Tag Archive for レイフ・オヴェ・アンスネス

ウラディーミル・ユロフスキー(指揮)

指揮者や編曲者としてのマーラーにも注目してください  ベルリン放送交響楽団が芸術監督・首席指揮者のウラディーミル・ユロフスキーに率いられ来日する。ユロフスキーは2017年にロンドン・フィルハーモニー管弦楽団との日本ツアーで初来日を果たし、その確かな音楽性とカリスマ性で日本の聴衆を魅了した。また、2021/22シーズンよ…

【公演中止・曲目変更】レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)

作品への敬愛がもたらす至高のピアニズム  レイフ・オヴェ・アンスネスはレパートリーをじっくりと広げていくピアニストである。リサイタルのプログラムも熟慮し、全体のバランスを考慮し、自身の「いま」を映し出すものにこだわる。今回の選曲は、シューマンが4つの音符によって情景を描き出した演劇性と物語性に富む「謝肉祭」をメインに据…

レイフ・オヴェ・アンスネス(指揮/ピアノ) マーラー・チェンバー・オーケストラ ベートーヴェン ピアノ協奏曲全曲演奏会

“グレート・ジャーニー”のクライマックス  ベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲演奏会は、決して珍しくない。だがこの公演は意味が違う。抜群のテクニックと綿密な解釈で世界的評価を得ているトップ・ピアニスト、レイフ・オヴェ・アンスネスが、4年をかけて行ってきたプロジェクトのクライマックスなのだ。彼は、2012年からベートーヴェ…

静岡音楽館AOI 開館20周年記念コンサート・シリーズ 第1期 より

オペラからジャズまで多彩なラインナップ  未来を見据えた静岡の音楽文化を担う場所として、1995年に開館した静岡音楽館AOI。現在は作曲家でピアニストの野平一郎を芸術監督に迎えて、若手や地元出身の音楽家の登用、現代の作品や静岡ならではのプログラミングを通じ、地元の文化の発展に寄与している。そんなAOIが、今年で開館20…

『ピアニストが語る!〜現代の世界的ピアニストたちとの対話』

 ポゴレリチをはじめとする14人の世界的ピアニストへの長時間にわたる、徹底したインタビューを纏めた一冊。原著は、台湾を拠点に世界各地で取材している若き音楽ジャーナリストによる大著『遊藝黒白:世界鋼琴家訪談録』。2007年に台湾で出版され、音楽書としては異例のベストセラーとなった。本書では、原著で行った55人のピアニスト…

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)

ベートーヴェンへのトータルな視点を伝える  アンスネスのリサイタルでいつも感心させられるのは、その響きのピュア度である。彼ぐらいの知名度になるとホールは中小というわけにはいかない。大ホールだ。ソロで大きなホールを無理に響かせようとすると、サウンドが毛羽立ったり、音楽にヘンな力みが加わってしまうのは、それなりのベテランで…