Tag Archive for ピアノ

葵トリオ

ミュンヘン国際音楽コンクール優勝記念のアルバムを堂々リリース  昨年9月、超難関・ミュンヘン国際音楽コンクールのピアノ三重奏部門で優勝し、一躍、世界中の注目を集めてから約半年。ピアノ秋元孝介、ヴァイオリン小川響子、チェロ伊東裕による「葵トリオ」が、ハイドンとシューベルトを収録した新譜(マイスター・ミュージック)をリリー…

大谷康子(ヴァイオリン)

ヌヴーになりきって熱いメッセージを伝えたい  キエフ国立フィルハーモニー交響楽団と共演を重ねるなど、大谷康子の最近の国際的な活躍は目覚ましい。「今が青春のまっただ中」と語る彼女の新企画は、パリ音楽院教授で世界の名だたる演奏家と共演を重ねるピアノの名手、イタマール・ゴランと全国都市を巡るデュオ・リサイタル。航空事故により…

アンナ・フェドロヴァ(ピアノ)

世界から注目を集める新鋭ピアニストがロシアの名門楽団と共演    ウクライナ出身のアンナ・フェドロヴァは、数々のピアノコンクールにて優勝経験を持ち、オランダを拠点に国際的な活動を展開している逸材。今年の3月には、湯浅卓雄の指揮で神奈川フィルハーモニー管弦楽団とマイケル・ナイマンのピアノ協奏曲を演奏し、国内でも…

Hakuju サロン・コンサート vol.2 熊本マリ(ピアノ) スペインの熱い夜

スペインにまつわる美しき小品を集めて  マドリード音楽院、米ジュリアード音楽院、英国王立音楽院などで学び、2016年にデビュー30周年を迎えたピアニストの熊本マリ。国際的なピアニストとして活躍する他、明るいキャラクターや軽妙なトークでも人気だ。幅広いレパートリーをもち、様々な分野の著名人とのコラボレーションなど、多彩な…

【CD】マリンバのための協奏曲集/布谷史人

 世界的に活躍するマリンバ奏者布谷史人の新アルバムは、テイストの異なる3曲を収録。ヴィヴァルディの協奏曲はリコーダーのための可愛らしい曲だが、玉を転がすようなコロコロとしたマリンバの音色に移すという発想がうまくはまった一例。セジョルネの協奏曲は中低音域の深い音色が、弦のラテン風の情熱や哀愁に厚みを加える。布谷のために書…

【CD】フランク&ヴィエルヌ ヴァイオリン・ソナタ集/イブラギモヴァ&ティベルギアン

全編期待を裏切らぬ出来栄え。フランクは特に第1楽章が秀逸で、ゆったりと間を取ったティベルギアンの幻惑的な前奏に続き、イブラギモヴァが放つ香気漂う音色が素晴らしい。この楽章全体でデュナーミクをかなり抑え気味にしているが、終始ノーブルな表情を纏ったその演奏はあらゆる同曲の演奏中でも最高位に置かれるべきもの。本CDでもう1つ…

大澤美穂(ピアノ)

セカンド・アルバムは憧れの作曲家ショパンの名作を集めて  ピアニストの大澤美穂は桐朋学園大学、同大学研究科を経て、ブリュッセル王立音楽院を修了。ベッツィ・ディオングル賞ピアノコンクール(ベルギー)第1位や第10回園田高弘賞ピアノコンクール第2位をはじめ、国内外で多くの上位入賞を果たしている。幅広いレパートリーを活かした…

【CD】ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番/反田恭平

 変幻自在な表現力と深い精神性。左右の指がユニゾンで主題を奏でる、協奏曲冒頭の24小節を聴いただけで反田恭平の非凡さを思い知らされる。反田は高校在学中に日本音楽コンクールで優勝、現在はショパン音楽大学で学びつつ、精力的に演奏活動を展開する注目の俊英。かつてはサッカー少年で、手首を骨折した経験も。“英才教育”と無縁だった…

【CD】市川高嶺 ピアノ・リサイタル ―ライヴ イン 東京2018―

 桐朋学園大学、同大学研究科を終了後、パリ・エコール・ノルマル音楽院で研鑽を積んだ市川高嶺。本盤は、ソロはもちろん室内楽でも幅広く活躍する彼女が昨年の8月に東京文化会館で行ったリサイタルのライヴ録音となっている。バッハやシューマン、ドビュッシーなどバラエティに富む選曲で、市川の多彩なピアニズムが存分に味わえる。フランス…

伊藤 恵(ピアノ)

円熟の時を迎え、今ベートーヴェンの後期ソナタと向き合う  20年かけてシューマンのピアノ曲全曲を弾き、さらにそのあと約10年間シューベルトに取り組んできた伊藤恵が、現在あらためて向き合っているのがベートーヴェンのピアノ・ソナタだ。CDのリリースと並行して、昨年からベートーヴェンを中心とする年1回のリサイタル・シリーズ「…