「こども音楽フェスティバル」公式アンバサダー&配信番組総合パーソナリティに清塚信也が就任決定!

GWに親子で楽しめる全18公演開催

 子ども向けに企画されたクラシックの音楽祭としては世界最大級の「こども音楽フェスティバル」(主催:公益財団法人ソニー音楽財団、公益財団法人サントリー芸術財団)が、5月4日~7日にわたってサントリーホールほか周辺施設で開催される。2月28日、サントリーホール ブルーローズで記者発表が行われ、フェスティバル公式アンバサダーおよび無料ライブ配信番組「こども音楽フェスティバルオンライン!」総合パーソナリティに就任したピアニストの清塚信也が登壇した。

清塚信也

 このフェスティバルは、長年にわたり子どもたちに向けたプログラムを企画してきたソニー音楽財団と、“クラシック音楽の殿堂”であるサントリーホールを運営するサントリー芸術財団がタッグを組み、次世代を担う子どもたちの未来が音楽によって心豊かになることを目的に、青少年とクラシック音楽との新たな出会いの創出を目指す。両財団が音楽を通じた社会貢献活動の実績と、これまでの教育普及活動における独自のノウハウを生かし、4日間全18公演が予定されている。出演者はサントリーホール館長の堤剛をはじめ、N響のコンサートマスター篠崎史紀、小山実稚恵、角野隼斗ら人気ピアニスト、そしてベテラン指揮者の大友直人、沼尻竜典、オーケストラは東京フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団と、国内トップクラスの錚々たる顔ぶれが並び、子どもたちに質の高い音楽に触れてほしいという主催者の願いが伝わってくる。
 初開催となる今回のフェスティバルについて清塚は、公式アンバサダーとして様々なアプローチでその魅力を発信していきたいと語る。
「長年クラシック音楽の世界で活動してきましたが、これだけのスケールで開催される子どもたちのための音楽祭は未だ経験したことがないので、とてもワクワクしています。子どもたちには頭で考えずにまず音楽に触れてもらい、自然な気持ちで楽しんでもらう。オペラや交響曲といった本格的な演目を、一流アーティストによる演奏で体験できることは非常に大切です」

 さらに、全国どこでも気軽にフェスティバルを楽しめるよう、全18公演を無料でライブ配信する。「こども音楽フェスティバルオンライン!」という番組タイトルで、総合パーソナリティを清塚が務める。
「配信はこのフェスティバルの中でも大きく注目していただきたいところで、番組としての様々な仕掛けを凝らしたいと考えています。来場する子どもたちにも、配信を視聴する子どもたちにも、いつでも音楽はそばにいると信じてほしいですね。『クラシック音楽ってこんなに気軽に、こんなにすぐそばにあるんだ!』と親しみを持っていただけるよう、このフェスティバルを作り上げたいと思っています」

 会見の最後に、ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」を披露した清塚。演奏を終えて「少しでも多くの子どもたちにとって、このフェスティバルでの体験が、クラシック音楽って楽しいなと感じてもらえるきっかけとなれば」と、音楽の素晴らしさや魅力を発信していくアンバサダーとしての意気込みを語った。自身は初日の「オープニング・ガラ・コンサート」にナビゲーター&ピアノ演奏で出演予定。5月4日配信の「こども音楽フェスティバルオンライン!」には、お笑いコンビのかまいたちが出演し、より幅広い層の人々に向けてクラシック音楽の楽しさを伝えていく。

 新緑が美しいゴールデンウィーク、総勢300名を超える音楽家が集結し、0歳から入場可能なコンサートなど子どもの年齢に応じた多彩なプログラムが一日中繰り広げられる。親子でクラシック音楽を楽しみたいと願っていた子育て世代にとって待望の祭典がいよいよ実現する。

こども音楽フェスティバル
https://www.kofes.jp