Tag Archive for 園田隆一郎

【SACD】ベルカント/砂川涼子

 心震わせる歌声で名実ともに今の音楽シーンを代表するソプラノの一人。待望のデビュー・アルバムにはレパートリーの中心であるイタリアとフランスのオペラ・アリアや歌曲を収録。「歌唱・容姿ともに理想のミミ」と絶賛された《ラ・ボエーム》に始まり、《トゥーランドット》のリューや《ファウスト》のマルグリートに《カルメン》のミカエラな…

美内すずえ(漫画家)× 小林沙羅(ソプラノ)

あの阿古夜が歌う! 絶大な人気を誇る名作少女マンガがオペラ化された!!  日本オペラ協会が2020年初春に放つスーパーオペラ《紅天女》。大ヒット少女マンガ『ガラスの仮面』の作中劇として知られるこの作品のオペラ化が発表されるや、オペラ界のみならず、ミュージカル・ファンやマンガ・ファンからも熱い視線を浴びている。『ガラスの…

砂川涼子 ソプラノ・リサイタル

深まりをみせる表現力と意欲的な選曲  初々しさは変わらないのに、レパートリーはどんどん広がるソプラノ、砂川涼子。藤原歌劇団のプリマドンナとして、日本中で爽やかな歌声を披露し続ける彼女は、筆者が常に注目する歌手の一人である。  砂川の舞台は毎回が「密かな驚き」に満ちている。キャリアのスタート時は、きりっとした響きで処女性…

藤沢市民オペラ 2018-2020シーズン 《湖上の美人》(演奏会形式)

ベルカントの饗宴! ロッシーニの傑作を日本初演  角笛を模すホルンの音と、仕事に向かう羊飼いたちの声が響きあう夜明け。やがて、霧の中、小舟で湖を渡る美女のしっとりした歌声が聴こえてくると、北の山国の爽やかな涼気がステージをさらっと吹き抜けるよう。まさしく「空気を音で描写する」大作曲家ならではの雄弁な音運びだろう。  ロ…

【GPレポート】NISSAY OPERA 2019《トスカ》

イタリアの色彩のなかで激しさと美しさがバランスされた《トスカ》  《トスカ》には激しさと美しさが高い次元で同居している。主役3人がいずれも、わずか1日のうちに非業の死を遂げる、という劇的な展開は当然、音楽の激しさや強さにつながっている。歌手にも強靭な声が求められるが、一方で、近代的なオーケストレーションに支えられた美し…

日本オペラ協会 スーパーオペラ《紅天女》制作記者発表会

 『ガラスの仮面』といえば、漫画ファンならまず知らない人はいないであろう大ヒット少女マンガ。1976年に連載スタート、これまでに単行本49巻、累計発行部数は5000万部を超え、いまだ完結には至っていない。北島マヤと姫川亜弓というふたりの演劇少女が、幻の名作『紅天女』の主役をめざして互いに競い合う物語だが、このたび、日本…

工藤和真(テノール)

歌の魅力を広めたいと願う、 期待の大型新人がカヴァラドッシ役に挑む  この8月末、東京音楽コンクール声楽部門で最高位に輝き、聴衆賞も得て話題をさらったテノール、工藤和真。中でも、名アリア〈フェデリーコの嘆き〉での悲愴感の塊のような声音が客席を揺さぶったようである。その期待のホープがこの秋、日生劇場の《トスカ》で画家カヴ…

名古屋二期会2019年定期オペラ公演 歌劇《ホフマン物語》

“幻想的恋物語”を充実のキャスティングで愉しむ  パリで活躍したオペレッタの大家、ジャック・オッフェンバックが今年で生誕200年を迎えた。そんな彼が生涯の最後、唯一の“正式なオペラ”の形で作曲したのが《ホフマン物語》。名古屋二期会が、美しい音楽で彩られ、怪奇と幻想、皮肉に満ちた、薫り高い佳品を定期公演で取り上げる(全5…

2019年9月発売のおすすめチケット情報

■9/6(金)発売 神戸市室内管弦楽団 生誕250年ベートーヴェン・チクルス「ベートーヴェンの森」第1回 2020.1/11(土)15:00 神戸文化ホール 中ホール リューディガー・ボーン(指揮) エリソ・ヴィルサラーゼ(ピアノ) 神戸市室内管弦楽団 ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 Op.60         …

園田隆一郎(指揮)× 砂川涼子(ソプラノ)

日本を代表するロッシーニ歌手たちと指揮者が織りなすブッファの頂点  この9月、藤原歌劇団は、新国立劇場と東京二期会との共催でロッシーニ作曲《ランスへの旅》を上演する。藤原歌劇団がこの作品を取り上げるのは2006年、15年に続く3回目。15人を超えるキャストには、藤原歌劇団員だけでなく、二期会やその他の団体からもロッシー…