Tag Archive for 上岡敏之

沖澤のどか(指揮)

華やかなフレンチ・プロでオーケストラ定期デビュー!  ベルリンを拠点に創造の翼を広げようとしている沖澤のどかが、来たる9月、新日本フィルハーモニー交響楽団定期演奏会 ルビー〈アフタヌーン コンサート・シリーズ〉第33回の指揮台に立つ。同楽団2020/21シーズンの開幕、その一環を彩る親しみやすいフレンチ・プログラム。《…

【SACD】ブルックナー:交響曲第7番 /上岡敏之&新日本フィル

 上岡敏之の「ブル7」といえば、2007年ヴッパータール響との来日公演ではなんと90分をかけたが、12年を経て、音楽監督を務める新日本フィルとの再演は、多くの人のイメージに近い70分強に。もちろんテンポと演奏の価値は何ら関係ないが、今回実現した細かい彫琢と無理のない穏やかな呼吸感を聴くにつけ、上岡の解釈の深化と自信が2…

【CD】ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲/大江馨&上岡敏之&新日本フィル

 百花繚乱とも言いうる有望な若手ヴァイオリニストたちの中でも、その力量の点で最右翼の1人たる本年26歳の逸材、大江馨のデビュー盤はドヴォルザークの協奏曲。年齢に似合わぬ風格ある表情と類稀なる美音を駆使したその演奏は、「若手にしては・・・」などという留保抜きでこの曲の録音史に独自の地位を占める名演奏だと言って差し支えない…

【SACD】ブラームス:交響曲第1番 他/上岡敏之&新日本フィル

 すみだトリフォニーホールで毎年3月に開催される「すみだ平和祈念音楽祭」。東京大空襲で大きな被害を受けたこの地から、ここを本拠地とする新日本フィルがホール開館より実施してきた演奏会であるが、2018年は上岡敏之の指揮によってブラームスの交響曲第1番が演奏された。本CDはそのライヴ録音。これが非常にユニークな演奏で、極め…

上岡敏之(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

後期ロマン派から新ウィーン楽派へ―濃厚な色香漂う響き  1月の定期演奏会でシューベルトの交響曲第6番やメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」を演奏して、幸先の良い2020年のスタートを切った上岡敏之&新日本フィル。3月の定期演奏会でも、上岡が得意とするドイツ=オーストリア音楽を取り上げる。  プログラムは、ウェーベ…

【SACD】オペラ・イタリアーナ/上岡敏之&新日本フィル

 もしあなたがオーケストラは聴きに行くけれどオペラには関心がないのなら、音楽の愉しみの半分しか知らないことになる。そんな人にこそ聴いてほしい。ヴェルディを中心にイタリア・オペラから選りすぐった楽しくゴージャスな管弦楽曲が満載だ。伸び伸びと歌う旋律、絶妙のテンポ。身体にダイレクトに訴えかけてきて聴いているうちにむずむずと…

上岡敏之(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

新年の幕開けはイタリアにちなんだ作品で  上岡敏之と新日本フィルによる新年早々の定期演奏会は「イタリア」がテーマ。1曲目は昨年から続くシューベルト交響曲全曲シリーズのひとつ、交響曲第6番。シューベルトはイタリアとは縁が深い。宮廷楽長であったイタリア人のサリエリに作曲を学んだほか、当時ウィーンで大ブームを巻き起こしていた…

【SACD】ワーグナー:タンホイザー、トリスタンとイゾルデ、神々の黄昏、パルジファル/上岡敏之&新日本フィル

 ドイツの歌劇場でのキャリアが長い上岡敏之が、コンビを組んで3年目の終盤に手兵を指揮した、ワーグナー・プログラムのライヴ録音。弦と管が溶け合った柔らかなサウンドで流麗かつ濃密に表出された、日本では滅多に聴けないワーグナー演奏だ。全体に甘美な魅力が横溢。シンフォニックな起伏ではなく、“歌の抑揚”ともいうべきフレージングで…

新日本フィルが2020/21シーズンプログラムを発表

 新日本フィルハーモニー交響楽団が2020/21シーズンの定期演奏会プログラム速報を発表した。音楽監督の上岡敏之は、ブルックナーの交響曲第8番で開幕を飾る(2020.9/3,9/6)。そのほか、ドビュッシー「海」やプーランク、デュカスの作品を組み合わせたフランス・プロ(10/30,10/31)、旬のソリストを迎えてのマ…

上岡敏之(指揮)

新日本フィルは今、変わりつつあります  2019/20シーズンが始まる9月から新日本フィルの音楽監督就任4年目に入る上岡敏之。3年のコラボを経た今、彼はかなりの手応えを感じている。 「メンバーそれぞれが自分の音の最大限と最小限を見極めるようになり、段々と“大きな室内楽”が可能になってきました。自発性も生まれてきましたし…