Tag Archive for フルート

マチュー・デュフォー フルート・リサイタル

最高峰を極めた稀有の名手の至芸を堪能  ベルリン・フィル、シカゴ響の世界2大ヴィルトゥオーゾ楽団のトップを制覇した驚異のフルーティスト、マチュー・デュフォーが、この夏再びリサイタルを行う。  1972年パリ生まれの彼は、93年、弱冠20歳でトゥールーズ・キャピトル国立管の首席奏者に就任。96〜99年パリ国立歌劇場管のス…

夜クラシック Vol.21 上野星矢(フルート) ・ 吉野直子(ハープ)

“夜クラ”新シーズンはフレンチの名曲で開幕  実力派演奏陣が気さくなトークを交え、文京シビックホールの大ホールで得意な名曲の数々を披露する室内楽コンサート・シリーズ。開演時間が19時30分と遅めの設定で、平日の仕事帰りにも余裕を持って来場できることからも人気を博し、今回が21回目を数える。5周年を迎えたシーズンのオープ…

第10回 フルート・ライヴ in Hakuju 2019

唯一無二の響きを1日2公演で堪能  世界的奏者・工藤重典と、第一線で活躍する綺羅星のごとき名手たちがHakuju Hallに集うフルートの祭典「フルート・ライヴ」が、第10回を迎える。そこで今回は“10周年スペシャル”として、2時間半の拡大版コンサートの豪華2本立てで開催。20名のフルート奏者が、記念の舞台を華やかに彩…

【CD】山本裕之作品集 輪郭主義

 ある楽器がピアノの音に対して四分音をぶつけると、なぜか本来調律が固定されているはずのピアノの音が狂ったように「ずれて」聴こえる。この現象の追求のため山本裕之がベリオの「セクエンツァ」シリーズよろしく様々な楽器を用いて不定期な連作としたのが「輪郭主義」。実際、これを聴くと相当にたまげる。楽器によってその“狂い具合”に差…

雄大と行く 昼の音楽さんぽ 第17回 上野由恵(フルート) & 曽根麻矢子(チェンバロ)

バッハから細川俊夫まで〜多彩なメニューを満喫  平日昼間の60分、ランチや映画のように、気軽に演奏会が楽しめる「雄大と行く 昼の音楽さんぽ」。音楽ライターの山野雄大によるプレトーク(11:00〜)と共に、第一線奏者による名演を楽しく、深く味わえる好評シリーズだ。第17弾には、フルートの上野由恵とチェンバロの曽根麻矢子が…

工藤重典(フルート)

名匠二人の妙技とフルート・オーケストラの魅力  フルート界のトップランナー工藤重典が新譜『牧神の午後への前奏曲〜フルート・アンサンブルの愉しみ〜』をリリースした。工藤のソロによる「牧神」が初録音だというのもやや意外だったが、一方の注目が、ヴィヴァルディ「4本のフルートのための協奏曲」や、ハチャトゥリアン「剣の舞」など、…

【CD】リサイタル ライヴ・イン・コンサート 2018/ペーター=ルーカス・グラーフ

 1929年スイス生まれのフルート界の大重鎮的名手が、昨年89歳時に行った日本公演のライヴ録音。バロックから現代に至る重要作品で構成された内容は、往年の大家の余芸的なものではなく、第一線の奏者たる矜恃を保っている。演奏はどれも無駄な力が入らずして雄弁かつ瑞々しい。中でも無伴奏2曲の密度の濃さは驚異的だし、全体的な歌い回…

ペーター=ルーカス・グラーフ(フルート)

私にとって“音楽”とはフルートを演奏することです  魂を掴まれるような“凄演”とは、まさにこれだ。90歳にして、なお現役を続けるフルート界のレジェンド、ペーター=ルーカス・グラーフ。昨年8月に東京で開いたリサイタルのライヴ盤がリリースされる。バロックから現代に至る多彩な作品が、自在に吹きこなされ、「音楽は生きていなけれ…

【CD】王のためのコンセール〜フルート・バロック 名曲集Ⅱ〜/工藤重典

 日本を代表するフルートの名手、工藤重典の最新録音は、パリで活躍するアメリカ出身の鍵盤楽器奏者、シーゲルとの共演で、フレンチ・バロックを核に。ルイ14世への御前演奏に供された「コンセール」や、オペラ作品から抜粋された組曲での、しっかりした様式感に裏付けされた折り目正しい快演は、工藤ならでは。特に、舞曲のしなやかさには、…

第135回 スーパー・リクライニング・コンサート 梶川真歩 フルート・リサイタル

フランスの名旋律をたおやかな音色で  快適なリクライニング席に身を預け、心身ともにゆったりと音楽を愉しめる好評シリーズ「スーパー・リクライニング・コンサート」。今回は、ソロや室内楽、オーケストラで活躍するフルートの梶川真歩が、ピアノの工藤セシリアと共に登場し、没後100年を迎えたドビュッシーをはじめフランスの調べを、た…