Pre-Stage=Prestige

マルクス・アイヒェ(バリトン)

葛藤に苦しむ王、そして、旅の途上の遥かなるものへの 憧れを歌う  ウィーン国立歌劇場日本公演の《ナクソス島のアリアドネ》で若々しく知的な音楽教師を歌い演じたマルクス・アイヒェ。2017年春に再び来日し、同じヤノフスキの指揮で今度はワーグナー《神々の黄昏》を歌うことになる。 「ヤノフスキさんは素晴らしい指揮者ですね。リハ…

アンドレア・バッティストーニ(指揮)

 近年、活躍が目立つ若手イタリア人指揮者の中でも、演奏会に録音にテレビにと、際立った活躍を見せるアンドレア・バッティストーニ。東京フィルハーモニー交響楽団との初共演は、2012年の東京二期会オペラ《ナブッコ》。以来、相思相愛の仲となった東京フィルとは共演を重ねるごとに関係も深まり、昨年10月には首席指揮者に就任したこと…

飯森範親(指揮)

ハイドンマラソンが良き効果をもたらしています  今年4月から、日本センチュリー交響楽団の首席指揮者として4年目のシーズンに入る飯森範親。山形交響楽団等で実績をあげてきた彼は今、同楽団での活動にも相当な手応えを感じている。 「まず大きな成果は、昨年10月完成した豊中市立文化芸術センターの運営に、(楽団が)指定管理者として…

笈田ヨシ(演出)

本当の蝶々さんを日本で表現したい  ピーター・ブルック演出の『マハーバーラタ』など歴史的な名舞台に俳優として関わり、近年はオペラの演出でもヨーロッパで高い評価を得ている笈田ヨシ(旧芸名・笈田勝弘)の日本で最初のオペラ演出が《蝶々夫人》で実現する。2016年春にヨーテボリの劇場で同作品を取り上げたばかりだが、日本ではどう…

服部百音(ヴァイオリン)

素晴らしい音楽への集中力を持った新星が登場!  伯楽ザハール・ブロンの門下からまた逸材が登場した。服部百音、17歳(1999年生まれ)である。昨年11月に東京・紀尾井ホールでリサイタルを開催したが、イザイの無伴奏曲に始まり、ヴィエニャフスキ、エルンスト、ワックスマンと技巧的に難しい作品を並べたプログラムを堂々と弾ききっ…

マルクス・アイヒェ(バリトン)〜WEBぶらぼ特別篇

 ウィーン国立歌劇場日本公演の《ナクソス島のアリアドネ》で若々しく知的な音楽教師を歌い演じたマルクス・アイヒェ。2017年春に再び来日し、同じヤノフスキの指揮で今度はワーグナー《神々の黄昏》を歌うことになる。 「ヤノフスキさんは素晴らしい指揮者ですね。リハーサルでは細部まで厳密さを追求し、練り上げていきます。細かいリズ…

イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)

今度は名手揃うトリオと無伴奏で真価を発揮  真摯かつ誠実に楽曲の本質を聴かせる世界屈指のヴァイオリニスト、イザベル・ファウストが、来る2〜3月、ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)、アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)とのトリオ、及びJ.S.バッハの無伴奏ソナタ&パルティータの公演を行う。何れも大注目だが、まず取材直前のバ…

宮本益光(バリトン)

《魔笛》ではすべての人物が“愛”と“死”を語るのです  毎回、国内外の第一級のキャスト・スタッフによるプロダクションが話題の神奈川県民ホール・オペラシリーズ。2017年は、ダンサー・振付家として世界的に活躍する勅使川原三郎が演出・装置・照明・衣裳を手がけるモーツァルトの《魔笛》を3月に2日間にわたって上演する(3/11…

プラシド・ドミンゴ(テノール、バリトン)

 近年、テノールからバリトンへの転向で世間を驚かせ、いまやヴェルディ・バリトンの役を徐々に広げ、各地のオペラハウスで精力的に活躍しているプラシド・ドミンゴ。彼は2011年の震災後、多くのアーティストが来日中止を発表するなか、いち早く来日してコンサートを行い、日本の聴衆に勇気と活力を与えた。そのドミンゴが、日本でのリサイ…

山中千尋(ピアノ)

 山下洋輔や小曽根真らの活動により、クラシックとジャズの距離が近くなっているという印象は強い。しかし、単にクラシックの曲をジャズ風にアレンジするだけでは物足りない! という聴き手もいるだろうし、ストラヴィンスキーやショスタコーヴィチほか、ジャズにインスパイアされた曲を楽しむ聴き手も多いだろう。そうした方たちはもちろん、…