Tag Archive for 豊嶋泰嗣

ARK Hills Music Week 2020 サントリーホール ARKクラシックス

若きふたりを中心に多彩な顔ぶれが集う3日間の祭典  サントリーホールとアークヒルズを中心に2011年から開催されてきた「ARK Hills Music Week」の新機軸として、18年秋から始まった『サントリーホール ARKクラシックス』。ピアノの辻井伸行とヴァイオリンの三浦文彰、ふたりの若きスターがアーティスティック…

【8/4】久石 譲(指揮)新日本フィルハーモニー交響楽団

 映画音楽作曲家の第一人者として変わらぬ活躍を続ける一方で、近年は指揮者としての活動をどんどん充実させている久石譲。新日本フィルは、繰り返し共演を重ねてきた大事なパートナーだ。今回は自作とベートーヴェンを振る。  久石のベートーヴェンといえば、交響曲全集の録音が昨年のレコード・アカデミー賞を受賞している。そのうたい文句…

【CD】J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)/豊嶋泰嗣

 新日本フィル等のコンサートマスターを務めながらソロ活動も顕著なベテラン名手、初のバッハ無伴奏ソナタ&パルティータ全曲録音。愛器ストラディヴァリウス300歳の年(同時に曲の誕生からも約300年)に因んだ録音でもある。これは渾身のアルバムと言っていい。まず耳を奪うのは名器を鳴らし切った豊潤な音。そして1音の実在感とフレー…

鈴木大介(ギター)

ギターで捧げるシューベルトへのオマージュ  多彩な人である。クラシック・ギタリストとして可能性のあることにはすべてチャレンジしてきた、そんなイメージのある鈴木大介。 「今年、50歳になります。だから、という訳ではなく、これまで何年も自分なりに考えてきたことがありまして、それは例えばギターの奏法の統合であったり、レパート…

第29回青山音楽賞の受賞者が決定

 第29回青山音楽賞の受賞者が決定した。同賞は、今年設立30周年を迎える公益財団法人青山音楽財団が1991年より継続している顕彰事業。毎年1月から12月までに京都の青山音楽記念館 バロックザールで開催された公演の中から選考し、個人または団体に授与される。  25歳以下(演奏会当日)が対象の新人賞には、今岡秀輝(ヴァイオ…

アルカスSASEBOオリジナル室内オーケストラ チェンバー・ソロイスツ・佐世保

名手たちが集った上質なアンサンブルの悦楽  長崎県佐世保市で意欲的な自主企画を展開するアルカスSASEBO。その活動の柱のひとつが、2016年に結成された「チェンバー・ソロイスツ・佐世保」である。音楽監督は新日本フィルのソロ・コンサートマスターをはじめ各地の楽団で活躍する豊嶋泰嗣。国内外で活躍するソリストや、日本各地の…

水戸室内管弦楽団 第105回定期演奏会

日本第一線の音楽家からなる楽団の記念碑的演奏会  世界的に活躍する日本人演奏家から選りすぐりのメンバーを集め、室内管弦楽団を作ったら、どんな響きとなるだろう? 水戸芸術館初代館長であり、戦後日本を代表する音楽評論家でもあった吉田秀和のそんな想いを実現したのが、1990年に結成された水戸室内管弦楽団である。その特別な響き…

京都コンサートホールと京響が2020年度自主公演ラインナップを発表

 2020年度の京都コンサートホールと京都市交響楽団の自主公演ラインナップが決まり、11月27日に同ホールで併せて発表された。オープンから25周年の節目となる同ホールは、西日本最大級となる“合唱の祭典”が核に。一方の京響は、11回の定期演奏会をはじめとする意欲的なステージやプロジェクトに、心機一転の新体制で臨む。  ベ…

演奏家と邦人作曲家シリーズ2019 in KANSAI

 音楽家たちの互助組織として1965年に発足した日本演奏連盟(演連)は、現在約3200余名の会員を擁する国内最大規模の音楽団体として活動している。連盟創立50周年の2015年には一週間にわたり日本の近代音楽史を俯瞰する意欲的な企画を行ったが、今年は同連盟関西委員会の創立30周年にあたり、それを記念して「演奏家と邦人作曲…

関西弦楽四重奏団

ベートーヴェン全曲ファイナルとブラームス弦楽五重奏曲への挑戦    「関西から、理想の室内楽を追求したい」と、大阪交響楽団コンサートマスターの林七奈、元大阪響コンサートマスターで京都市交響楽団員の田村安祐美、京都市響首席ヴィオラ奏者の小峰航一、ソリストとして活躍するチェロの上森祥平と、関西ゆかりの名手たちが結…