8/9(土)出張サマーミューザ@しんゆり! パシフィックフィルハーモニア東京【フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2025】

左より:飯森範親(c)山岸伸/鈴木舞(c)Yukiko Shibuya/松本志のぶ

 新百合ヶ丘周辺のファミリーには、またとない朗報! サマーミューザのしんゆり公演では初めての試みとして、小学校低学年から中学年を主に対象として、「みんな集まれ!音の遊園地」と題した4歳以上OKのコンサートが開催される。「モルダウ」「くるみ割り人形」「威風堂々」など、これだけは子どもには聴かせておきたい基本の名曲ばかり。音楽監督の飯森範親が指揮するパシフィックフィルハーモニア東京は、いま首都圏のクラシック界に新風を送り込んでいる話題のオーケストラ。ヴァイオリニスト鈴木舞が超絶技巧を披露する「カルメン幻想曲」「ツィガーヌ」ともども、楽しい進行と熱い演奏で子どもたちの心をつかんでくれることだろう。

文:林田直樹

パシフィックフィルハーモニア東京

【Information】

出張サマーミューザ@しんゆり!4歳から入場可能!
パシフィックフィルハーモニア東京
みんなあつまれ!音の遊園地

2025.8/9(土)15:00 昭和音楽大学 テアトロ・ジーリオ・ショウワ

指揮:飯森範親(パシフィックフィルハーモニア東京 音楽監督)
ヴァイオリン:鈴木舞
司会:松本志のぶ

プログラム
ロッシーニ:歌劇『ウィリアム・テル』 序曲から「スイス軍の行進」
サラサーテ:カルメン幻想曲
ラヴェル:ツィガーヌ
ヴェルディ:歌劇『運命の力』 序曲
マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』から 間奏曲
スメタナ:連作交響詩『わが祖国』から「モルダウ」
チャイコフスキー:バレエ音楽『くるみ割り人形』 op.71aから
 行進曲—トレパック—中国の踊り—こんぺいとうの踊り—花のワルツ
エルガー:『威風堂々』第1番 op.39-1

●ホール座席券(全席指定)

一般4,000円
U252,000円
こども(4歳~中学生)500円

※U25割引はミューザ川崎シンフォニーホールおよびチケットぴあで購入できます。
※4歳未満のお子さまはご入場いただけません。

問:ミューザ川崎シンフォニーホール044-520-0200
https://www.kawasaki-sym-hall.jp/festa/calendar/detail.php?id=4434

特集:フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2025
川崎の夏を彩るオーケストラの祭典が今年もやってくる!ホスト・オーケストラの東京交響楽団をはじめとする首都圏の10団体に加え、九州交響楽団が初登場。計11のオーケストラが日替わりで熱き競演をくり広げる。注目の指揮者陣には、東響の音楽監督として最後の出演となるジョナサン・ノット、東京シティ・フィル常任指揮者の高関健、神奈川フィル音楽監督の沼尻竜典、新日本フィルの前音楽監督・上岡敏之、日本フィルを指揮する下野竜也と名匠たちが揃う。一方、九響の若き首席指揮者・太田弦をはじめ、出口大地、熊倉優、松本宗利音(しゅうりひと)、小林資典(もとのり)とフレッシュな顔ぶれも。「サマーナイト・ジャズ」、歌とオルガンで楽しむ「真夏のバッハ」、小川典子がライフワークとする「イッツ・ア・ピアノワールド」など恒例企画ももちろん健在。熱い夏の到来が待ちきれない!