Tag Archive for 西山まりえ

【CD】ヴィヴィアーニ:教会と室内のためのカプリッチョ・アルモニコ/朝吹園子

 「異国から来た彼が、どう活躍の幅を広げたのか。様々な個性と可能性を秘めた曲集には、その答えがある気がします」。スイス・バーゼルを拠点とするバロック・ヴァイオリン奏者の朝吹園子は、17世紀後半にインスブルックで活躍したイタリア人作曲家、G.B.ヴィヴィアーニによる「カプリッチョ・アルモニコ」を、こう位置づける。シンプル…

朝吹園子(バロック・ヴァイオリン)

知られざる作曲家ヴィヴィアーニの魅力を伝えたい  スイス・バーゼルを拠点に、欧州と日本で活躍するバロック・ヴァイオリン奏者の朝吹園子が、17世紀後半にインスブルック宮廷で活躍したイタリア人作曲家、G.B.ヴィヴィアーニによる「教会と室内のためのカプリッチョ・アルモニコ」全曲(1678)を収録した初アルバムをOMF(オア…

アントネッロ(古楽アンサンブル) 没後500年 レオナルド・ダ・ヴィンチ 音楽の謎解き

ルネサンス期の巨人と音楽との関係を探る  ダ・ヴィンチは「モナ・リザ」「最後の晩餐」等の絵画のみならず、建築や土木工学、幾何学、解剖学、地質学から天文学など多方面の研究に取り組んだルネサンスの知の巨人にして天才クリエイターだが、没後500年を迎えて日本で大きな盛り上がりを見せている。それもこれまで見過ごされてきた音楽と…

【CD】バッハ:トッカータ集/西山まりえ

 チェンバロとヒストリカル・ハープの名手で、古楽集団「アントネッロ」のコアメンバーでもある西山まりえ。継続的に取り組む「バッハエディション」第5弾で、チェンバロのための「トッカータ」に対峙した。自筆譜が現存しない作品も含むが、若き大バッハが作曲したと推定される全7曲。後年の作品の熟達には及ばぬものの、逆にそこにはない、…

【CD】あなたはすべて私のものだった/櫻田亮&西山まりえ

 バッハ・コレギウム・ジャパンの演奏会をはじめ、バッハの受難曲などで、知的な名エヴァンゲリストぶりを披露している櫻田亮。ボローニャで学び、国際的な活躍を展開する。初のソロ・アルバムで対峙したのは、17世紀イタリアで流行した、簡素な伴奏を伴うモノディ様式の単声世俗歌曲。櫻田の美声は、リズムや旋律と密接に結びついた言葉ごと…

【CD】クロード=ベニーニュ・バルバトル:クラヴサン曲集第1巻全曲/西山まりえ

 古楽の精鋭集団「アントネッロ」のメンバーで、チェンバロ&ヒストリカル・ハープ奏者として活躍する西山まりえ。8年ぶりのソロ・アルバムでは、マリー・アントワネットの師としても知られる、バルバトルのクラヴサン曲集第1巻の全曲録音に挑んだ。西山は2つの音律を使い分け、歴史的資料を解析してレジストレーションにも細かな気遣いを施…

【指揮者変更】2018北九州国際音楽祭

国際的演奏家が北九州を彩る豪華な音楽祭 *指揮者変更のお知らせ サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団公演で指揮を予定していたユーリ・テミルカーノフは、健康上の理由により、やむなく降板することになりました。代役として同オーケストラ指揮者(副芸術監督)のニコライ・アレクセーエフが指揮を務めます。詳細は下記ホームペ…

福井 敬 × アントネッロ スペシャル・リサイタル

日本の名テノールが聴かせるイタリア初期バロック歌曲の魅力  日本を代表する名テノールで、国内外の檜舞台で活躍を続ける福井敬が、リコーダー&コルネット奏者の濱田芳通が主宰する古楽アンサンブル「アントネッロ」と組み、イタリア初期バロックの名歌曲を集めたアルバム『アマリッリ麗し』(OMF)をリリース。記念のスペシャル・リサイ…

銀座ぶらっとコンサート #126 西山まりえの歴女楽 Vol.5 アルバ公爵夫人〜スペイン情熱の恋物語

ゴヤのパトロンだった“美魔女”にフォーカス  官能的な肢体と、謎めいた視線。スペイン最大の画家、フランシスコ・デ・ゴヤの作品に登場する黒髪の美女、アルバ公爵夫人カイエターナ。楽壇きっての“歴女”と称される西山まりえが、歴史に名を残すヒーローやヒロインの人物像を、チェンバロやヒストリカル・ハープで綴ってゆくシリーズの第5…

波多野睦美 朝のコンサート 第10回記念特別公演 イタリア歌曲集 〜コンサートと公開レッスン〜

歌曲集の真の姿を求めて  「イタリア歌曲集」といえば音大声楽科受験の必須科目でもあり、学習者にはおなじみだ。歌曲集とはいってもほとんどはバロック・オペラのアリアなのだが、20世紀初頭に「イタリア古典歌曲集」として出版された際にロマン派風のピアノ伴奏が施されたために、現在私たちが聴いているのは、多くの場合はその“化粧され…