回も演奏していますが、協奏曲の録音は、指揮者、オーケストラなど、いろんな条件が揃わないと実現しません。そのなかで、ランパル先生も普及に寄与したイベールの協奏…

【CD】イベール:フルート協奏曲 他/工藤重典&ロフェ&兵庫芸術文化センター管

 パスカル・ロフェ、兵庫芸術文化センター管客演時のオール・フレンチ・プログラム・ライヴ。現代作品も得意とするこの指揮者らしく細部まで明晰な演奏を聴かせて秀逸だが、例えば「海」では対立する各声部のグラデーションの付け方の巧みさによって構造が明快になっているし、イベールではリズムの扱いが冴えている(洒落たレッジェーロに微塵…

サラマンカホール開館25周年記念 ガラ・コンサート

豪華アーティストが集結し、アニバーサリーを彩る充実のステージ  岐阜市にあるサラマンカホールは1994年に開場、今年で25周年を迎える。それを記念して豪華なアーティストを集め、25周年記念ガラ・コンサートが11月16日に開催される。出演するアーティストの顔ぶれを紹介すると、ウィーン・フィルの元コンサートマスターで、現在…

2019年8月発売のおすすめチケット情報

■8/2(金)発売 古楽最前線!躍動するバロック2019 脈打つ人の心—中後期バロック Vol.3 いずみホール・オペラ2019 《ピグマリオン》 2019.12/14(土)14:00 いずみホール 寺神戸 亮(指揮・ヴァイオリン/プロデューサー) 岩田達宗(演出) 小㞍健太(振付) レ・ボレアード ピグマリオン:クレ…