Tag Archive for 椿姫

METライブビューイング2018-19

悲恋からスペクタクルまで ――今年も見どころ満載の華麗なるラインナップ  まだ43歳という若きヤニック・ネゼ=セガンを新音楽監督に迎えたいま、世界一の規模を誇るオペラハウスに文字通りの新風が吹き込んでいる。ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場では公演を日々行いながら、“METの豪華なステージングを世界の隅々まで届ける”M…

ローマ歌劇場記者会見

 開幕を4日後に控えた9月5日、ローマ歌劇場日本公演の記者会見が開催された。芸術監督のアレッシオ・ウラッド、《椿姫》指揮者のヤデル・ビニャミーニ、ヴィオレッタ役のフランチェスカ・ドット、アルフレード役のアントニオ・ポーリ、《マノン・レスコー》指揮者のドナート・レンツェッティ、演出家のキアラ・ムーティ、待望の初来日となっ…

藤沢市民オペラ 2018-2020シーズン 藤原歌劇団招聘公演《椿姫》

上質なイタリアと、中村恵理の世界水準のヴィオレッタ  数々の意欲的な上演で知られ、以前から遠方にもファンが多かった藤沢市民オペラだが、2015年に指揮者の園田隆一郎を芸術監督に迎え、さらに一皮も二皮もむけた。主にイタリアで活躍していた園田が作る音楽は、様式感が確かで精緻に構築される。そのうえイタリア人が指揮するように、…

ローマ歌劇場 2018年 日本公演

話題の女性演出家が描くプリマドンナ・オペラ2編 ソフィア・コッポラとキアラ・ムーティの美しき手腕  ローマ歌劇場はイタリアが誇る名門オペラ・ハウスのひとつ。1890年初演のマスカーニ《カヴァレリア・ルスティカーナ》も、1900年のプッチーニ《トスカ》もこの歌劇場から世に羽ばたいた。戦前には王立歌劇場と銘打たれ、かの大指…

【会見レポート】ハンブルク・バレエ団日本公演まもなく開幕!

 バレエ界の“生きるレジェンド”、ジョン・ノイマイヤー率いるハンブルク・バレエ団が、2月2日より東京と京都で公演を行う。これに先立ち1月29日、ノイマイヤーと同団プリンシパルのアレクサンドル・リアブコ、アレクサンドル・トルーシュが登壇し、開幕記者会見を行った。 (2018.1/29 東京都内 Photo:J.Otsuk…

ハンブルク・バレエ団 2018年日本公演 作品の見どころ

『椿姫』 『ニジンスキー』ガラ公演〈ジョン・ノイマイヤーの世界〉  “魂のための極上の食事”というものがあるなら、ジョン・ノイマイヤー率いるハンブルク・バレエ団の舞台は、まさにそれだろう。高度な技術で磨かれたダンサーたち、どっしりした全幕作品のボリューム感、振付や演出のすみずみまで行き渡る鋭敏で繊細な感性。舞踊史に残る…

ジョン・ノイマイヤー(ハンブルク・バレエ団芸術監督、振付家)

バレエ界の鬼才が語る3つの傑作、そして現在  現代バレエの振付家のなかでも、ジョン・ノイマイヤーほど人気の高い振付家も少ない。端正で繊細な振付。重層的な構成を持つドラマティックな作品でありながら、難解ではなく、独特の抒情性がやさしく心の琴線に触れてくる。2015年には、現代バレエへの貢献を称えられ、権威ある京都賞が贈ら…

創立150周年記念 ウクライナ国立歌劇場 来日公演フェスティバル

─オペラ&コンサート&バレエ、総勢300名による怒濤の引越し公演─  世界に冠たる名門ウクライナ国立歌劇場が、創立150周年を記念して、これまでになく大規模な「来日公演フェスティバル」を行う。同劇場が誇る[オペラ][オーケストラ][バレエ]が、各々極め付けの名作と150周年記念特別プログラムを披露する陣容は、実に多彩か…

新国立劇場が開場20周年

《アイーダ》とカタリーナ・ワーグナーによる新演出《フィデリオ》で祝う  新国立劇場は、1997年10月に、團伊玖磨《建・TAKERU》(委嘱新作)の世界初演とともに開場した。つまり、今秋で20周年を迎える。  新シーズンは、新制作のワーグナーの《神々の黄昏》でオープニングを飾る。指揮は同劇場オペラ芸術監督の飯守泰次郎。…

パレルモ・マッシモ劇場

スター勢揃い!イタリア屈指の劇場が総力をあげての来日公演  今年最も話題のイタリア・オペラ公演といえば、6月に来日するパレルモ・マッシモ劇場だろう。シチリア最大の都市パレルモにそびえるイタリア屈指の劇場が、《椿姫》《トスカ》というイタリア・オペラの大人気作を、今望める最高のキャストで上演する。  マッシモ劇場の創設は1…