Tag Archive for いずみシンフォニエッタ大阪

CD『西村朗 四神/インデアミューレ+いずみシンフォニエッタ大阪』

 「四神」は音域の違う4種のオーボエ属楽器を楽章ごとに吹き分けるという、奇想天外のアイディアが聴かれる。四季と結びついた禍々しい神獣を、ヴェテランのオーボエ奏者トーマス・インデアミューレがグリッサンドや微分音程も駆使して描き分ける。「沈黙の秋」では、どこか物悲しい表情を湛えたオーボエがピアノ(岡田博美)と対峙しながら、…

いずみシンフォニエッタ大阪が超絶のコンチェルトを一挙上演

 いずみシンフォニエッタ大阪が7月15日、協奏曲を特集する。題して、「超絶のコンチェルト–めくるめく競演」。指揮は同団2度目の登場となる下野竜也。  前半は、楽団メンバーの上田希(クラリネット)、呉真一(トロンボーン)、古部賢一(オーボエ)がソリストとして登場、尹伊桑:クラリネット協奏曲(1981)、松本直…

下野竜也(指揮) いずみシンフォニエッタ大阪

“凄腕”奏者たちが挑むオリジナリティ溢れる協奏的作品  いずみシンフォニエッタ大阪の演奏会は毎回楽しみにしている。年2回の公演で、新作と現代音楽の話題作が生きのいい優れた演奏で披露されるからだ。今回のテーマは「超絶のコンチェルト─めくるめく競演─」。いずみシンフォニエッタは猛烈な技巧もモノともしない中堅若手のソリスト集…

太田真紀(ソプラノ)

西村朗とルチアーノ・ベリオの世界を求めて  現代音楽の演奏を主な活動に掲げ、腕ききたちが顔を揃える「いずみシンフォニエッタ大阪」。2月の定期では、音楽監督・西村朗の室内交響曲第5番「リンカネイション」を初演する。“輪廻転生”を主題に、西村の室内交響曲で初めて人の声を伴う本作品は、ちょうどこの号が出る頃に完成予定だ。その…

飯森範親(指揮) いずみシンフォニエッタ大阪

親子で楽しめる“現代音楽”  「現代音楽はコワくない」と、その魅力を紹介し続けている大阪・いずみホールの座付き楽団、いずみシンフォニエッタ大阪(ISO)。今回は、国際的に活躍するチェロの丸山泰雄と、現代作品の名手として知られるピアノの永野英樹を招き、飯森範親指揮で川島素晴の「セロ弾きのゴーシュ」を、同じ編成のサン=サー…

【WEBぶらあぼ特別インタビュー】吉松隆(作曲)自作を語る〜新譜インタビュー

 当代屈指の人気作曲家・吉松隆の12年ぶりの新作交響曲=第6番「鳥と天使たち」が、CDリリースされた。今回は、約50分の大作だった第5番に比べると短い、1管編成のコンパクトな作品。「CD5枚分の音楽を書いた。これってベートーヴェンの交響曲全集と同じですよ(笑)」と語る2012年のNHK大河ドラマ『平清盛』の反動か?はた…