7/27(火)読売日本交響楽団

 

鈴木雅明(c)Marco Borggreve

 当初は山田和樹が指揮する予定だった公演。入国制限の都合で降板となったが、代わりに鈴木雅明がラフマニノフを振るというビッグ・サプライズ! 読売日本交響楽団とは、2000年の「マタイ受難曲」(メンデルスゾーン版)以来、共演を重ねるたびに相性の良さを示している間柄。「一度振ってみたかった」と語るラフマニノフの交響曲第2番。父親の影響で、雅明少年も子供の頃からよく聴いていたのだそう。一方のボロディンの代表作である交響曲第2番は鈴木のたっての希望で予定曲目を変更して実現。芸大作曲科の学生時代、師の矢代秋雄のもとでみっちり勉強した思い出の作品なのだとか。バッハの権威が紡ぎ出す濃厚なロマンティシズム。今年のサマーミューザの目玉公演になりそう!
文:宮本 明

【Information】

フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2021
読売日本交響楽団
これはサプライズだ!鈴木雅明の熱い夜!

2021.7/27(火)19:00 ミューザ川崎シンフォニーホール
(18:00開場/18:20~18:40 鈴木雅明によるプレトーク)

指揮:鈴木雅明
当初予定の指揮者から変更になりました

プログラム
ボロディン:交響曲第2番
ラフマニノフ:交響曲 第2番
当初予定の曲目から変更になりました

●ホール座席券

S席A席B席
一般5,000円4,000円3,000円
友の会4,500円3,600円2,700円

U25(小学生以上25歳以下):各席半額
※U25割引はミューザ川崎シンフォニーホールおよびチケットぴあで購入できます。
※未就学のお子さまはご入場いただけません。

●オンライン鑑賞券

一般  1,500円
友の会 1,350円

ライブ+アーカイブ配信
※アーカイブ配信は翌々日正午より開始
※ライブ配信は開場時間より開始

*詳細は下記ウェブサイトでご確認ください。
問:ミューザ川崎シンフォニーホール044-520-0200

https://www.kawasaki-sym-hall.jp/festa/calendar/detail.php?id=2915

特集:フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2021
昨年、コロナ禍において先陣を切って行われた大規模音楽祭、フェスタサマーミューザKAWASAKI。感染対策を徹底し会場に観客を入れ(1/3ほどに制限)、全公演のライブ配信も行った。あの時期に1人の感染者も出さず、17回におよぶオーケストラ公演を行ったことは世界的に見ても大きなチャレンジかつ実績となった。そのサマーミューザ、今年は20公演とさらにパワーアップして7月22日から8月9日まで開催される。9つの首都圏のオーケストラに加え、オーケストラ・アンサンブル金沢と京都市交響楽団が加わった豪華ラインナップ。もちろん今年も 生音+生配信。サマーミューザおなじみの人気企画、プレトークやプレコンサートの模様もライブ配信されるので、全国どこからでも音楽祭を楽しめる。暑い夏に熱いパフォーマンスを期待したい。