Tag Archive for ソプラノ

【出演者変更】大村博美(ソプラノ) & アルベルト・ヴェロネージ(ピアノ)

“世界の蝶々さん”の声と表現に酔いしれる  数多いる日本人歌手のなかでヨーロッパで認められた人は、残念ながら少ない。例外の一人が大村博美である。評価の高いプッチーニ《蝶々夫人》はすでに世界各地で100回以上歌っており、昨年と今年はプッチーニの聖地にも呼ばれた。プッチーニが暮らしたイタリアのトッレ・デル・ラーゴにおけるプ…

柴田智子(ソプラノ/ヴォーカル) Intelligible/Free/Lovely 自由で素敵なコンサート〜発掘と再発見

ジャンルを超えてソウルフルな歌を!  演目が〈トゥーランドット〉〈アラジン〉〈ラ・ラ・ランド〉〈パプリカ(米津玄師)〉と並んでいて、何事かと驚いてしまいそうになったが、出演者の欄に柴田智子の名を見つけて納得した。レナード・バーンスタインからの助言でオペラに目覚め、日米などのオペラハウスで主役を演じてきた正真正銘の世界的…

天羽明惠(ソプラノ)

名門アンサンブルとの共演で映えるベルカント  この秋来日するイ・ムジチ合奏団とソプラノの天羽明惠が初めて共演する。 「あの『四季』のイ・ムジチとの共演と聞いて、何がいいかなと思い、ヘンデルとモーツァルトにしました。私自身はバロックのスペシャリストではなく、オールマイティに活動したいと思っていますが、バロック音楽は、戸田…

田中彩子(ソプラノ)

天から授かった類い稀な美声が人を幸せにする  ウィーンに居を構え、ヨーロッパを中心に南米など世界中で活躍するコロラトゥーラ・ソプラノの田中彩子。類い稀な高音と比類なきコロラトゥーラのテクニックで、名歌手エッダ・モーザーに「人生の中でそう聴けることのない素晴らしい声」と絶賛された経験を持つ。一度でも彼女の歌声を聴いた人な…

園田隆一郎(指揮)× 砂川涼子(ソプラノ)

日本を代表するロッシーニ歌手たちと指揮者が織りなすブッファの頂点  この9月、藤原歌劇団は、新国立劇場と東京二期会との共催でロッシーニ作曲《ランスへの旅》を上演する。藤原歌劇団がこの作品を取り上げるのは2006年、15年に続く3回目。15人を超えるキャストには、藤原歌劇団員だけでなく、二期会やその他の団体からもロッシー…

幸田浩子(ソプラノ)

ヒロインたちの人生を薔薇の花になぞらえて歌います  美しい花のようにあでやかな舞台姿と、月の光を思わせる涼やかな声音で客席を魅了する幸田浩子。日本オペラ界の最前線をひた走る名ソプラノが、この7月、紀尾井ホールの豊かな音空間のなか、まったく新しいステージを披露する。 「昨年、CDデビュー10周年かつ10枚目の記念盤として…

山響 さくらんぼコンサート2019 東京公演

新時代の到来を告げるオペラ・ガラ  山形交響楽団が毎年6月に開催している「さくらんぼコンサート」。“食と温泉の国のオーケストラ”のキャッチフレーズにふさわしく、ロビーで山形物産展も同時開催して人気のコンサートだ。  今年は、常任指揮者に阪哲朗が就任したことを記念してのオペラ・ガラで、人気のソプラノ森麻季と新進気鋭のバリ…

柴田智子(ソプラノ)

次代へ伝えたいフォルクローレの名曲たち──フィンジ〈武器よさらば〉を中心に  クラシカル・クロスオーヴァー歌手の草分け的存在であり、ジャンルの垣根を越えて“うた”に新たな生命を吹き込むソプラノ、柴田智子。ニューヨークを本拠地としてアメリカ音楽の魅力を伝える第一人者としても知られる彼女だが、6月のソロ・コンサートでは「ソ…

【CD】チマローザ:宮廷楽士長&ペルゴレージ:奥様女中/佐藤征一郎

 17〜18世紀のイタリアで、シリアスなオペラの幕間に息抜きとして上演され人気を博した「インテルメッツォ」。その有名な2作品に挑んだ、日本の名バスバリトン佐藤征一郎による絶頂期(1984年)のライヴ録音が登場。オーケストラの練習風景を各楽器奏者と格闘するマエストロの視点で描いた一人芝居《宮廷楽士長》はイタリア語、小間使…

森谷真理(ソプラノ)

サロメの言葉には嘘がなく、誠実で女性としての潔さを感じるのです  2006年、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場に《魔笛》の夜の女王で鮮烈なデビューを飾った森谷真理。逞しい声音を鋭く操り、コロラトゥーラ・ソプラノの道をひたすら歩むかと思いきや、19年の彼女はまったく違う境地に到達。日本では、東京二期会で6月に《サロメ》…