Tag Archive for 工藤重典

【CD】王のためのコンセール〜フルート・バロック 名曲集Ⅱ〜/工藤重典

 日本を代表するフルートの名手、工藤重典の最新録音は、パリで活躍するアメリカ出身の鍵盤楽器奏者、シーゲルとの共演で、フレンチ・バロックを核に。ルイ14世への御前演奏に供された「コンセール」や、オペラ作品から抜粋された組曲での、しっかりした様式感に裏付けされた折り目正しい快演は、工藤ならでは。特に、舞曲のしなやかさには、…

井上道義が語る、バーンスタイン

 横浜みなとみらいホールの開館20周年を記念して、井上道義指揮「バーンスタイン生誕100周年記念演奏会」がひらかれる。20世紀後半を代表する指揮者の一人として一世を風靡したレナード・バーンスタイン(1918〜1990)が、作曲家としてどれだけ多彩で魅力的な作品を残したかを知るコンサートとなるに違いない。 (取材・文 山…

エレクトーンと奏でるフルートと協奏曲の夕べ

豊かな可能性を拓く新機軸のコンサート  フルートとエレクトーン。ありそうで、なかなかお目にかからない共演かもしれない。しかも、フルートは日本を代表するフルーティスト・工藤重典で、エレクトーンは洗足学園音楽大学電子オルガンコース教授を務める赤塚博美が担当する。このふたりは初顔合わせということだ。  さて、そのコンサートの…

第21回 京都の秋 音楽祭

名手たちの饗宴が彩る古都の秋  今年も「京都の秋 音楽祭」が京都コンサートホールを舞台に開催される。国内外で活躍する話題のアーティストたちや地元ゆかりの演奏家たちが集い、オーケストラから室内楽、ソロなど多彩な公演が並ぶ。期間は9月17日から11月26日まで。約2ヵ月にわたって開かれる全23公演から、注目の公演をいくつか…

工藤重典(フルート)

バッハ演奏に一石を投じる録音登場  J.S.バッハの「無伴奏チェロ組曲」を、フルートで演奏するのは無謀な挑戦なのだろうか。いや、そこに音楽としての確かな説得力が存在するのであれば、楽器の存在を超えた本質へと迫り、聴き手の耳と心をつかまえるのだろう。であるとするなら、ランパルもニコレも、ゴールウェイも成し遂げなかった全6…

荘村清志(ギター)

 クラシック・ギター音楽界における夏のフェスティバルとして定着し、11回目となる『Hakuju ギター・フェスタ』。今年は2006年の第1回でテーマ作曲家となった武満徹の没後20年であり、今また彼の音楽を総括しようというプログラムだ。  第1回から福田進一と共にプロデューサー役を務めている荘村清志は、「フォリオス」「ギ…

プレミアムガラ サラマンカホール夏の特別プロジェクト 5周年記念コンサート「動物の謝肉祭」

愉悦に満ちた名曲でアニバーサリーを盛り上げる  我が国のフルートの第一人者である工藤重典を音楽監督に迎えて、サラマンカホールで毎年開かれている「夏の特別プロジェクト」。日本を代表する一流奏者を招いてのコンサートをはじめ、公開レッスンや講座も催され、好評のうちに5周年を迎えた。記念の『プレミアムガラ』には、ヴァイオリンの…

第7回 フルート・ライヴ in Hakuju 2016

名匠と俊英たちによる華麗なるフルートの祭典  フルート界の第一人者・工藤重典が仲間たちとともに贈るフルートの祭典『フルート・ライヴ』。出演は工藤以下、秋山君彦、岩佐和弘、梶川真歩、神田勇哉、西岡あかね、藤田真頼、吉田杏奈、瀧本実里、山内美慧(みさと)、脇坂颯の11人のフルーティストたち。パリで学んだ奏者たちを中心に、第…

堀米ゆず子(ヴァイオリン)

“2B”の大詰めは完璧な“名曲コンサート”  堀米ゆず子が2013年から続けてきた『J.S.バッハ/ブラームス プロジェクト at Hakuju』全6回がいよいよ最終回を迎える。 「たぶん私が一番多く弾いてきた作曲家がバッハとブラームス。バッハは背骨みたいにかちっとしていて、ブラームスはその合間を縫って感情のひだを表現…

第17回 ワンダフル one アワー 工藤重典(フルート) & 鈴木大介(ギター) デュオ

美しきハーモニーに包まれる1時間  優美で繊細なフルートと、温かく色彩感の豊かなギター。この2つの楽器によるデュオはとても相性がよく、様々なスタイルの作品に対応できる魅力を持っている。11月のHakuju Hallの人気シリーズ『ワンダフル one アワー』に、日本を代表する名手の工藤重典と鈴木大介がデュオで登場。工藤…