Tag Archive for ピアノ

コンスタンチン・リフシッツ(ピアノ)

全身全霊をかけて挑むベートーヴェンのソナタ全32曲  2020年はベートーヴェン生誕250年にあたるアニヴァーサリー・イヤー。これを記念し、「天才」と称されるウクライナ生まれのピアニスト、コンスタンチン・リフシッツが首都圏8館でピアノ・ソナタ全32曲を演奏する「ベートーヴェンへの旅」と題したシリーズを行う。  リフシッ…

東 誠三(ピアノ)

心の奥底に響くラフマニノフとシューベルトの音楽  音楽のもつ瑞々しい生命力を伝える東誠三のピアノ。聴き手の心を揺さぶる彼の生演奏は、鋭い感性とともに、広く深い見識に裏付けされている。今年のリサイタル冒頭で取り上げるのは「鐘」の通り名でも知られるラフマニノフの前奏曲嬰ハ短調。この短い曲が愛される理由について、東は次のよう…

【CD】J.S.バッハ:パルティータ(全6曲)/野平一郎

 これまで、奏者としてだけでなく楽譜校訂者としてもJ.S.バッハの作品に向き合ってきた、ピアニスト、作曲家の野平一郎が、バッハにとって組曲創作の総決算だったと考えるパルティータ全曲を一夜で演奏した際のライヴ録音。一音ずつ大切に刻むように音が鳴らされ、“うまみ”が染み出すようなハーモニーが響く。野平自身ライナーで「作曲家…

エフゲニー・ザラフィアンツ(ピアノ) スペシャル・コンサート

独創的な感性で作品に新たな光を当てるピアニスト  1959年ロシア生まれのエフゲニー・ザラフィアンツ。国内の数々のコンクールで入賞しながらも、ソ連時代ならではの不遇の日々を送ったこともあった。しかし93年、30代になってから、プレトニョフの勧めで受けたポゴレリチ国際コンクールで第2位に入賞し、国際的な活動を始めた。頭脳…

【CD】ショパン:ワルツ集(全曲)/カール=アンドレアス・コリー

 これまでにショパンのマズルカ、ポロネーズ、ノクターン、エチュード、バラード&即興曲と、精力的にショパンの作品集をリリースしてきたスイス出身のカール=アンドレアス・コリーが、ワルツ全曲を録音した。なんといってもその柔らかな躍動感、ハーモニーの変化を繊細に捉えた移ろいゆく気分、そして旋律線どうしの立体的な表現が、聴く者の…

高橋優介(ピアノ/作曲/編曲)

コンポーザーピアニスト2人が合体、最強ユニットここに出現!  高橋優介は、上野学園高等学校を経て同大学音楽学部音楽学科演奏家コース、同大学専攻科で研鑽を積んだピアニスト。第10回東京音楽コンクールピアノ部門で18歳にして第1位及び聴衆賞を受賞し、注目を集めた。現在、ピアノソロはもちろん、アンサンブル奏者としても活躍して…

ベアトリーチェ・ラナ(ピアノ) リサイタル

有名指揮者の指名も多い注目の才媛が再来日  南イタリアの古都レッチェの音楽一家に生まれ育った、ピアニストのベアトリーチェ・ラナ。2012年浜松国際ピアノアカデミーのアカデミーコンクールで牛田智大と優勝をわけ、さらに翌13年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで銀メダルと聴衆賞に輝き、聴き手の心を掴むピアニストであ…

日本モーツァルト協会 第617回例会 フランソワ・デュモン(ピアノ)

モーツァルトの光と闇を映すピアノ曲の傑作を  旬の俊英が紡ぐ、天才作曲家のエスプリに触れたい。研究者や愛好家が集う日本モーツァルト協会は、第617回の演奏会(例会)に、フランス音楽批評家協会の新人賞を受賞するなど、注目度が際立つ実力派ピアニスト、フランソワ・デュモンを迎えて、3つのソナタをはじめ、珠玉のピアノ作品を聴く…

訃報:ピーター・ゼルキン氏

 現代を代表するアメリカのピアニスト、ピーター・ゼルキン氏が2月1日、ニューヨークの自宅にて膵臓がんのため死去した。72歳。  1947年生まれ。大ピアニスト、ルドルフ・ゼルキンを父に持ち、母方の祖父も往年の名ヴァイオリニスト、アドルフ・ブッシュという音楽一家に生まれたゼルキンは、父とミエチスラフ・ホルショフスキにピア…

モナ・飛鳥(ピアノ)

ベートーヴェン・イヤーにドイツの名門オケと「皇帝」に挑む  ドイツと日本にルーツをもち、ドイツの伝統を受け継ぎながら、独自の感性が光る演奏で活躍中のピアニスト、モナ・飛鳥。来年3月にはミュンヘン交響楽団と共に日本ツアーを行い、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」を各地で披露する。彼女はミュンヘンを拠点としており、…