明日のオーケストラ界を担う若者たちのフレッシュな演奏に接することができるのもサマーミューザの楽しみのひとつ。ミューザのお膝元・川崎市に本部キャンパスを構える昭和音楽大学と洗足学園大学の2つの音楽大学のコンサートは毎年の恒例だ。今年は残念ながら洗足の公演は中止されたが、ライバルであり音楽仲間である昭和音大の学生たちが、彼らの思いも音に込めて、熱い演奏を聴かせてくれるはず。
指揮は田中祐子。学生たちにとってはよき先輩というべき世代。パリで腕を磨く田中が、瀟洒なフランス音楽の香りを運んでくる。イベールの「室内小協奏曲」でサクソフォンのソロを吹く小荒井千里は、複数のコンクールで好成績をおさめている注目株。現在昭和音大大学院在学中だ。真夏のフレンチでおしゃれな一夜を。
文:宮本 明
【Information】オンライン無料
フェスタサマーミューザKAWASAKI 2020
昭和音楽大学
女神(ムーサ)たちのフレンチ~夏の香りを添えて
2020.8/5(水)18:30 ミューザ川崎シンフォニーホール
(17:30開場)
出演
指揮:田中祐子
サクソフォン:小荒井千里*
プログラム
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
イベール:室内小協奏曲*
モーツァルト:交響曲 第41番ハ長調 K.551「ジュピター」
※当初発表の曲目から変更になりました(7/17更新)
一般 | 1,000円 |
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一般発売:7/17(金)10:00〜
*ミューザ友の会先行抽選販売で売り切れの場合は一般発売はありません。オンライン鑑賞券をお買い求めください。
●オンライン鑑賞券
一般 | 無料 |
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*詳細は下記ウェブサイトでご確認ください。
問:ミューザ川崎シンフォニーホール044-520-0200
https://www.kawasaki-sym-hall.jp/festa/