Tag Archive for 定期演奏会

リオネル・ブランギエ(指揮) 東京交響楽団

フランス発、世界が期待する新世代指揮者が東響に初登場  東京交響楽団の指揮台には音楽監督ジョナサン・ノットのみならず、楽壇の注目を集める才能豊かな指揮者が次々と登場する。9月の定期演奏会に登場するのは、フランス生まれの俊英リオネル・ブランギエ。ブランギエはかつてドゥダメルのもと、ロサンゼルス・フィルでアシスタント・コン…

セバスティアン・ヴァイグレ(指揮) 読売日本交響楽団

自らをロットの“伝道師”と呼ぶ名匠のサウンドやいかに!?    2019年4月より読響の常任指揮者を務めるセバスティアン・ヴァイグレが、意欲的なプログラムを披露する。ハンス・ロットの交響曲ホ長調とプフィッツナーのチェロ協奏曲イ短調(遺作)。後期ロマン派の隠れた傑作に光を当てる。  ハンス・ロットはマーラーに強い影響を与…

上岡敏之(指揮)

新日本フィルは今、変わりつつあります  2019/20シーズンが始まる9月から新日本フィルの音楽監督就任4年目に入る上岡敏之。3年のコラボを経た今、彼はかなりの手応えを感じている。 「メンバーそれぞれが自分の音の最大限と最小限を見極めるようになり、段々と“大きな室内楽”が可能になってきました。自発性も生まれてきましたし…

ヘンリク・ナナシ(指揮) 読売日本交響楽団

 2018年3月に読響と初共演が予定されていながら、病気でキャンセルとなったヘンリク・ナナシが、ようやくこの7月に読響の指揮台に立つ。「ナナシ」というなじみの薄い姓に「どこの人だろう」と首をかしげる方も多いかもしれないが、出身はハンガリーだ。バルトーク音楽院で作曲とピアノを学び、ロイヤル・オペラでアントニオ・パッパーノ…

大野和士(指揮) 東京都交響楽団

新シーズンは抒情とロマンに満ちた20世紀作品で開幕  大野和士音楽監督のもと、次々と意欲的なプログラムを披露する東京都交響楽団。4月の第877回定期演奏会Bシリーズでは、武満徹の「鳥は星形の庭に降りる」、シベリウスの交響曲第6番、ラフマニノフの交響的舞曲という3曲の20世紀作品をとりあげる。  前半の武満とシベリウスの…

上岡敏之(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

フランスの色彩溢れる魅惑の三編  新日フィルの3月のトパーズ・シリーズでは、音楽監督の上岡敏之が芸術の都パリをテーマにしたプログラムを組んでいる。フランス風の色彩感をどう聴かせるかというあたりがみどころだが、ドイツの劇場で長くキャリアを築いた上岡ならではのひねりも効いてきそうだ。  まずはモーツァルトの交響曲第31番「…

トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア 第78回定期演奏会

いま最も旬な二人の歌手を迎えてのモーツァルト三昧の午後  トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニアは、1995年の三鷹市芸術文化センター開館時に、地元出身の指揮者・沼尻竜典が呼びかけて同ホールを拠点にスタートしたトウキョウ・モーツァルトプレーヤーズが、創立20周年を機に改称、2016年から現称で活動している(どちらも「TM…

クシシュトフ・ウルバンスキ(指揮) 東京交響楽団

快進撃中の指揮者と楽団の邂逅がもたらす“異次元級”の名演  出色のパフォーマンスが続いた、東京交響楽団の今シーズン(2018/19年度)の定期演奏会。その締めくくりとなる3月定期(東京と川崎)は、クシシュトフ・ウルバンスキが3年ぶりに登場。ベルリン・フィルをはじめ世界中のトップオーケストラに客演し、現在NDRエルプフィ…

ローター・ツァグロゼク(指揮) 読売日本交響楽団

伝統の演目に新たな歴史が生まれる  オーケストラの伝統と指揮者の持ち味の佳き融合…そうした理想的なケミストリーを予感させるのが、2月の読響定期だ。指揮は名匠ローター・ツァグロゼク。1942年ドイツ生まれの彼は、ライプツィヒ歌劇場、シュトゥットガルト歌劇場等で先進的な手腕を発揮し、デッカの退廃音楽シリーズの録音でも高評価…

下野竜也(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

オペレッタ序曲特集で二人の作曲家のアニバーサリーを寿ぐ  東京シティ・フィル2月の定期演奏会は、下野竜也の指揮で、19世紀後半のウィーンに縁のある作曲家が取り上げられる。ウィーンでオペレッタが爆発的に流行したのは、1850年代後半にオッフェンバックの作品が上演されたことがきっかけ。その流行を受けて、スッペ、ミレッカー、…