Tag Archive for 春の祭典

【SACD】ストラヴィンスキー:「春の祭典」「火の鳥」/小林研一郎&ロンドン・フィル

 コバケン&ロンドン・フィルのロシア音楽シリーズの最新盤。今や稀少なスタジオ録音と相まって、隅々まで丁寧に描かれた悠揚迫らぬ演奏が展開されている。「春の祭典」は、各パートの動きを明確に表出しながら、雄弁かつエネルギッシュに進行。鮮明な録音が音楽を強化し、中でも打楽器の迫力は凄まじい。「火の鳥」も緻密かつ精妙な造作が印象…

【SACD】ストラヴィンスキー:春の祭典、シェーンベルク:浄められた夜/ノット&東響

 ノット&東響の4作目のCD。20世紀初頭に新時代を拓いた“動と静”の名作を並べ、2つの道筋を対比させた意義深い1枚だ。「春の祭典」は、全体のマッシヴな音像と細部のクリアな動きを両立させた、鮮烈かつ豊潤な快演。しなやかに躍動するリズムが光り、第2部後半の迫真性も耳を奪う。「浄められた夜」は、ダブつきのない清冽なアンサン…

【読者プレゼント】伊福部昭の舞踊音楽、スコア譜を再現!〜『現代舞踊名作劇場』

石井みどり『―体―(たい)』/江口隆哉・宮 操子『プロメテの火―全景―』  3月24日(土)、3月25(日)に彩の国さいたま芸術劇場で「現代舞踊名作劇場 石井みどり『―体―(たい)』/江口隆哉・宮操子『プロメテの火―全景―』」が上演される。『―体―(たい)』はストラヴィンスキーの「春の祭典」を使用した作品。また、伊福部…

【会見レポート】東京バレエ団が20世紀三大巨匠の傑作をまもなく上演!

 東京バレエ団は9月8日より10日まで『〈20世紀の傑作バレエ〉ープティ/ベジャール/キリアン』を上演する。初日まで一週間を切った9月1日、同団初演となるローラン・プティ振付『アルルの女』に出演する上野水香とゲスト・アーティストのロベルト・ボッレ(ミラノ・スカラ座バレエ団エトワール)が出席し、記者懇親会を行った。 (2…

東京バレエ団〈20世紀の傑作バレエ〉 『アルルの女』『小さな死』『春の祭典』

三大巨匠の傑作を一挙上演  20世紀後半を代表する巨匠振付家たちの振付作品によるトリプル・ビルだ。  ローラン・プティの『アルルの女』(1974年初演)は、ビゼーの同題曲に振り付けられたドラマティックな舞台。婚約者がありながらも闘牛場で出会った女性の幻影に惹かれ、追い求めていく若者の行く末は――。ロベルト・ボッレ&上野…

【会見レポート】東京バレエ団がプティ作品を初上演へ〜『アルルの女』

 東京バレエ団が9月8日から9月10日まで『〈20世紀の傑作バレエ〉ープティ、ベジャール、キリアン』を上演する。これに先立ち5月23日、斎藤友佳理芸術監督と『アルルの女』(ローラン・プティ振付)に出演する上野水香、川島麻実子、柄本弾、そしてプティ作品の振付指導ルイジ・ボニーノらが出席し、記者懇親会が行われた。 (201…

【モニター試写】パリ・オペラ座『バレエ・リュス』が1日限りの特別上映

 3月31日(金)、TOHOシネマズ日本橋とTOHOシネマズ梅田でパリ・オペラ座『バレエ・リュス』が上映される。  美術・ファッション・音楽を融合した新たなバレエの価値を生み出したロシアの名プロデューサー、セルゲイ・ディアギレフ(1872-1929)生誕145周年を記念して、ディアギレフの誕生日である3月31日に1日限…

『現代舞踊公演 柳下規夫/山本 裕/能美健志』

三者三様の世界観に浸る 「男性振付家3名が送る、自由で真摯な現代のダンスパフォーマンス!!」という触れこみだ。  柳下規夫は独自の美意識に富んだ作風で知られる重鎮。『楢山節考』(深川七郎原作、1979年)により数々の賞を受けるなど、若き日から存在感を示し息長く踊り続ける。『冷たい満月 ニジンスキーの影に翔る』には柳下が…

平山素子(振付家・ダンサー)

“ダンスとリズム”の根源に迫る  日本のダンスシーンの最前線をひた走る平山素子。2008年の『春の祭典』でストラヴィンスキーの代表作を鮮やかに視覚化し、13年の『フランス印象派ダンス Trip Triptych』ではラヴェル、ドビュッシー、サティの名曲を用い洗練の極みといえる秀作を放った。  新国立劇場で行う「音楽シリ…

Co.山田うん 春の祭典ツアー 『結婚』『日本の三つの抒情詩』『春の祭典』

ストラヴィンスキーの音楽で多彩なダンスの世界を体感  このところ破竹の勢いで躍進するダンスカンパニーCo.山田うん。今春、芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞した舞踊家・振付家の山田うんのもとに若く個性的な面々が集い、パワフルかつ肌理細やかなダンスを持ち味に話題作を連打する。近年の『季節のない街』『十三夜』『舞踊奇想曲 モ…