Tag Archive for パーカッション

【CD】プロミス―PROMISE―/小田桐寛之

 都響の首席トロンボーン奏者、小田桐寛之の7枚目のソロCD。日本屈指の個人技もむろん満喫できるが、一部編曲も担当する妻のピアノ、米国でジャズを中心に活躍する息子のパーカッション、元・同僚のトロンボーンがコラボした、ファミリー・セッションの妙に魅せられる。クラシックからピアソラ、宮沢賢治の曲まで、構成は全くのボーダーレス…

加藤訓子(パーカッション)

究極のドラミングを求めて〜世界初!ライヒのドラミングを一人で多重録音  2011年のアルバム『kuniko plays reich』で、ライヒの「カウンターポイント」シリーズ3作品を打楽器用にアレンジし、多重録音によって新たなる作品像を聴かせた加藤訓子。その後もペルト、クセナキス、バッハを発表したLINN RECORD…

菅原 淳 パーカッション&マリンバ コンサート

新作と名曲で楽しむ多彩で迫力あるサウンド  38年にわたり読売日本交響楽団で主に首席ティンパニ奏者を務めた菅原淳。同団の名物奏者として親しまれ、打楽器界を牽引してきた第一人者としての功績も計り知れない。その菅原が、信頼厚い仲間や教え子たちと共に、3部構成の多彩なプログラムで、パーカッションの面白さを伝えるコンサートを開…

奥村 愛(ヴァイオリン)

子どもたちの“クラシック音楽体験”への第一歩に  幼少期からコンサートやクラシック音楽に親しみを感じて育ってほしい。そんな思いから人気ヴァイオリニスト奥村愛がプロデュースしている『キッズのためのはじめての音楽会』が、今年も浜離宮朝日ホールで開催される。主に未就学児が楽しめる内容で、0歳児から入場可能なコンサートのスター…

プレミアムガラ サラマンカホール夏の特別プロジェクト 5周年記念コンサート「動物の謝肉祭」

愉悦に満ちた名曲でアニバーサリーを盛り上げる  我が国のフルートの第一人者である工藤重典を音楽監督に迎えて、サラマンカホールで毎年開かれている「夏の特別プロジェクト」。日本を代表する一流奏者を招いてのコンサートをはじめ、公開レッスンや講座も催され、好評のうちに5周年を迎えた。記念の『プレミアムガラ』には、ヴァイオリンの…

アルカスSASEBO オリジナル「Mプロジェクト」

武満徹の音楽を多角的に見つめ直す  アルカスSASEBOは、長崎県・佐世保駅にほど近い、2000席の大ホールと500席の中ホールを中核とする公共の文化施設。同ホールの新企画『Mプロジェクト』は、発信者のやる気を感じさせる意欲的な仕掛けが満載。1年間、複数の主催公演にまたがって、一人の作曲家に注目したプログラムを組む。初…

窪田健志(パーカッション)

マルチ・パーカッションの刺激的な世界  打楽器奏者のリサイタルにはさまざまな発見がある。なかなか聴くことができないオリジナル作品、見たことのない物体も含めた多様な楽器の数々、それらを縦横無尽に演奏する奏者の動き。その面白さを知ってしまうと、たとえ未知の作曲家や曲であっても躊躇することなく、好奇心が勝って会場へと足を運ぶ…

加藤訓子(パーカッション)

クセナキスが打楽器で創造した“宇宙” 「数学者・建築家でもあったヤニス・クセナキスについて多くの方は、難解な現代音楽の作曲家というイメージをお持ちかもしれません。しかし、彼の作品は“人間がつくったものを人間が演奏する”という大前提があり、その難しさを超えると土着的で力強く、むしろ人間臭いところもあるのです」  世界的な…