8/2(金)新日本フィルハーモニー交響楽団

井上道義(c)Yuriko Takagi

 今年いっぱいでの引退を明らかにしている井上道義が最後の登場!「ラスト・サマーミューザ」となる本公演は、長く良好な関係を保ってきた新日本フィルとの共演で、井上が最も得意とするマーラー、しかも一筋縄ではいかない大作、交響曲第7番「夜の歌」!暗くも美しい情趣を1時間近く重ねてきた後、終楽章で一変して“ちゃぶ台返し”的な狂騒に至る。変化に富み、ともすると聴き手が追い付けないくらいに感情の起伏のある楽曲だ。その振り幅の大きさは、井上自身の波瀾万丈の人生にも繋がるかもしれない。ここに懸ける思いがひしひしと伝わる平日昼公演、激アツの「夜の歌」になること間違いなし!

【Information】

新日本フィルハーモニー交響楽団
道義Forever 〜ラスト・サマーミューザ〜

2024.8/2(金)15:00 ミューザ川崎シンフォニーホール
(14:00開場/14:20~ プレコンサート)

指揮:井上道義

プログラム
〈トーク〉井上道義、『夜の歌』を語る
マーラー:交響曲第7番 ホ短調『夜の歌』

●ホール座席券

S席A席B席
一般6,000円5,000円4,000円
友の会5,400円4,500円3,600円

U25(小学生以上25歳以下):各席半額
※U25割引はミューザ川崎シンフォニーホールおよびチケットぴあで購入できます。
※未就学のお子さまはご入場いただけません。

*詳細は下記ウェブサイトでご確認ください。
問:ミューザ川崎シンフォニーホール044-520-0200

https://www.kawasaki-sym-hall.jp/festa/calendar/detail.php?id=3847

特集:フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2024
今年で20回目の開催となる日本最大級のオーケストラの祭典「フェスタサマーミューザ KAWASAKI」。ホスト・オーケストラの東京交響楽団をはじめとする首都圏の9団体に、初登場の佐渡裕&兵庫芸術文化センター管弦楽団、9年ぶりの吹奏楽企画となる「浜松国際管楽器アカデミー&フェスティヴァル ワールドドリーム・ウインドオーケストラ」を加えた全11団体が日替わりで登場。「夏音(サマーミューザ)!ブラボー20周年」を合言葉に熱き競演を繰り広げる。その他、小曽根真が次世代のミュージシャンたちと一夜限りのセッションを披露する「サマーナイト・ジャズ」、ライプツィヒ聖トーマス教会のオルガニスト、ヨハネス・ラングによる「真夏のバッハ」、ホールアドバイザー小川典子のライフワーク「イッツ・ア・ピアノワールド」と恒例企画も充実の内容。アニバーサリーにふさわしい珠玉の19公演。ぜひ会場で聴き比べたい。