Tag Archive for ギター

Music Program TOKYO プラチナ・シリーズ4 鈴木大介(ギター)

渡辺香津美をゲストに迎え、邦人作曲家のギター作品による魅惑のステージ  48歳となった現在でもなお新しい学びに取り組み、自身ならびにギターの可能性を拡大し続けている鈴木大介こそ、真のフロントランナーと称されるべきであろう。自分の興味を深堀りしつつ、同時にギター界を見渡した上で何をすべきかを考えて行動し、ちゃんと実現まで…

池田昭子(オーボエ) & 福田進一(ギター)

リード楽器と撥弦楽器の幸福な邂逅  NHK交響楽団で活躍する一方、室内楽奏者としても活躍するオーボイストの池田昭子。そして、日本を代表するギタリストで、公開中の映画『マチネの終わりに』で演奏監修も担当して話題の福田進一。そんな二人の名手によるアルバム『白鳥の歌』が発表された。優美なオーボエと、鮮烈なギター。全く異なる美…

大萩康司(ギター)& 梶川真歩(フルート)

「初めて聴いたけどかっこいいね」と思ってくれれば最高です!  フルートとギターのデュオは、コンパクトで爽快なサウンドを生み出す室内楽だといえるが、コンサートは意外に少ないだけに可能性を秘めている組み合わせだ。  NHK交響楽団での演奏を軸に多彩な活動をしている梶川真歩、2020年にデビュー20周年を迎える大萩康司の2人…

熊谷俊之(ギター)

古今のラテン・ギター音楽がぎっしり詰まったアルバム  ウィーン国立音楽大学大学院で研鑽を積み、数多くの国際コンクールに入賞。各国の音楽祭でも好評を博しているギタリスト、熊谷俊之の最新アルバム『トッカータ・ブラジリス』はラテンの響きが魅力的な一枚。注目は、現代ブラジルの作曲家マルロス・ノブレの近作「ソナタ op.115」…

東京オペラシティ B→C 藤元高輝(ギター)

ギターの可能性を追求し続ける俊英登場  東京オペラシティの「B→C」に、ギタリストの藤元高輝が登場する。1992年生まれの彼は、2011年の東京国際ギターコンクールで第1位、今年6月にはハインツベルク国際ギターコンクールでも優勝を飾るなど、国内外のコンクールに優勝・入賞する逸材。また、ギターだけでなく、作曲や指揮も学ぶ…

北村 聡(バンドネオン)& 徳永真一郎(ギター)

対照的な楽器が呼び起こすスリリングな世界  Hakuju Hallの「リクライニング・コンサート」にバンドネオンの北村聡とギターの徳永真一郎がデュオを組んで登場。この数年のあいだに一気に同世代の旗手に躍り出た北村と、パリ国立高等音楽院で学び、昨年のデビューCD『テリュール』が芸術祭優秀賞を受賞した新鋭・徳永。二人はこの…

エドゥアルド・フェルナンデス(ギター)

ギターで辿るドイツとオーストリアの音楽  毎回、新鮮なテーマを切り口に行われるクラシック・ギターの祭典「Hakujuギター・フェスタ」。今年は「音楽の旅〜ドイツ・オーストリア」と題して開催される。そのフェスタに2008年以来、実に11年ぶりに登場するのがウルグアイ出身の世界的ギタリスト、エドゥアルド・フェルナンデスだ。…

【CD】パストラーレ J.S.バッハ作品集 6/福田進一

 ギター界の大家によるバッハの編曲ものシリーズが、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番、同パルティータ第2番を中心に編んだ本6作目をもってひとまず完結。聴きなれた旋律がヴァイオリンでは想像で補うよりない和声に支えられ、ポジションの複雑な切り替えもなんのその、抜群の安定感で聴き手を包み込んでいく。パルティータのジーグではそれ…

小林愛実(ピアノ)

モーツァルトは自分になじみ、自信の持てる作曲家の一人です  “神童”として早くから注目され、すでに盛んに演奏活動を行う中、高校3年でカーティス音楽院に留学した小林愛実。2015年にはショパン国際ピアノコンクールに挑戦してファイナリストとなった。現在23歳、ピアニストとして多様な経験を重ね、着実に音楽性を育んでいる。  …

荘村清志(ギター)

50年を経た今、内面から湧き出る音楽  今年デビュー50周年を迎えたギター界の第一人者・荘村清志。「50歳頃から脱力して弾けるようになり、内面的な表現力が出始めた」と話す彼は、5月にバッハ中心のアルバム『シャコンヌ』をリリースした。 「シャコンヌ(自身の編曲)は、基本的にオリジナル通り。音が減衰するギターでも、声やヴァ…