Tag Archive for 神奈川フィルハーモニー管弦楽団

クラシック・ヨコハマ 生きる 〜2020 X’mas 若い命を支えるコンサート

ベテランとフレッシュな若手たちが音楽でエールを送る  第一線の演奏家による名演を通じ、小児がんと闘う子どもたちを支援しようと開かれている「クラシック・ヨコハマ 生きる〜若い命を支えるコンサート〜」。聖夜を前に開かれる今回は、「2020 X’mas 若い命を支えるコンサート」と題し、チェロの山崎伸子やピアノの小林愛実らが…

【ゲネプロレポート】グランドオペラ共同制作《トゥーランドット》

「オペラが帰ってきた!」ことを実感できる絢爛たる舞台、声、ダンス  プッチーニの絶筆となったオペラ《トゥーランドット》。アリア〈誰も寝てはならぬ〉の存在と相まって知名度の高い人気作だが、なかなか複雑な作品である。女奴隷のリューが主人のカラフを守るために自害する場面までを作曲してプッチーニが急死してしまい、残りはアルファ…

神奈川フィルが2021-22シーズンプログラムを発表

 今年創立50周年の神奈川フィルハーモニー管弦楽団が、2021-22シーズンのプログラム発表記者会見を9月16日に神奈川県民ホール小ホールで行った。登壇者は、理事長・上野孝、専務理事・櫻井龍一、音楽主幹・榊原徹、常任指揮者・川瀬賢太郎の4名。 (2020.9/16 神奈川県民ホール小ホール Photo:F.Iida/T…

福井 敬(テノール)

困難に立ち向かう王子カラフの勇気と愛を歌う  新型コロナウイルス感染症のためにしばらく沈黙していた日本のオペラ界だが、徐々に公演を再開しつつある。今年のグランドオペラ共同制作は、神奈川・大分・山形でプッチーニ畢生の傑作《トゥーランドット》を上演すると発表された。王子カラフを歌うのは、日本のトップ・テノール福井敬である。…

沼尻竜典が神奈川フィル音楽監督に就任

 神奈川フィルハーモニー管弦楽団は、2022年4月より沼尻竜典が音楽監督に就任することを発表した。任期は25年3月末までの3年間。  沼尻は、1990年にブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し、以後ロンドン響、ベルリン・ドイツ響、N響など著名なオーケストラと共演。オペラ指揮者としては、リューベック歌劇場音楽総監督を務め…

フェスタサマーミューザKAWASAKI 2020

リアル・コンサート+ライヴ配信のハイブリッド 新しい“音楽の祭典”が実現  コロナ禍で川崎恒例の“夏の音楽祭”はどうなるのか。多くの聴き手がその動向や決定を心待ちにしたことだろう。毎夏、首都圏のオーケストラなどが次々に登場する「フェスタサマーミューザKAWASAKI」も、今年のポスターに夏仕様で登場した4人の作曲家たち…

クレア・フアンチ(ピアノ)

注目のピアニストがベートーヴェン・イヤーに奏でる希少な協奏曲  クレア・フアンチは2011年のミュンヘン国際音楽コンクールで最年少にして第2位を獲得、18年にはチューリヒで行われたゲザ・アンダ国際ピアノコンクールで優勝を果たしたピアニスト。ドイツを中心に世界中で数々の演奏会や音楽祭に出演し、ショパンにラフマニノフからス…

【7/28】川瀬賢太郎(指揮)神奈川フィルハーモニー管弦楽団

 今年創立50周年の節目を迎えている神奈川フィル。次代を担う若手世代の川瀬賢太郎が常任指揮者に就任して7年目。毎回の定期でも、選曲の面白さと新鮮な演奏で活動の充実ぶりを示している。  そんな神奈川フィルが聴かせるのはドヴォルザークとバッハ。ドヴォルザークの「管楽セレナード」に続いてバッハの「2つのヴァイオリンのための協…

【8/6】渡邊一正(指揮) 神奈川フィルハーモニー管弦楽団

 これも「出張サマーミューザ@しんゆり!」として予定されていた公演のお引越し。「@しんゆり!」の恒例が、協奏曲三昧のコンサート。今年はベートーヴェンのピアノ協奏曲3曲という大型企画で、3世代のソリストたちが顔を揃えた。指揮は渡邊一正。  協奏曲第1番を弾くのは、昭和音大4年生の黒木雪音。昨年の第43回ピティナ・ピアノコ…

動き出す日本のオーケストラたち(1)〜様々な課題に取り組み、待望のコンサートを再開

 新型コロナウイルス問題で2020年3月末から公演中止&延期を余儀なくされていた日本のオーケストラが動き出した。密閉、密集、密接の「3密」の条件に照らすと、オーケストラ演奏会では客席だけでなく、舞台上に所せましと並ぶ楽団員の感染リスクも軽視できない。東京都交響楽団(都響)が科学者や医師も交えた公開試演会を6月半ばに開い…