フェスタ サマーミューザ KAWASAKI2017が今年も開催

 2005年にスタートし、「音楽のまち・かわさき」の夏の風物詩としてクラシック・ファンの間でもおなじみのイベントとなっている『フェスタ サマーミューザ KAWASAKI』が7/22(土)〜8/11(金・祝)に開催される。

3月29日の会見から。左より)大野順二(東京交響楽団専務理事・楽団長)、秋山和慶(指揮者/ミューザ川崎シンフォニーホール チーフアドバイザー)、小川典子(ピアニスト/同ホール・アドバイザー)、福田紀彦(川崎市長)、松居直美(オルガニスト/同ホール・アドバイザー)、佐山雅弘(ジャズピアニスト/同ホール・アドバイザー)、吉井實行(日本オーケストラ連盟専務理事)
Photo: I.Sugimura/Tokyo MDE

 13年目となる今年は、オープニングとフィナーレで演奏するホストオーケストラの東響をはじめ、東京シティ・フィル、都響、東京フィル、N響、読響、神奈川フィル、日本フィル、洗足学園ニューフィルハーモニック管、昭和音楽大学の10団体のほか、特別参加オーケストラとしてオーケストラ・アンサンブル金沢(以下、OEK)、PMFオーケストラ、新日本フィルの3団体も加わり、それぞれ多彩な内容の公演が予定されている。会場はミューザ川崎シンフォニーホールと昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ(7/30,8/6のみ)。
 会見の席で、福田紀彦川崎市長は次のように期待を述べた。
「サマーミューザは、13のオーケストラをはじめ、市内の洗足学園音楽大学、昭和音楽大学のオーケストラが参加する、川崎の夏を代表する音楽祭として定着している。今年のキャッチコピーは『気分奏快!』。音楽愛好家から、これまで音楽に縁のなかった方にも楽しんでもらえるプログラムになっている。ミューザ川崎は、音楽による地域の活性化を評価され、平成28年度の地域創造大賞を受賞した。この夏の祭典を通じて、より一層、街や人を元気にしたい。来場者のリピート率が非常に高いと聞いている。今年も、キャッチコピーの通り爽やかで熱い21日間になると思う」
 また、ミューザ川崎 チーフアドバイザーを務める指揮者の秋山和慶は、「13回目を数え、年々レパートリーも楽団のバラエティも充実してきている。今年はOEKやPMF、そして久石譲さんが振る新日本フィルと、新たな魅力も加わった。ホールのアドバイザーを務める松居さん、小川さん、佐山さんによる変化に富んだプログラムも予定されているので、ぜひたくさんの方に来場してほしい」と語った。
 各公演の詳細については下記ウェブサイトを参照のこと。チケットの一般発売は4月27日(木)。

フェスタ サマーミューザ KAWASAKI2017
7/22(土)〜8/11(金・祝) ミューザ川崎シンフォニーホール、昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ
http://www.kawasaki-sym-hall.jp/festa/