Tag Archive for 角田鋼亮

アーティストメッセージ(32)〜久保田 巧/角田鋼亮

久保田 巧(ヴァイオリン)  新型コロナの影響で3月後半から家でのレッスンができなくなりました。再開したら、3密を避け、風通し良く・・・? さあ、困った。今まで30年くらいの間の演奏会などの資料と思い出がぎっしり詰め込まれた部屋は、いつの間にか飽和状態、そう、とても風通しの悪い部屋になってしまっていたのです。しばらくは…

第14回 オーケストラの日 2020

春爛漫の上野でオーケストラ三昧の一日!  全国のプロ楽団などが加盟する日本オーケストラ連盟は、「ミミにイチバン!」の語呂合わせから、3月31日を「オーケストラの日」に制定。クラシック音楽をもっと楽しんでもらおうと、毎年、各地で工夫を凝らしたイベントを展開している。首都圏の13楽団が合同で開く「第14回 オーケストラの日…

明日を担う音楽家による特別演奏会

新鋭歌手たちが勢ぞろいする華麗なるステージ  「オペラ界の新星たち」を身近に感じたければ、3月5日の東京・初台に足を向けてみては? 文化庁の新進芸術家海外研修を終えた若手歌手による「明日を担う音楽家による特別演奏会」で、今年は7名が声を競うとのこと。まずはプログラミングにご注目を。オフェリの悲痛な〈狂乱の場〉とワーグナ…

角田鋼亮(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

「絵画」をキーワードとする入念のロシア・プロ  豊かな音響とともに、舞台の出演者との一体感も味わえる、ティアラこうとう大ホール。東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団はこの会場で「ティアラこうとう定期演奏会」を開催、お手頃な価格で名作を楽しめる好シリーズとして親しまれている。  11月末には、今年からセントラル愛知交響…

【CD】ラフマニノフ:交響曲第2番、モシュコフスキ:組曲「諸国から」/角田鋼亮&セントラル愛知響

角田鋼亮は管弦楽にオペラにと、着実にキャリアを積み上げている実力派だ。今年4月にセントラル愛知響の常任指揮者に就任。これはその記念演奏会の模様だが、両者は2005年より共演を重ねており、すでに十分な意思疎通が取れているようだ。ラフマニノフの交響曲第2番は落ち着いたリードで引き締まったサウンドを作り、丁寧に進める。旋律は…

第17回 東京音楽コンクール 第2次予選・本選

逸材たちのほとばしる感性と技巧を目撃する  覇気に満ちた、瑞々しい快演に触れられる、絶好のチャンスだ。芸術家としての自立を目指す可能性に富む新人音楽家を発掘し、育成・支援を行うことを目的に、東京都や東京文化会館(東京都歴史文化財団)が毎年開いている「東京音楽コンクール」。17回目となる今年は、木管・ピアノ・声楽の3部門…

【ゲネプロレポート】NISSAY OPERA《ヘンゼルとグレーテル》まもなく上演!

 NISSAY OPERA 2019 オペラ《ヘンゼルとグレーテル》(全3幕、日本語訳詞上演)が6月15日、16日に日生劇場で上演される。去る6月8日に行われた郷家暁子(ヘンゼル)&小林沙羅(グレーテル)組のゲネプロ(最終総稽古)を取材した。 (2019.6/8 日生劇場 撮影:寺司正彦)  本作は、グリム童話の同名作…

小林沙羅(ソプラノ)

“美しき日本の歌い手”が歌い演じるグレーテル役の魅力  現在、小林沙羅が日本のソプラノの中でひときわ輝く存在であることに異論を唱える人はいないだろう。透明感のある歌声とバレエで鍛えられた身体性に裏打ちされた豊かな表現力は、国内外を問わず多くの聴き手を魅了している。この3月にはロンドンのウィグモア・ホールで、「和」をテー…

東京シティ・フィルが2019-20シーズンラインナップ発表

 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団が2019-20シーズンの定期演奏会ラインナップを発表した。東京オペラシティとティアラこうとうで全13公演が予定されている。来季は、常任指揮者の高関健、桂冠名誉指揮者の飯守泰次郎に、首席客演指揮者の藤岡幸夫が加わった新体制。  新シーズンは、高関によるブルックナーの交響曲第1番(…

愛知県芸術劇場プロデュース モーツァルト オペラ《バスティアンとバスティエンヌ》

天才少年が書いた“愛の牧歌劇”を充実の布陣で  “神童モーツァルト”が12歳の時に書き上げた、全1幕のオペラ《バスティアンとバスティエンヌ》。少年ならではの初々しさに満ちながらも、端々に後年を思わせる熟達した作曲技法をのぞかせる佳品が、東海地区にゆかりのキャストと指揮者により、愛知県芸術劇場小ホールで上演(ドイツ語歌唱…