【座談会】オペラ《セヴィリアの理髪師の結婚》を語る

 「劇作家ボーマルシェの連作にもとづいたロッシーニ《セヴィリアの理髪師》とモーツァルト《フィガロの結婚》を関連づけ、上演機会が極めて少ない原作の戯曲に改めて光を当てつつ、オペラとしての音楽の魅力もあわせて表現したい」・・・
 昨春クラシック音楽界の話題をさらったオペラ《セヴィリアの理髪師の結婚》が今月26、27日、待望の再演を果たす。
 《セヴィリアの理髪師の結婚》は、気鋭の演出家、田尾下哲と家田淳が「伯爵夫人ロジーナが3年前の出来事を回想する形で、《フィガロ》のストーリー中に《セヴィリア》のエピソードを織り込む」かたちで創り上げた、まったく新しい一つのオペラ作品だ。
 上演を前に、演出の田尾下、家田、歌手陣から大沼徹(フィガロ)、与那城敬(伯爵/フィガロの結婚)、林よう子(マルチェリーナ)に集まってもらい話を聞いた。
(聞き手・構成:ぶらあぼ編集部 Photo:M.Terashi/TokyoMDE)

──《フィガロの結婚》と《セヴィリアの理髪師》、この二つの作品を関連づけ一つの作品にする。誰もがなし得なかった偉業にチャレンジされた田尾下さんと家田さんですが、そもそものお二人の出会いと、この話のきっかけは?

田尾下 家田さんと仕事するようになったのは、二期会創立60周年記念公演《カヴァレリア・ルスティカーナ/パリアッチ(道化師)》(2012年7月 東京文化会館)の時で、初めてお会いしたのが2011年でした。その後、商業ミュージカルの訳詞をお願いするなど、いろんな仕事を一緒にする中で、この上演には家田さんが適任と考え、お願いしました。
家田 声をかけていただいた時はもう会場も押さえてあって(笑)。電話がかかってきて「会場押さえたんだけどやらない?」と言われたんです。
田尾下 それはその通りなのですが(笑)。家田さんが引き受けてくださらなかったら、この演目にはならなかった。もちろん、選択肢としては《セヴィリアの理髪師の結婚》をやることが一番だったのですが、できなければその時は別の演し物になっていたでしょうね。クリエイティブパートナーがいないとできない状態でしたから。

田尾下 哲
──ということは、最初から田尾下さんのなかにはこの二つの作品を一つの舞台で上演したいというアイディアはあったわけですね。
田尾下 私の師匠のミヒャエル・ハンペ先生は「演出する際は必ず原作にあたりなさい」という方でした。《フィガロ》と《セヴィリア》、2つともボーマルシェの原作でありながら別々にやったら分からないところがいっぱいあるけれど、実は一緒にやったら面白いんじゃないか。いつか2つをくっつけてやってみたいと思っていたんです。
家田 私も何らかの形で原作とオペラを比較しながらやりたいと思っていました。
田尾下 知らないところで二人とも同じことを考えていた。《フィガロ》と《セヴィリア》をいっしょにする。皆さん思われることではないかと思います。

──演出プランはどのように作られたのでしょう?

家田 原作にあってオペラに書かれていないシーンの面白さや、原作の台詞がオペラではこうなっているんだ、という面白さを知ってほしいと考えました。もともと私はレクチャー形式という形で紹介、解説するコンサートをやってみたいと思っていたんです。ただ、田尾下さんからは“回想”でやりたいと言われましたので、それなら、ボーマルシェの原作を使って二つの作品をつないでいく形はどうかと。そこから始まりました。
田尾下 漠然と思っていたのは、《フィガロ》の伯爵夫人が第2幕冒頭“Porgi amor(愛の神よ 慰めを)”と嘆いて「昔はよかったのにな・・・」とつぶやくと《セヴィリア》が始まって・・・そこからいろいろあったけれど、「あなたはあれだけ熱烈に愛を語ったのに・・・」と伯爵夫人から言われた時に、《フィガロ》の第4幕終盤の伯爵の「Contessa perdono(伯爵夫人 私を許してくれ!)」に行きたいと思っていた。
家田 実際に書いてみると、“Porgi amor”から始めるのは構成的に難しかったので、みなさんが知っている《フィガロ》の冒頭から導入として始めた方が良いのではと思いました。
田尾下 フラッシュバックにしたかった。最初に《セヴィリア》をやって、単に時系列で「はい、その3年後です」というのではなく、《フィガロ》で始まり、《セヴィリア》に行って、何回か行き来しながら、最終的には《フィガロ》の大団円にいく。
家田 《セヴィリア》から《フィガロ》まで3年経ったというのも、原作のある部分を取り出すと、もしかしたら10年ではないかという考え方もありました。わりとボーマルシェはいい加減なので迷ったのですが、伯爵が「3年経つと結婚もときめきが薄れる」というような事を言うセリフがあったのでやはり3年だと考えました。
田尾下 たった3年だったのが衝撃ですよね。《フィガロ》は上演される機会が多いのですが、観ている人に「3年前は・・・」と思ってほしかったので、フラッシュバックして始まるというのはよかった。伯爵夫人は《セヴィリア》でのロジーナが最初は《フィガロ》のスザンナのようなキャラなのに、多くの舞台で《ばらの騎士》のマルシャリンのようになってしまっている。《フィガロ》の伯爵夫人は3年経ってもロジーナなんです。

家田 淳
──さきほど家田さんからボーマルシェの原作でつないでいく、というお話でしたが具体的には?

家田 オペラのレチタティーヴォの部分は原作の台詞とすごく似ているんです。その面白さを、オペラを知っている方には「原作にはオペラと同じこんな面白さがあるんだ」と、特に知ってもらいたいと思いました。話の筋が分かりやすいように、要点がわかるように、洒落た台詞やキーとなる台詞を抜き出して盛り込んでいきました。
 前回は回想したのが2回だったのですが、今回はちょっと構成を変えています。前回は休憩前の第1幕は《セヴィリア》の途中で終わったのですが、今回は音楽監督の根本さんから《フィガロ》に戻った方がよいのではという提案があったので戻るんですが、戻ると展開が大変なのです(笑)。でも、そこはねじ伏せてやってます(笑)。

──原作にあってオペラにない場面、たとえばどんなところでしょう?

家田 前からやりたかったのは、《フィガロ》の裁判のシーンの前に駄目判事とマルチェリーナとがやりとりする場面。判事が頓珍漢なことを言うのですが、オペラではカットされています。そこを前からどうしてもやりたかったんです。ボーマルシェはこの場面で、当時の役人が仕事ができないにも関わらずいかに搾取していたかを表現したかったらしいのです。伯爵やバジリオの書き方もそうですが、紹介したいと思っていれてみました。

──林さんは実際に昨年マルチェリーナ役で出演されています。その場面を演られたわけですが、どうでした?

林 過去に《フィガロ》で歌ったことのある役は伯爵夫人だったのですが、キャラを買っていただいたようで(笑)、マルチェリーナでお話をいただきました。実際にやってみると、とても面白かったですね。バジリオの升島さんがすごく面白くて、やりがいがありました。田尾下さんが顔の向きとか指示してくださり、顔の向きで声色や顔つきも変わるし、そのシーンは芝居だけだったのですが、ほんとうに面白かった。
田尾下 前回は勉強会をよくやりましたね。原作から分かることが何かを挙げて、皆とシェアしながら真面目に考えました。

林 よう子
──こうやってお話を聞いていると、原作に立ち返ることで見えてくるものがあるということですね。

田尾下 原作からではないと分からないことがありますよね。例えば《リゴレット》のチェプラーノ伯爵夫人はモンテローネの娘なのですが、それを誰も知らない。ヴィクトル・ユーゴーの原作は英、独語に訳されていないし上演もされないから誰も知らないんです。私はフランス人と一緒に仕事して知ったのです。フランチェスコ・マリア・ピアーヴェのオペラ台本だけ読んでいればよいと言うけれど、ヴェルディはユーゴーを絶対読んでいる。ヴェルディが読んでいるものをわれわれが読まない理由なんてない。
 スザンナがお金を持ってくる場面も、原作では伯爵夫人が渡しているのが分かる。伯爵夫人とケルビーノが過ちを犯すことがあるのを知らない方も多い。われわれが知っているべきことを知らない。
 例えば『ドラえもん』でも、長編だとのびたが鼻たれで変なやつだったりジャイアンも情に厚いいいやつなんだけど、スネオがあんなに嫌な奴だということも、意外にわからない。でも、普段テレビで放映されている『ドラえもん』を観ているわれわれはそれを知っている。ユーゴーやボーマルシェを知っていた人たちが観ていた時代の作品を現代に上演するにはどうしても原作の補足が必要になります。それを家田さんの台本が担っています。バジリオがマルチェリーナを熱烈に愛していることを知らないと、ともするとバジリオをゲイのキャラにして演出してしまうわけで。
家田 バジリオのいかがわしさがどこからきてるのか。原作の人物描写を読むと、彼はもともと聖職者だったことがわかります。それでは食えないから音楽教師をやりながら、その実は情報売り屋をやっているとか、だから音楽の知識もきっといいかげんで、そういうのもエピソードして書きたかった。
田尾下 でも、原作って難しいですよね。《ホフマン物語》の原作になってる戯曲のテキストは一般的にどこでも手に入らない。師匠のハンペ先生と、あのヴァルター・フェルゼンシュタインはその原作を元に、未完のホフマン物語を構成、演出したそうです。
 《運命の力》にしても、《カプレーティ家とモンテッキ家》にしても原作がある。《カプレーティ》の原作はシェイクスピアではないのは確かです。しかし、《カプレーティ》の原作は実はシェイクスピアも種本にしていて、ちゃんとバルコニーシーンがある。 
 2007年に日生劇場で演出した際、ある批評家に「《カプレーティ》にはバルコニーシーンはない、シェイクスピアじゃあるまいし」って批判されたんですが、原作にはちゃんとあるんです。当時の人たちはそれを知っててやってるわけです。当たり前のこととして。だからリサーチは必要。いま《ポッペアの戴冠》を調べていますが、本当に資料が少ない。でもできるだけ調べる。それがわれわれの仕事なんです。

──さて、今年は林さん含む昨年のメンバーに加えて、与那城さん大沼さんはじめ、新たなメンバーも登場します。与那城さん大沼さん、出演依頼をうけてどう感じました?

与那城 率直に、面白い試みだなあと思いましたね。2つの作品では伯爵のキャラがかなり違う。3年後にまさかこうなっているとは予想がつかないような変貌ぶり(笑)。しかも《セヴィリア》ではテノールでロジーナに甘い声で歌っているのが、《フィガロ》では低い声で怒鳴り散らかしているような人物になる。その変貌ぶりが一つの舞台に乗るというのは、面白いことだなと思います。
大沼 メンバー見ると森君とか凄そう(笑)
田尾下 バジリオンズの森君はすごいですよ!(笑)
林 笑いの技を1000個持ってるような感じ(笑)
与那城 イケメンで声が低い。ずるいですよね。
家田 バジリオンズの森君と升島君、このコンビはとにかく面白い!
大沼 私は前回もお声をかけていただいたのですが都合がつかず、二期会の《トリスタンとイゾルデ》の稽古をやっている時に家田さんが演出助手で入られていて、もう一回やるということで声をかけていただきました。
家田 《トリスタン》の稽古の最中に再演が決まり、大沼さんのクルヴェナールがあまりに素晴らしかったので声をかけました。大沼さんは舞台で柔軟な方で、その場その場の対応力、即興力が素晴らしい。舞台はその日その時々に生まれるものなので、その能力を買いました。
大沼 でも自分では《フィガロ》は避けてきていたんです。20代のころ失敗した経験もあり遠ざけていました。
田尾下 もったいないなあ。
大沼 ベルリンで観た際も、全部観られずに途中で帰りました。《フィガロ》は怖いんです。
家田 そんなこと一言も聞いてなかった。《フィガロ》のフィガロ役は《セヴィリア》のフィガロより声域が低いので、それを気にされてはいましたが。
大沼 確かに《フィガロ》のフィガロは低いですね。自分では遠ざけているフィガロですが、旧東ドイツでの僕の先生からは「おまえは絶対にフィガロだから」といつも言われてましたね。先生は演出家なのですが。
家田 演出家だからこそ、そうなんでしょうね。大沼さんはフィガロにキャスティングしたい歌手です。

──林さんは新メンバーを迎えてまた新たな気持ちで楽しみも大きいんじゃないですか?

林 メンバーや構成が変わるからこそ、もう一度新たにマルチェリーナを創っていきたいと思っています。私だからこそできるマルチェリーナをやりたいです。3年経ってフィガロはこんなに人が変わってしまう。だから私も昨年から1年経ったら違う面、ここが変わったねと言われたいし、前回と同じでここが面白かったねとも言われるように、演じたいです。
田尾下 三戸さんはこれまでに《セヴィリア》のバルトロを歌ったことがないそうですが、絶対にはまり役。どう演じるか、今から楽しみです。

──話をまた作品に戻しますが、いままで今回のような上演が難しかった理由は何でしょう?
田尾下 やはり「声」の問題だと思います。両作品で違う歌唱テクニックが必要なわけで、芝居だったらもっと早くできていると思います。タイプの違う音楽を同じ人にやってもらうのは大変なことだと思いますが、ロジーナとフィガロに関しては3年間で物語がどう変わったかを描きやすいし、理解されやすいと思います。

──二つの作品を同じ舞台でやる上で、演出の統一性など苦労されるところもあったのでは?
田尾下 お客様にいかにわかってもらえるかです。バルトロ、フィガロ、ロジーナは同じ方が演じる訳で、身体的に3年間の変化を描けるわけではないので、どうやって表現するかは試行錯誤しました。
家田 去年通してやってみて、これはロジーナの物語だなと思いました。彼女のジャーニーだと。彼女が体験することは、若くてすごくわくわくして初恋で結婚してみたら思っていたことと違った、という部分は誰でも共感できることだと思いました。その彼女の目線からみた際に、男性が変わるというのはありえること。こうなってしまったの?と彼女の目線から書くと成立している。

大沼 徹
──難しさという部分では、歌手の方々は台詞が日本語、歌が原語と使い分けなければならないですが。

大沼 喉の使い方が違う。台詞を盛り上げていって、そこから音楽につなげる、歌の声を創るという流れが難しいですね。同じ呼吸で話せて歌えれば、考える事は何もないのですが。
与那城 私が経験した原語と日本語のミックスは《メリー・ウィドー》くらいです。レチタティーヴォで歌うところが台詞になることで、急に景色がよくなる。日本人だからかもしれないけれど、ドラマが見えてくる。かゆいところに手が届くという感じがします。
大沼 ストレスがないですよね。
与那城 歌い手目線で言ったらやりづらいというのはあるかもしれないですが、お客様目線だと日本語になることで物語の流れがダイレクトに届く。そのことで、作品の理解が深まるお客様がいらっしゃると思います。
家田 一度日本語の台詞でやったことで次回原語でやるとき、より血肉として入るのではないかと。
林 日本語でいうことがどう考えても一番理解できる。
田尾下 他の言語でやったときに日本語でやったときの解釈は、もちろん言語体系が違うけれど、その体験は生きると思います。また、お客様にとって分かりやすい。芝居、ミュージカルもやっていて思うことですが、オペラは原語で歌われる方がきれいだし、訳詞は原語と違うと言われる方もいらっしゃいますが、日本語で歌われることで伝わる良さがあります。今回は歌に関しては訳詞の限界もあるので原語で、芝居を日本語でやることはこの形式ならば良いと思います。ただ、どの作品でもこの形でやりたいかと言われるとそうではありません。ただ意義はあると思います。

与那城 敬
──実際に昨年二つの作品を並べて上演してみて、何か発見はありましたか?

田尾下 いろんなところで2作品をやっているのですが、ロッシーニとモーツァルトを並べてみて、モーツァルトがこんなに新しいとは思いませんでした。一緒に同時にやってみて初めて、モーツァルトの革新性に気づきました。特別なことをやっている訳でもなく、特別な展開があったわけでもないですが、すごく新しく感じました。この言葉にこの音楽をつけるんだと、初めて気づきました。
 特に《フィガロ》のような作品はそうで、われわれの知らないことがある。でも作曲家は知っていた。楽譜にすべてが書かれてるとよくいいますが、当時の時代背景を知って楽譜を読むのとそうでないのとでは違ってくる。少なくとも楽譜にはそのヒントが書かれている。

──いよいよ再演です。

家田 私は《セヴィリア》のほうの演出を担当しているのですが、初演は立ち上げて3ヶ月くらいでやったので、ロッシーニの音楽のスタイルを十分に追求できなかった。ロッシーニとモーツァルトの音楽のスタイルは全然違う。演出する上で、その音楽を実現するために演技面、心理的にどうなっていくかを追求したい。今回は根本さんが音楽監督に入られて、新国立劇場でも両方の作品をやっていてスタイルをご存じなので、スタイルにあった演出をしたいと思っています。

田尾下 いろんなジャンルの演出をやってきて思うのは、歌手のみなさんにも一緒になって作っているんだと思ってやってもらいたいですし、お客様には、こんなにオペラって楽しいんだと感じていただき、今度は全幕観たいなと思ってもらえるようにしたいんです。この作品をきっかけに、未来のオペラファンが他の作品も観てもらえるようにしないと、これだけバーチャルなものが発達し楽しめる現在、オペラを古典として博物館的に上演するだけではオペラに未来はない。ただ声だけはどんなに機械が発達しても生でないと勝てないと思います。2つを一緒にすることでより《フィガロ》や《セヴィリア》に対する興味や視点が変わると嬉しいです。

オペラ《セヴィリアの理髪師の結婚》
作曲:ジョアキーノ・ロッシーニ/ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
歌詞:チェーザレ・ステルビーニ/ロレンツォ・ダ・ポンテ
原作:ピエール=オギュスタン・カロン・ド・ボーマルシェ

構成・演出:田尾下 哲/家田 淳
台本:家田 淳
音楽監督:根本卓也

衣裳・美術:塚本行子
照明:稲葉直人
舞台監督:亘理千草

CAST 1
8月26日(土)18:00

フィガロ:大沼 徹
スザンナ:山口清子※
伯爵(セヴィリアの理髪師):糸賀修平
伯爵(フィガロの結婚):黒田 博
ロジーナ:醍醐園佳
ケルビーノ:郷家暁子
バルトロ:三戸大久
マルチェリーナ:林 よう子
バジリオ:升島唯博、森 雅史
ピアノ演奏:高田絢子/矢崎貴子

※出演者変更※
田川聡美(8/26公演・スザンナ役)は、病気療養のため代わって山口清子が出演。

CAST2
8月27日(日)16:30

フィガロ:村松恒矢
スザンナ:今野沙知恵
伯爵(セヴィリアの理髪師):山本康寛
伯爵(フィガロの結婚):与那城 敬
ロジーナ:嘉目真木子
ケルビーノ:青木エマ
バルトロ:三戸大久
マルチェリーナ:磯地美樹
バジリオ:升島唯博、森 雅史
ピアノ演奏:高田絢子/矢崎貴子

合唱:和泉聰子/大澤 遥/小藤恵理子/冨岡由里弥/林 道代/古家未希/舛田慶子

2017年8月26日(土)18:00、27日(日)16:30
イタリア文化会館アニェッリホール
(東京都千代田区九段南2-1-30 東京メトロ東西線・半蔵門線 九段下駅より徒歩10分、半蔵門駅より12分)
予定上演時間(2時間45分を予定、途中休憩1回あり)
前売 4,500円 当日 5,000円 学生3,500円
チケット予約 figaro@noteweb.jp
http://tttc.jp/sevilla2017/

■オペラ《セヴィリアの理髪師の結婚》トレーラー