Tag Archive for ジョナサン・ノット

ジョナサン・ノット(指揮) 東京交響楽団

マエストロお得意のリゲティの世界そして、ジュピター!  毎回のプログラムにこれほどワクワクさせられるコンビはほかにない。絶好調のジョナサン・ノットと東京交響楽団が11月の東京オペラシティシリーズで披露するのは、リゲティとリヒャルト・シュトラウス、そしてモーツァルトを組み合わせたプログラムだ。  ノットにとってリゲティは…

ジョナサン・ノット(指揮) 東京交響楽団

世紀末ウィーンの濃厚な香りがホールを満たす  ジョナサン・ノットと東京交響楽団の快進撃はとどまるところを知らない。刺激的なプログラム、説得力のある作品解釈、そして予定調和に終わらないエキサイティングなライヴ。こういった魅力が、6シーズン目を迎えてもなお色褪せないというのは驚異的なこと。毎回の共演にこれだけワクワクできる…

【SACD】ショスタコーヴィチ:交響曲第5番/ノット&東響

 5月の東京交響楽団定期演奏会の名演が早くもCDに。ジョナサン・ノットによるショスタコーヴィチの交響曲第5番は、思いのほか大きな構えながら、明瞭な金管の響きをはじめ、クリアで研ぎ澄まされたサウンドは健在。その上でノットはあえて予定調和にならない棒で東響をドライヴし、緊張感と熱気を存分に引き出す。特に第3楽章の張りつめた…

ジョナサン・ノット(指揮) 東京交響楽団

マエストロが投げかける“謎”のプログラムが妙に刺激的  ノットのプログラミングは、いつも知的刺激に満ちている。今回は、しじまの中からトランペットが密やかに語りかけてくるアイヴズの「答えのない質問」に、シューベルトの未完成交響曲を続ける。ご存じの通り後者は最初の2楽章しか書かれなかったが、なぜ後続楽章は作られなかったのか…

東響が2020年シーズンラインナップを発表

 音楽監督ジョナサン・ノットと東京交響楽団の7年目となる2020年シーズンの内容が発表された。ノットは定期演奏会5公演、川崎定期演奏会3公演、東京オペラシティシリーズ2公演、名曲全集1回、特別演奏会〈第九公演〉2公演の計13公演でタクトを執る。  新シーズンの定期演奏会はノットが指揮するウォルトンの大作オラトリオ「ベル…

フェスタサマーミューザKAWASAKI 2019

祝15回!コアファンもビギナーも楽しめるオーケストラ真夏の祭典、その魅力を一挙紹介!  毎夏の恒例となった音楽祭「フェスタサマーミューザ」も今年で15回目。首都圏のオーケストラを同じホール(ミューザ川崎シンフォニーホール)で聴けるという画期的なこの音楽祭だが、今年もそれぞれのオーケストラと指揮者が趣向を凝らした選曲で次…

ジョナサン・ノット(指揮) 東京交響楽団

キューブリックへのオマージュ? 興味が広がるプログラム  一夜のコンサートを成す選曲には、作曲年代やジャンル、編成や組み合わせの相性、得意分野かどうかなど、演奏者側の様々な意図や戦略が反映されるが、時に常識を大胆に踏み越え、私たちを思いがけない発見へと導いてきたのがジョナサン・ノット&東響だ。今回もふるっている。  現…

2019年5月発売のおすすめチケット情報

■5/11(土)発売 神奈川県民ホールオペラ・シリーズ2019 グランドオペラ共同制作 ビゼー:オペラ《カルメン》(フランス語上演・日本語及び英語字幕付/新制作) 2019.10/19(土)、10/20(日)各日14:00 神奈川県民ホール ジャン・レイサム=ケーニック(指揮) 神奈川フィルハーモニー管弦楽団(管弦楽)…

ジョナサン・ノット(指揮) 東京交響楽団

時代を証言する20世紀の傑作2編  ショスタコーヴィチとブリテン。共に時代の深淵を覗き込み、その闇を後世に伝える傑作を数多く遺した、20世紀のソヴィエトとイギリスを代表する巨人である。実際に彼らは親交を持ち、作品を献呈しあうほど互いに尊敬しあっていた。  5月の東京交響楽団の定期は、そのふたりの聴きごたえある作品のカッ…

【SACD】ラフマニノフ:交響曲第2番/ノット&東響

 10年以上にわたる音楽監督任期延長が発表されたとき、ノットはキャリアの一番脂の乗った時期を東響と共に築こうとしているのだな、と思った。東響も熱意に応え、ノットが得意とする現代ものやドイツもので心に残る多くの成果を挙げた。いま、彼らはそこから踏み出して、広大なレパートリーを渉猟しようとしている。このラフマニノフをその狼…