【読者プレゼント】伊福部昭の舞踊音楽、スコア譜を再現!〜『現代舞踊名作劇場』

石井みどり『―体―(たい)』/江口隆哉・宮 操子『プロメテの火―全景―』

 3月24日(土)、3月25(日)に彩の国さいたま芸術劇場で「現代舞踊名作劇場 石井みどり『―体―(たい)』/江口隆哉・宮操子『プロメテの火―全景―』」が上演される。『―体―(たい)』はストラヴィンスキーの「春の祭典」を使用した作品。また、伊福部昭が音楽を担当した『プロメテの火―全景―』は、藝大フィルハーモニア管弦楽団が演奏する。舞踊ファンのみならず、クラシック音楽ファンも注目の公演だ。
 現代舞踊協会では、3月24日(土)18時30分公演にWEBぶらあぼ読者限定10名様を招待する。

江口隆哉・宮 操子『プロメテの火―全景―』
C)Kotaro Nemoto / STAFF TES

 『プロメテの火』は1950年に初演。ギリシャ神話に想を得て創作された壮大な物語舞踊で、音楽は『ゴジラ』など映画音楽の作曲で知られる伊福部昭が、振付の江口隆哉から委嘱され作曲した。2009年に伊福部自筆のスコア譜が発見されたことを機に、2016年に初演から66年振りに完全復元公演が行われた同作だが、今回はその譜面をもとに藝大フィルハーモニア管弦楽団の演奏で上演される。伊福部サウンドを生演奏で聴けるまたとない機会だ。出演は佐々木大、中村恩惠ほか。

 もう一作の『―体―(たい)』は、日本の洋舞の先駆者・石井漠に学んだ振付家、石井みどりによって1960年初演された。ストラヴィンスキーの「春の祭典」からインスピレーション受けた石井が、『古事記』をモティーフに「自然と生命力」をテーマに創作。出演は酒井はな、島地保武ほか。

石井みどり『―体―(たい)』
前回の公演より C)池上直哉

【プレゼント応募先】
下記、現代舞踊協会事務局のメールアドレス宛に、
●件名「名作劇場プレゼント応募」●住所●氏名●メールアドレス●電話番号を明記の上、
2018年3月22日(木)午前中までにご応募ください。

一般社団法人現代舞踊協会事務局:office@gendaibuyou.or.jp
*1回のご応募で1名のみ受付。当選された方には現代舞踊協会からメールでご案内いたします。

左より:酒井はな、島地保武、中村恩恵、佐々木大、伊福部昭

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〜現代舞踊名作劇場 石井みどり『―体―(たい)』/江口隆哉・宮 操子『プロメテの火―全景―』
(ぶらあぼ3月号より)

【公演概要】
「現代舞踊名作劇場」
-日本のパイオニアからの発信-世界初、大群舞作品の競演

<一部>
1961年初演
石井みどり「体-たい-」
主演:酒井はな 島地保武
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー「春の祭典」

<二部>
1950年初演
江口隆哉・宮 操子「プロメテの火-全景-」
主演:佐々木大 中村恩恵
音楽:伊福部昭「舞踊音楽 プロメテの火」 
演奏:藝大フィルハーモニア管弦楽団

問:現代舞踊協会03-5457-7731
http://www.gendaibuyou.or.jp/