2019年度武満徹作曲賞ファイナリスト決定

 1997年より始まり、2019年度で21回目を迎える武満徹作曲賞の譜面審査の結果が発表された。同賞は、毎年一人の作曲家が審査にあたるのが大きな特徴。19年はフィリップ・マヌリ(フランス)が審査員を務める。18年10月中旬から11月下旬にかけて譜面審査が行われ、世界31ヵ国・83の応募作品の中から4作品が選ばれた。19年6月の「コンポージアム2019」のなかで実施される本選演奏会でこの4作品が演奏され、受賞作が決定される。ファイナリストと作品名は以下の通り。

◎ツォーシェン・ジン(中国/1991年生):雪路の果てに
◎シキ・ゲン(中国/1995年生):地平線からのレゾナンス
◎パブロ・ルビーノ・リンドナー(アルゼンチン/1986年生):ENTELEQUIAS
◎スチ・リュウ(中国/1991年生):三日三晩、魚の腹の中に

武満徹作曲賞
http://www.operacity.jp/concert/award/