Tag Archive for 森雅史

演出家・田尾下 哲がオペラ《セヴィリアの理髪師の結婚》映像配信について語る(2)

 ロッシーニ《セヴィリアの理髪師》とモーツァルト《フィガロの結婚》を繋いでひとつの作品にする、という田尾下哲シアターカンパニーによる《セヴィリアの理髪師の結婚》。そもそも田尾下がこのアイディアを思いついたのには、どんな理由があったのだろうか。 「僕は師であるミヒャエル・ハンペから、オペラの演出をする際には必ず原作を研究…

演出家・田尾下 哲がオペラ《セヴィリアの理髪師の結婚》映像配信について語る(1)

 2016年に初演、翌17年に再演を行った田尾下哲シアターカンパニーによる《セヴィリアの理髪師の結婚》。ボーマルシェの連作小説に基づくロッシーニ《セヴィリアの理髪師》とモーツァルト《フィガロの結婚》をひとつなぎにしたオリジナルストーリーは大好評を博した。この4月には再々演が予定されていたのだが、新型コロナウイルス感染拡…

アンサンブル・ノマド 第67回定期演奏会

様々なめぐりあいが未知の音楽を生む  ギタリスト佐藤紀雄の呼びかけによって集まり、斬新なプログラムで活動を続けるアンサンブル・ノマド。その第67回定期演奏会は、フルート奏者で作曲家の木ノ脇道元によるプロデュースで開催される。  公演は「出会いVol.2 〜呼び交わす頌歌〜」と題され、マーラーと李白、藤倉大とディキンソン…

【記者会見】映画監督・河瀨直美がオペラ初演出、プッチーニ《トスカ》まもなく上演

 10月15日の新潟公演を皮切りに、東京、金沢、魚津、沖縄と全国5都市で上演される全国共同制作プロジェクト、プッチーニ:歌劇《トスカ》(新演出)。初日に向け稽古が進む中10月3日、演出の河瀨直美、指揮者の広上淳一と大勝秀也、ソリストらが出席し、記者会見を行った。 (2017.10/3 東京芸術劇場 Photo:J.Ot…

【座談会】オペラ《セヴィリアの理髪師の結婚》を語る

 「劇作家ボーマルシェの連作にもとづいたロッシーニ《セヴィリアの理髪師》とモーツァルト《フィガロの結婚》を関連づけ、上演機会が極めて少ない原作の戯曲に改めて光を当てつつ、オペラとしての音楽の魅力もあわせて表現したい」・・・  昨春クラシック音楽界の話題をさらったオペラ《セヴィリアの理髪師の結婚》が今月26、27日、待望…

河瀨直美(演出)

映画監督の視点で描く斬新な《トスカ》の世界  『萌の朱雀』(1997)がカンヌ国際映画祭でカメラドールを受賞し、『殯の森』(2007)で同映画祭の審査員特別大賞グランプリを獲得して、映像作家として国際的な評価を確立した河瀨直美がオペラ演出に初挑戦することになった。  劇作家サルドゥが女優サラ・ベルナールのために書き、プ…

映画監督・河瀨直美がオペラ初演出!〜全国共同制作プロジェクト プッチーニ:歌劇《トスカ》

 10月の新潟公演を皮切りに、全国5都市で上演される全国共同制作プロジェクト プッチーニ:歌劇《トスカ》(新演出)。6月16日東京都内で、演出の河瀨直美、指揮の広上淳一が囲み取材に応じた。 (2017.6/16 東京都内 撮影:青柳 聡)  カンヌ国際映画祭審査員特別大賞グランプリを受賞する等、日本が世界に誇る映画監督…

演出家・田尾下 哲が手がけるオペラ《セヴィリアの理髪師の結婚》

 オペラ《セヴィリアの理髪師の結婚》と聞いて、何を思い浮かべるだろう?    「そんなオペラあったっけ?」  「いやいや、単純に《セヴィリアの理髪師》と《フィガロの結婚》をまぜこぜにした新しいオペラだろ?」  「それってあたりまえ、というか、そもそも《フィガロの結婚》のフィガロって《セヴィリアの理髪師》に出てくるフィガ…

対談 野田秀樹(演出家)× 井上道義(指揮者)

全国共同制作プロジェクト モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》〜庭師は見た!〜新演出 野田流“ワークショップ”とは? 井上「野田さんがオペラをつくり上げるやり方はワークショップと言って、僕が経験したことのないものだけど、歌い手や役者がどんどんアイディアを出して、野田さんが出したアイディアもみんなで考える。時間はかかるけ…