Tag Archive for 吉田連

【ゲネプロレポート】NISSAY OPERA 2020 特別編《ルチア〜あるいはある花嫁の悲劇〜》

 11月14、15日、NISSAY OPERA 2020 特別編として、日生劇場でオペラ《ルチア〜あるいはある花嫁の悲劇〜》が上演される。公演に先立ち行われた森谷真理組の最終総稽古(ゲネラル・プローベ)を取材した。 (2020.11/7 日生劇場 取材・文・写真:寺司正彦)  もともとドニゼッティのオペラ《ランメルモー…

演出家・田尾下 哲がオペラ《セヴィリアの理髪師の結婚》映像配信について語る(2)

 ロッシーニ《セヴィリアの理髪師》とモーツァルト《フィガロの結婚》を繋いでひとつの作品にする、という田尾下哲シアターカンパニーによる《セヴィリアの理髪師の結婚》。そもそも田尾下がこのアイディアを思いついたのには、どんな理由があったのだろうか。 「僕は師であるミヒャエル・ハンペから、オペラの演出をする際には必ず原作を研究…

演出家・田尾下 哲がオペラ《セヴィリアの理髪師の結婚》映像配信について語る(1)

 2016年に初演、翌17年に再演を行った田尾下哲シアターカンパニーによる《セヴィリアの理髪師の結婚》。ボーマルシェの連作小説に基づくロッシーニ《セヴィリアの理髪師》とモーツァルト《フィガロの結婚》をひとつなぎにしたオリジナルストーリーは大好評を博した。この4月には再々演が予定されていたのだが、新型コロナウイルス感染拡…

高橋 維(ソプラノ)

変身願望の強いソプラノがルチア像をどう歌い演じるのか、必見の舞台  ソプラノの高橋維は、《魔笛》の夜の女王や《天国と地獄》のユリディスといった役柄で評価される、冴えた響きの美声でコロラトゥーラの技を操る期待の新星である。この11月には、日生劇場のドニゼッティ《ランメルモールのルチア》で政略結婚の犠牲になるヒロインのルチ…

愛知県芸術劇場プロデュース モーツァルト オペラ《バスティアンとバスティエンヌ》

天才少年が書いた“愛の牧歌劇”を充実の布陣で  “神童モーツァルト”が12歳の時に書き上げた、全1幕のオペラ《バスティアンとバスティエンヌ》。少年ならではの初々しさに満ちながらも、端々に後年を思わせる熟達した作曲技法をのぞかせる佳品が、東海地区にゆかりのキャストと指揮者により、愛知県芸術劇場小ホールで上演(ドイツ語歌唱…

下丸子うたの広場 2018〈秋〉 歌でめぐる世界の旅

平日の昼間に歌の世界めぐりはいかが?  客席で、ステージと一緒に口ずさむのも、大歓迎だ。実力派ピアニストで作曲家の山田武彦が進行も務め、「思い出の歌」「後世に伝えたい歌」を選りすぐり、平日昼間の60分間に凝縮した、癒しのひととき「下丸子うたの広場」。全4回の人気シリーズの第3回〈秋〉が11月に開かれる。  山田は200…

【GPレポート】東京二期会オペラ《ばらの騎士》

 明日開幕する、東京二期会オペラ《ばらの騎士》。本公演を前に行われた林正子&小林由佳&幸田浩子&妻屋秀和組のGP(ゲネプロ。最終総稽古)を取材した。 (2017.7.24 東京文化会館。 Photo:M.Terashi/TokyoMDE) 【第1幕】 【第2幕】 【第3幕】 【公演情報】 …

【ゲネプロレポート】東京二期会《ナクソス島のアリアドネ》Vol.2

 昨日11月23日(水・祝)に初日を迎えた東京二期会《ナクソス島のアリアドネ》。  ここでは22日に行われた2日目組(田崎尚美&菅野敦&清野友香莉組、24日と27日出演)のゲネプロ(最終総稽古)をご紹介。 (2016.11/22 日生劇場 Photo:J.Otsuka/TokyoMDE) 【関連記事】 ●【ゲネプロレポ…

【ゲネプロレポート】東京二期会《ナクソス島のアリアドネ》Vol.1

 11月23日(水・祝)より日生劇場で上演される東京二期会《ナクソス島のアリアドネ》。9月の《トリスタンとイゾルデ》に続くライプツィヒ歌劇場との提携公演第2弾で、カロリーネ・グルーバー演出、シモーネ・ヤング指揮。  21日に行われた初日組(林正子&片寄純也&髙橋維組、23日と26日出演)のゲネプロ(最終総稽古)をご紹介…

演出家カロリーネ・グルーバーが語る《ナクソス島のアリアドネ》

 11月23日に開幕する東京二期会オペラ劇場《ナクソス島のアリアドネ》は、プロローグと1幕からなるオペラで、前半の「前芝居」と後半の「オペラ」で構成される。あらすじはこうだ。  前半のでは、ウィーンの豪華な館で夜会の準備が行われている。館の主人が客をもてなすために用意した出しものはオペラ・セリア『ナクソス島のアリアドネ…