Tag Archive for 福井敬

神奈川県民ホール・オペラ・シリーズ2018 グランドオペラ共同制作 ヴェルディ《アイーダ》

一級の歌手たちと、バッティストーニの劇的かつ緻密な指揮  スペクタクルなオペラの代表格のように思われている《アイーダ》だが、実は作品のキモは若いカップルの静かな死にある。ただし、静けさを際立たせるためにも、「凱旋の場」をはじめスペクタクルな場面が輝いていなければいけない。そういうメリハリをつけるのに長けた指揮者の最右翼…

第23回 宮崎国際音楽祭

アジアの名匠たちが競演する華麗なステージの数々  23回目となる宮崎国際音楽祭(音楽監督:徳永二男)が4月28日から5月13日まで宮崎県内各所で開催される。今年は故アイザック・スターンが提唱した「アジアの演奏家の育成による、宮崎でしか聴くことのできない質の高い演奏会」という理念に立ち返って、優れたアジアの演奏家を招き、…

アンドレア・バッティストーニ (指揮)

 この10月、一大オペラプロジェクトが日本列島を縦断する。ヴェルディの《アイーダ》が、札幌にオープンする札幌文化芸術劇場hitaruのこけら落としを皮切りに、神奈川、兵庫、大分の4都市で計6回上演されるのだ。この各劇場と複数の団体が共同制作するグランドオペラの指揮を執るのは人気絶頂の若きマエストロ、アンドレア・バッティ…

グランドオペラ共同制作《アイーダ》制作発表

 3月6日、グランドオペラ共同制作《アイーダ》の制作発表会が都内で行われた。4つの劇場(札幌文化芸術劇場hitaru、神奈川県民ホール、兵庫県立芸術文化センター、iichiko総合文化センター)と3つの芸術団体(東京二期会、札幌交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団)の計7団体が共同で、ローマ歌劇場との提携のもと、ヴェ…

クラシカ・ジャパンが入会無料の会員サービスを開始!

 2018年1月1日に開局20周年を迎える、日本で唯一のクラシック音楽専門TVチャンネルクラシカ・ジャパンが、同日よりブランドロゴとブランディングワードをリニューアル。テレビ放送の枠組みを超えたクラシック音楽ファンのためのコミュニティー・メディアとして再スタートする。これに先がけ、去る12月18日から入会無料の会員制サ…

福井 敬 × アントネッロ スペシャル・リサイタル

日本の名テノールが聴かせるイタリア初期バロック歌曲の魅力  日本を代表する名テノールで、国内外の檜舞台で活躍を続ける福井敬が、リコーダー&コルネット奏者の濱田芳通が主宰する古楽アンサンブル「アントネッロ」と組み、イタリア初期バロックの名歌曲を集めたアルバム『アマリッリ麗し』(OMF)をリリース。記念のスペシャル・リサイ…

第22回宮崎国際音楽祭

新たな企画も加わり、より多彩で充実した内容に  第22回目を迎える宮崎国際音楽祭。今年も豪華で多彩なプログラムが用意されているが、それを支えているのは最初の年から続く“骨太”な考え方なのだと思う。教育、アジアとの連携、一流の演奏家との交流。そうした意図が隅々にまで感じられるプログラムだ。 豪華アーティストが集結するメイ…

浜離宮アフタヌーンコンサート 福井 敬(テノール) × 横山幸雄(ピアノ) 松本 隆・訳詞による シューベルト「美しき水車小屋の娘」

 福井敬と横山幸雄! このレアで豪華な顔合わせの「美しき水車小屋の娘」というだけでも必聴に値するけれど、それが松本隆訳の日本語版となれば期待値は最高ランクだ。熱心なクラシック・ファンなら「ああ、あれか!」と思い当たるはず。2004年にCDが発表されて話題になった企画が再現される。松本は、1970年前後にわずか数年だけ活…

いよいよ「びわ湖リング」が始動、来年3月に《ラインの黄金》上演

 びわ湖ホールが2017年より、ワーグナーの大作《ニーベルングの指環》を4年かけて連続上演する。いよいよ「びわ湖リング」のスタートだ。10月21日、3月に上演される序夜《ラインの黄金》の制作発表が行われ、山中隆(びわ湖ホール館長)、沼尻竜典(同芸術監督)、砂川涼子(フライア)、ヴィタリ・ユシュマノフ(ドンナー)、清水徹…

【GPレポ】福井敬&池田香織《トリスタンとイゾルデ》〜東京二期会

 9月10日に開幕する、東京二期会のワーグナー:楽劇《トリスタンとイゾルデ》。東京二期会の長い歴史にあって、今回が初の上演となる。  ライプツィヒ歌劇場と提携しての本公演に向けたGP(最終総稽古)から、オール日本人キャストの福井敬&池田香織組の稽古の様子をご紹介。 (2016.9.9 東京文化会館 Photo&#038…