『池袋ウエストゲートパーク Song and Dance』が、12月23日から1月14日まで東京芸術劇場 シアターウエストで、1月19日から21日まで兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールで上演される。
『池袋ウエストゲートパーク Song and Dance』は、石田衣良の代表作で、2000年に宮藤官九郎が脚本を手がけテレビドラマ化された、小説『池袋ウエストゲートパーク』の舞台化。西池袋を舞台に、そこで巻き起こるさまざまな事件、若者たちのバトル、友情と裏切り等を描き出す。舞台化に向け3年前からワークショップを実施し、脚本と作詞はままごとの柴幸男、演出はKUNIOの杉原邦生、振付はダンスカンパニー「Baobab」の北尾亘と、若きクリエイターが集結した。
歌とダンスを中心とした舞台で、毎公演、舞台の幕開けと終盤で、2組のストリートダンスカンパニーが登場し、対立するチームの争いを描くダンスバトルシーンが見どころ。現在、このシーンに出演するストリートダンスカンパニーを募集中。応募締切は8月11日(必着)。応募の詳細は下記ウェブサイトよりご確認ください。
http://www.geigeki.jp/performance/theater157/
【コメント】
●原作 石田衣良より
今年は、ぼくのデビュー作『池袋ウエストゲートパーク』が刊行されてちょうど20年になります。
20年前の作品がいまだに読まれ続け、しかも今回ミュージカルになる。作者冥利に尽きます。
若い力が炸裂するステージを期待しています!
石田衣良
●演出 杉原邦生より
『池袋ウエストゲートパーク ソング&ダンス』は、2013年・15年度と2回にわたって上演の可能性を探るクリエーションワークショップを重ねてきました。
そして、今回いよいよ劇場公演としての上演が決定しました!
石田衣良さんの原作に描かれた〈池袋〉という名の〈世界〉は、20年前と何もかもが変わってしまったようでいて、何ひとつ変わっていない気がします。
だから、いまも読む人の心を掴んで離さないエネルギーがあるのです。
今回は初の劇場公演として、僕が絶大な信頼を置いているクリエイターと、フレッシュでパワー漲るキャストとともに、舞台でしか成し得ない新たな『池袋ウエストゲートパーク』をつくり上げます。
また、将来的には大劇場での上演も視野に入れ、池袋ウエストゲートパーク(池袋西口公園)前にそびえ立つ東京芸術劇場の看板演目のひとつになれるよう、この作品を成長させていければと思っています。
真冬の池袋でブチかまします!ぜひ楽しみにしていてください!!
【公演情報】
『池袋ウエストゲートパーク Song and Dance』
12/23(土・祝)〜12/28(木)、2018.1/4(木)〜1/14(日)
東京芸術劇場 シアターウエスト
2018.1/19(金)〜1/21(日)
兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
原作:石田衣良
脚本・作詞:柴 幸男
演出:杉原邦生
振付:北尾 亘