新日本フィルハーモニー交響楽団は1月3日のマルチアングル配信に続き、24日、高品質に特化した2つのシステムを用いた配信を同時に行う。
1つ目は、世界中の映画作品や劇場で採用されている立体音響技術「Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)」と7視点のマルチアングル映像による配信。2つ目は圧縮に伴う音質劣化のない高音質ロスレス・オーディオと、ハイレゾ・オーディオに対応したKORG社のインターネット動画配信システム「Live Extreme」によるもの。内容は、「つなぐ 250年前から明日へ『ベートーヴェン生誕250年記念 配信演奏会』」と題し、熊倉優指揮、清水和音のピアノで、「ピアノ協奏曲第4番」「交響曲第7番」などのオール・ベートーヴェン・プログラム。音響収録は、「深田ツリー」と呼ばれるマイク配置が独特なエンジニアの深田晃が担う。コロナ禍において、最新テクノロジーを用いオーケストラサウンドの魅力を発信していく新しいプロジェクトに注目だ。
新日本フィルハーモニー交響楽団
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