Tag Archive for 工藤重典

工藤重典(フルート)& 福田進一(ギター)

初共演から41年――気心知れた二人が奏でる心地のよい音の旅  工藤重典と福田進一。フルートとギターの名手二人のデュオ・アルバム『音の旅~夜明けのセレナーデ〜』が10月にリリース。つねに楽しい二人に話を聞いた。 福田「今回のアルバムはごった煮(笑)。あまり冒険的なコンセプトはないです」 工藤「進ちゃんに任せたので、僕はよ…

【CD】さんごじゅの花 池辺晋一郎 室内楽作品集Ⅲ

 本年喜寿を迎えた池辺晋一郎はなおも盛んな創作活動を展開しているが、本アルバムは1980年代から2010年代に書かれた室内楽曲(ソロ曲もあり)を集成、かつ冒頭と末尾にはその編成に収まらない曲を縁取るように配置してシンメトリカルに構成。全8曲中殊に印象深いのは高度な技巧と池辺独特の歌謡性が結び付いた「ストラータⅡ」(フル…

第500回日経ミューズサロン 日経ミューズサロン第500回記念ガラ・コンサート

日本クラシック界のレジェンドたちが集う豪華な響宴  1971年にスタートし、国内外の一流アーティストを招き、豊かな室内楽の世界を堪能させてくれたコンサート・シリーズ「日経ミューズサロン」がこの9月11日に500回目となる記念の回を迎える。そこで企画されたのが、このコンサート・シリーズの草創期を飾ってくれた日本クラシック…

【CD】月光 ベートーヴェン・アンソロジー

 生誕250年という一大アニヴァーサリーを味わうには、こういう穏やかなアルバムもいい。マイスター・ミュージックによる名演奏家たちのベートーヴェン録音から、作品番号のない愛らしい初期作品から中期の傑作、後期の名品まで、工夫された選曲でアンソロジーが編まれた。2月に亡くなったサンティ指揮の交響曲の一部が聴けるのはうれしいし…

工藤重典(フルート)

イベールの名協奏曲をハイスペック録音でリリース  フルートの工藤重典がイベールの協奏曲を録音した。フルートの名協奏曲。これが初録音というのはやや意外な気も。 「何十回も演奏していますが、協奏曲の録音は、指揮者、オーケストラなど、いろんな条件が揃わないと実現しません。そのなかで、ランパル先生も普及に寄与したイベールの協奏…

【CD】イベール:フルート協奏曲 他/工藤重典&ロフェ&兵庫芸術文化センター管

 パスカル・ロフェ、兵庫芸術文化センター管客演時のオール・フレンチ・プログラム・ライヴ。現代作品も得意とするこの指揮者らしく細部まで明晰な演奏を聴かせて秀逸だが、例えば「海」では対立する各声部のグラデーションの付け方の巧みさによって構造が明快になっているし、イベールではリズムの扱いが冴えている(洒落たレッジェーロに微塵…

サラマンカホール開館25周年記念 ガラ・コンサート

豪華アーティストが集結し、アニバーサリーを彩る充実のステージ  岐阜市にあるサラマンカホールは1994年に開場、今年で25周年を迎える。それを記念して豪華なアーティストを集め、25周年記念ガラ・コンサートが11月16日に開催される。出演するアーティストの顔ぶれを紹介すると、ウィーン・フィルの元コンサートマスターで、現在…

2019年8月発売のおすすめチケット情報

■8/2(金)発売 古楽最前線!躍動するバロック2019 脈打つ人の心—中後期バロック Vol.3 いずみホール・オペラ2019 《ピグマリオン》 2019.12/14(土)14:00 いずみホール 寺神戸 亮(指揮・ヴァイオリン/プロデューサー) 岩田達宗(演出) 小㞍健太(振付) レ・ボレアード ピグマリオン:クレ…

第10回 フルート・ライヴ in Hakuju 2019

唯一無二の響きを1日2公演で堪能  世界的奏者・工藤重典と、第一線で活躍する綺羅星のごとき名手たちがHakuju Hallに集うフルートの祭典「フルート・ライヴ」が、第10回を迎える。そこで今回は“10周年スペシャル”として、2時間半の拡大版コンサートの豪華2本立てで開催。20名のフルート奏者が、記念の舞台を華やかに彩…

【CD】牧神の午後への前奏曲〜フルート・アンサンブルの愉しみ〜/工藤重典

 工藤重典が定期的に開催するフルート・アンサンブル。彼のソロを聴けるのはもちろん、彼を慕う奏者たちがその芸術を継承していく場でもあり、寄せ集めではない練られたアンサンブルが聴ける。表題曲はフルート合奏になると妖艶さよりも快い美しさを味わえて新鮮。もとよりフルートの響きと相性が良い古典作品は、この楽器ならではの典雅な美を…