Tag Archive for バスバリトン

イルデブランド・ダルカンジェロ(バスバリトン)

メフィストフェレスという悪魔は常に優雅でなければいけない  オペラ史上屈指の大ヒット作であり、グノーの甘い調べと「愛嬌ある敵役」メフィストフェレスの男の色気が際立つ《ファウスト》。9月にアントニオ・パッパーノ率いる英国ロイヤル・オペラ日本公演でこの悪魔役を演じる美男のバスバリトン、イルデブランド・ダルカンジェロが、音楽…

【CD】チマローザ:宮廷楽士長&ペルゴレージ:奥様女中/佐藤征一郎

 17〜18世紀のイタリアで、シリアスなオペラの幕間に息抜きとして上演され人気を博した「インテルメッツォ」。その有名な2作品に挑んだ、日本の名バスバリトン佐藤征一郎による絶頂期(1984年)のライヴ録音が登場。オーケストラの練習風景を各楽器奏者と格闘するマエストロの視点で描いた一人芝居《宮廷楽士長》はイタリア語、小間使…

アフタヌーン・コンサート・シリーズ 西村 悟(テノール) & 平野 和(バスバリトン)

男声の魅力に存分に酔いしれる  加速度的に快進撃を続ける大型テノールの西村悟と、ウィーン・フォルクスオーパーの専属歌手として活躍するバスバリトンの平野和のデュオ・リサイタル。平野はちょうど本誌が出る頃にもフォルクスオーパーで《フィガロの結婚》のタイトルロールを歌っているはずだ。二人はともに日本大学芸術学部出身の同窓生。…

ロベルト・ホル(バスバリトン)

シューベルトの“魔法の世界”を現出させる  現代を代表するバスバリトンとして、バイロイト音楽祭をはじめ檜舞台で大活躍する一方、特にシューベルトにおける繊細さとドラマ性を兼ね備えた表現で、最高のリート歌手とも称されるロベルト・ホル。優れた声楽家でもある異色のピアニスト、みどり・オルトナーをパートナーに「自然を描く幻想画家…