Tag Archive for 南紫音

アルカスSASEBOオリジナル室内オーケストラ チェンバー・ソロイスツ・佐世保

名手たちが集った上質なアンサンブルの悦楽  長崎県佐世保市で意欲的な自主企画を展開するアルカスSASEBO。その活動の柱のひとつが、2016年に結成された「チェンバー・ソロイスツ・佐世保」である。音楽監督は新日本フィルのソロ・コンサートマスターをはじめ各地の楽団で活躍する豊嶋泰嗣。国内外で活躍するソリストや、日本各地の…

ジュゼップ・ポンス(指揮) NHK交響楽団

名匠と新鋭が届けるラテンの香り  スペインからの熱い風が吹く。同国を代表する名指揮者ジュゼップ・ポンスとN響が、横須賀芸術劇場とかつしかシンフォニーヒルズを舞台に「オール・スペイン・プログラム」を披露する。プログラムには華やかで色彩感豊かな作品が並ぶ。ファリャの歌劇《はかない人生》から間奏曲とスペイン舞曲、ラロのスペイ…

billboard classics ナイマン、グラス & ラフマニノフ

 20世紀以降のいわゆる“現代音楽”においても、美しい旋律、心地よいハーモニーは絶えることなく希求されている。 “浸れるクラシック”を探しているリスナーにこそお勧めしたいのが、「ナイマン、グラス&ラフマニノフ」だ。  イギリスのマイケル・ナイマンは、同一のリズムパターン上で刻々と移り変っていくミニマル・ミュージックを映…

下野竜也(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

オペレッタ序曲特集で二人の作曲家のアニバーサリーを寿ぐ  東京シティ・フィル2月の定期演奏会は、下野竜也の指揮で、19世紀後半のウィーンに縁のある作曲家が取り上げられる。ウィーンでオペレッタが爆発的に流行したのは、1850年代後半にオッフェンバックの作品が上演されたことがきっかけ。その流行を受けて、スッペ、ミレッカー、…

第30回 北九州国際音楽祭 2017

 1988年に始まった「北九州国際音楽祭」が、今年遂に30回目を迎える。同音楽祭は、国内外の一流アーティストの招聘、オリジナル企画、若年者層向けの事業など、高品質かつバラエティ豊かな内容が魅力。記念イヤーの今回は、いつにも増して食指をそそられる。  海外からの目玉は、「ペトル・アルトリヒテル(指揮)チェコ・フィルハーモ…

【会見レポート】スヴェトラーナ・ザハーロワ『アモーレ』が9月、日本初演〜『トランス=シベリア芸術祭 in Japan 2017』

 ロシアの芸術文化海外発信プロジェクト「ロシアン・シーズン」および『トランス=シベリア芸術祭 in Japan 2017』の記者会見が、先頃ロシア大使館で開催された。会見にはロシア連邦副首相のオリガ・ゴロジェツ、ボリショイ劇場総裁のウラジーミル・ウーリン、ヴァイオリニストのヴァディム・レーピン、ボリショイ・バレエ プリ…

2016 北九州国際音楽祭

多彩な楽友たちが集う、北九州の秋の華やぎ  29回の歴史を誇る北九州国際音楽祭が、今年も充実の内容で開催される。テーマは「親愛なる、楽友たちへ──」。以下、多彩な公演の一部をご紹介しよう。  音楽祭のオリジナル企画の中でも大規模な公演が、『マイスター・アールト×ライジングスター オーケストラ』(10/16)。北九州市出…

大須賀恵里 ピアノ室内楽シリーズ Andiamo!第3回 〜未来を嘱望される若者たちを迎えて〜

4人の俊英たちとの饗宴  特に室内楽の分野で活躍し、「蓼科クロイツェル音楽祭」を主宰するなど、独創的な活動を展開しているピアニストの大須賀恵里。「Andiamo! (共に歩もう!)」と題して、“巨匠”や“仲間”と様々な共演者たちと繰り広げてきた室内楽シリーズも、第3弾でいよいよ最終章に。  今回は、将来を嘱望されている…

都響 × アプリコ 小泉和裕(指揮)東京都交響楽団 with 南紫音(ヴァイオリン)

名コンビで聴かせるドイツ音楽の神髄  2012年に大田区民ホール・アプリコで公演を行い、チャイコフスキーの「悲愴」を中心としたプログラムが大好評を博した小泉和裕&都響。あれから約2年を経て、名コンビがふたたびアプリコの舞台に帰ってくる。今回のメインは、ドイツ音楽の金字塔のひとつとして名高いブラームスの交響曲第1番。強い…