せんくら 仙台クラシックフェスティバル2021 全公演スケジュール発表

 仙台市を舞台にした音楽イベント「仙台クラシックフェスティバル(せんくら)」が、10月1日(金)〜3(日)に開催される。第15回目を迎える今年は、前橋汀子(ヴァイオリン)、工藤重典(フルート)、福田進一(ギター)ら重鎮たちの出演が決まっているほか、服部百音、成田達輝(以上ヴァイオリン)、上野耕平(サクソフォン)、三浦一馬(バンドネオン)、松田華音、金子三勇士(以上ピアノ)、カルテット・アマービレ(弦楽四重奏)ら、人気アーティストたちが仙台に集結する。

左より:前橋汀子 ©篠山紀信、工藤重典 ©土居政則、福田進一 ©Takanori Ishii、山下一史 ©ai ueda

 フェスティバルは注目の若手ヴァイオリニスト郷古廉とピアニスト津田裕也のリサイタルで開幕。ジャズピアニスト山下洋輔が複数のプログラムに登場するほか、わかりやすい解説が人気の作曲家・ピアニスト加藤昌則のレクチャー・コンサート、鈴木優人率いるバッハ・コレギウム・ジャパン(室内楽編成)のバッハ、ヴィヴァルディなど、注目イベントが盛りだくさん。仙台市内にキャンパスのある宮城学院女子大学で特任教授を務める及川浩治(ピアノ)は、ベートーヴェン「運命交響曲」(リスト編)のリサイタルや、学生たちとの管楽器アンサンブルのコンサートに出演する。
 そして、グランド・フィナーレは山下一史指揮仙台フィルハーモニー管弦楽団が、田崎尚美(ソプラノ)、今井俊輔(バリトン)ら豪華オペラ歌手たちとの共演で、華やかなウィンナ・ワルツを披露する。

左より:服部百音 ©YUJI INAGAKI、成田達輝 ©Marco Borggreve、郷古廉 ©Hisao Suzuki
左より:上野耕平、三浦一馬 ©Shigeto Imura、松田華音 ©Ayako Yamamoto、金子三勇士 ©Ayako Yamamoto
左より:カルテット・アマービレ、バッハ・コレギウム・ジャパン

 未就学児も楽しめるコンサートや初心者にも親しみやすいプログラムを中心に、45分〜1時間のコンサートが80公演以上予定されており、今年没後100年となるサン=サーンスと生誕100年のピアソラをとりあげたアニヴァーサリープログラム、東京オリンピックでホストタウンとなった「イタリア」をテーマにしたコンサートなど、聴きどころ満載の3日間となっている。

*新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、一部公演のチケット販売見合わせ・出演者変更のお知らせが出ております。(7/29主催者発表)
詳細は下記ウェブサイトでご確認ください。

【Information】
10/1(金)〜10/3(日)
日立システムズホール仙台(青年文化センター)、エル・パーク仙台、太白区文化センター、仙台銀行ホール イズミティ21

問:仙台クラシックフェスティバル2021事務局022-727-1872
https://sencla.com
※フェスティバルの詳細は上記ウェブサイトでご確認ください。