Tag Archive for ソプラノ

幸田浩子(ソプラノ)

ヒロインたちの人生を薔薇の花になぞらえて歌います  美しい花のようにあでやかな舞台姿と、月の光を思わせる涼やかな声音で客席を魅了する幸田浩子。日本オペラ界の最前線をひた走る名ソプラノが、この7月、紀尾井ホールの豊かな音空間のなか、まったく新しいステージを披露する。 「昨年、CDデビュー10周年かつ10枚目の記念盤として…

山響 さくらんぼコンサート2019 東京公演

新時代の到来を告げるオペラ・ガラ  山形交響楽団が毎年6月に開催している「さくらんぼコンサート」。“食と温泉の国のオーケストラ”のキャッチフレーズにふさわしく、ロビーで山形物産展も同時開催して人気のコンサートだ。  今年は、常任指揮者に阪哲朗が就任したことを記念してのオペラ・ガラで、人気のソプラノ森麻季と新進気鋭のバリ…

柴田智子(ソプラノ)

次代へ伝えたいフォルクローレの名曲たち──フィンジ〈武器よさらば〉を中心に  クラシカル・クロスオーヴァー歌手の草分け的存在であり、ジャンルの垣根を越えて“うた”に新たな生命を吹き込むソプラノ、柴田智子。ニューヨークを本拠地としてアメリカ音楽の魅力を伝える第一人者としても知られる彼女だが、6月のソロ・コンサートでは「ソ…

【CD】チマローザ:宮廷楽士長&ペルゴレージ:奥様女中/佐藤征一郎

 17〜18世紀のイタリアで、シリアスなオペラの幕間に息抜きとして上演され人気を博した「インテルメッツォ」。その有名な2作品に挑んだ、日本の名バスバリトン佐藤征一郎による絶頂期(1984年)のライヴ録音が登場。オーケストラの練習風景を各楽器奏者と格闘するマエストロの視点で描いた一人芝居《宮廷楽士長》はイタリア語、小間使…

森谷真理(ソプラノ)

サロメの言葉には嘘がなく、誠実で女性としての潔さを感じるのです  2006年、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場に《魔笛》の夜の女王で鮮烈なデビューを飾った森谷真理。逞しい声音を鋭く操り、コロラトゥーラ・ソプラノの道をひたすら歩むかと思いきや、19年の彼女はまったく違う境地に到達。日本では、東京二期会で6月に《サロメ》…

マリア・バーヨ(ソプラノ)

スペインのディーヴァが待望のソロ・リサイタル  「人生を深く知るがゆえの笑顔」──スペインの名ソプラノ、マリア・バーヨの明るい声音を聴くたびに、そう思わずにはいられない。質感が軽やかなのに客席の隅々まで響き渡る彼女の歌声は、爽やかさに満ちる一方で仄かな哀感も帯びるもの。夕陽を見つめる人の背中のように、“言葉にできない想…

村田 望(ソプラノ) ヴォーカルリサイタル Vol.10

バッハのカンタータからオペレッタ、ミュージカルまで色とりどりの歌を  モーツァルトのオペラへの出演から、宗教曲やオラトリオのソリスト、ミュージカルなど、幅広い舞台経験を持ちつつ、フリーアナウンサーとしてテレビやラジオのパーソナリティ、ナレーションなどでもマルチな才能を発揮するソプラノ、村田望。これまでに神奈川県民ホール…

小林沙羅(ソプラノ)

“美しき日本の歌い手”が歌い演じるグレーテル役の魅力  現在、小林沙羅が日本のソプラノの中でひときわ輝く存在であることに異論を唱える人はいないだろう。透明感のある歌声とバレエで鍛えられた身体性に裏打ちされた豊かな表現力は、国内外を問わず多くの聴き手を魅了している。この3月にはロンドンのウィグモア・ホールで、「和」をテー…

【CD】Bell Song〜鐘の歌/鈴木玲奈

 日生劇場《後宮からの逃走》(2016年)のブロンデ役で絶賛されて以来、活躍の幅を広げているコロラトゥーラ・ソプラノのデビュー盤。幕開けから難曲〈鐘の歌〉の高音を華やかに鳴り響かせたかと思うと〈ヴィラネル〉ではツバメになって大空を軽やかに駆け巡り、R.シュトラウス〈アモール〉の小悪魔的な愛の神に扮した後、トマの描くオフ…

〈エスポワール シリーズ 12〉Vol.1― 日本歌曲 嘉目真木子(ソプラノ)

人気シリーズに歌手が初登場! 声の魅力で迫る  オープン2年目から始まった〈エスポワール シリーズ〉は、「若手の発掘・育成」というトッパンホールのコンセプトをもっともよく反映した企画である。今後の活躍が期待される若手演奏家とホールが、共同で企画して全3回のコンサートを行う。これまでに同シリーズに登場したアーティストには…